日本海ヒラメ釣り2連戦へ。大逆転の1枚でヒラメ尽くしを味わう!

当ブログの読者投稿にも何度か登場し、すっかりシーズンインを迎えた”ヒラメ”。

サクラマスもそろそろ一段落してきたということもあり、25~26日の二日間に渡って狙ってみることにした。

果たして美味しいヒラメにありつくことはできたのか。

日本海ヒラメ釣り1日目!本命らしき当たりはあるも?

ヒラメはサクラよりも少し時合いが早いと言うこともあり、午前3時前に現地到着。

向かったのは最近好調な日本海の某漁港。ベイトのイワシも入っており連日ヒラメが上がっているとのことだ。

土曜日と言うこともあり、釣り場には先行者が一人。

まずは潮通しの良い堤防の先端に陣取ろうと思うも、すでに先行者が居たので中間地点でキャストを開始。

するといきなりコココッとバイトがあり、尺程度のソイをGET。
自分の体の半分ほどはある6インチのデスアダーをがっぷりと食い込んでいた。

どうやら魚の活性はあるようなので、同じポイントめがけて再度キャスト。

一度ボトムを取ってからリトリーブ。そしてストップを繰り返していると…。

ゴゴン!!

筆者
デカい!

フッキングしたあと、ゴンゴンと首を振るような引き。
これは大型のアブラコかヒラメで間違いないだろう。

かなり沖でヒットしたので慎重に寄せてくるが、次の瞬間。

フワッ。

まさかのバラシ。せめて顔だけでも見たいところだったが…。

この後は日も昇ってきてヒラメはおろかソイの反応もなく終了。
なお、先端に入った釣り師の場所を見てみると血抜きを行った跡があったので、何かしらの大物を釣り上げたようだ。

スポンサードリンク

翌日リベンジ!再び漁港へ。

そして翌日。昨日のバラしで悔しい思いをしたこともあり、現地へは気合いを入れて2時に到着。

辺りはもちろん真っ暗。

有り難いことに先行者は無し。昨日何かしら釣り上げられたであろう堤防の先端部に陣取り、暗いうちからキャストを開始する。

しかし。しかしだ。

すぐに当たりがあった昨日とは打って変わってまっっっったく反応がない。

底だけでなく、朝マズメにはヒラメも浮いて来やすい表層も探るが魚の気配はなし。
やがて釣り人が一人、また一人と現れていくものの、誰一人反応を得られないようで1時間もしないうちに帰って行く始末。

確かに海をのぞき込んでも小さな鮭稚魚かチカしかみえない。連日入っていたと思われるイワシの群れはどこかへ抜けてしまったようだ。

時折それらのベイトを狙ってアメマスの姿は見えるものの、日もすっかり登り、ヒラメには厳しい状況に。

とりあえず諦めて、車へと乗り込む。

諦めきれず、巨匠に連絡。場所移動!

それにしても二日連続で100キロ近く走ってなんの成果は悲しすぎる。

迷いに迷った筆者。
数キロ走ってコンビニに入り込み、とりあえずスマホを眺める。

意を決してあの巨匠スーさんに連絡。

筆者
ヒラメが全く釣れません!!
スーさん
ヒラメなんてどこでも釣れるしょ!!○○なんてカレイより多いから!
筆者
えええ(笑

カレイよりヒラメの方が多いというおとぎ話のようなあり得ない話にビビる筆者。
そう言って教えていただいたのは現在地からもそう遠くないサーフだ。

この時、時刻は7時を回っていたものの可能性があるならとりあえずやってみるしかない。

来た道を戻り、再び釣り場へ向かった。

サーフに到着。そしてヤツは現れる。


やってきたのは貸し切り状態のサーフ。遠くにカレイ釣りらしきおじさんは見えるがルアーマンはゼロ。
すぐにでも投げたいところだが、マズメでもないこの時間に適当に投げても期待は薄い。まずは足場の良い高台から”離岸流”を探す。

すると右側になにやら怪しい潮の動き。そして沖には根のような黒くなった影が確認できた。

朝と同じスイミングテンヤ30g+アシストフックに、デスアダー6インチをセット。

フルキャストして根切れ目に投入。着底と同時に少し早巻きにストップを繰り返し、リアクションバイトを狙うと…

ガガガガガ

来た。いきなり来た。

引きからして今朝同様、アブかヒラメか。
ドラグを出されるほどではないが、結構な重量感。

今度は絶対にバラしたくないのでサーフで一人、祈りを込めながらリーリング。

徐々に寄る魚。波は若干高くまだ魚体は見えない。
時折グングンと上下に首を振っている感じはするものの、走るような引きは見せないので引き波に乗せて一気に上げる。

波間からビタンビタンと跳ねる魚体。

筆者
きたー!!


暴れるヒラメ。メジャーを当ててみると…


少しズレたが53cmほどの良型!!

ヒットルアーは安心安全のデスアダー6インチ

ちなみに筆者。いつもは難易度の低い漁港専門のためサーフでは人生初ヒラメ。
だだっ広く初見ではポイントを見付けることが難しい砂浜で上げられたのは非常に嬉しい。

カレイよりもヒラメが多いというスーさんのお言葉も本当だったようだ。


その後は同じような条件の箇所を少し探り歩き、50cmのアブラコと40cmのホッケを追加するという大満足の結果に。
場所選びの重要性を感じさせられる釣行となった。

なにより巨匠スーさんに大感謝!!

スポンサードリンク

帰宅後は…お楽しみのヒラメ尽くし!


ウロコの鋤き引き。なにせやる回数が少ないのでなかなか慣れない。

釣ったヒラメは少し寝かせようかとも思ったのだが、今年初物ということもあってまずはお造りに。
久々の5枚おろしにわくわくしながら準備を進めていく。

そしてできあがったのがこちら。
肝はさっと酒を振って細かく切り、つまようじを使って血合いを取り除いて肝醤油用に。

これを刺身に乗せて一口いただくと…。

筆者
ウマーイ!!

 

さすがに夏場なので脂は少ないものの、その分あっさりしているので濃厚なキモと絶妙なマッチ!

そしてこちらは漬け丼。もちろん美味なのだが、新鮮すぎて少し弾力がありすぎた。
こちらは釣ってから少し時間が経ったものを使用した方がもっと美味しいだろう。

そして案外バカに出来ないのがこの骨せんべい。

作り方は骨を3等分くらいにしたあと、上から塩を振って片栗粉をまぶして揚げるだけ。
この時必ず2度揚げにすることでサックサクに仕上げることが出来る。

ちょっとオシャレな居酒屋に行った際に食べてからすっかりハマってしまったのだが、これカレイやアナゴで作っても最高に旨い一品だ。

今がアツい日本海のヒラメ。是非お早めのご釣行を。