【泳がせ釣り】初冬ならでは名物フィッシュ現る。巨大アブラコも登場。

さて泳がせ釣りシリーズも第三回目。

以前前ではアオリイカに狂ったように通ったかと思えば、今度は泳がせにまんまとハマっているわけだが、水温的にもやれてあと1~2週間と言ったところだろう。どうにかあと1枚くらいは顔を拝みたいところである。

twitterなどを見る限りではまだ本命のフラットフィッシュ(ヒラメ)はいるようだが、果たして久々の本命ゲットとなったのか。

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イワシ不在?餌確保難航

現地到着は午後2時。堤防の先端にはサビキ組が一組のみ。この日は大潮ということもあり、イワシもたっぷり回ってきているかと思いったのだが、先行者のバケツを覗いて見るもなんと一匹も入っていない。

堤防には真新しいウロコが落ちているので完全に群れが抜けているわけではなさそう。ただ泳がせ釣りたるもの肝心の餌が無いと釣りが始まらない。これは開始から少し不安な状況になりそうだ。

1時間掛けてようやくアジ。この前GoProに写っていた魚はどこいった。

結局1時間かけてようやく豆アジが回り始める。しかも50mくらい沖合に投げサビキをブチ込んでなんとか1本ずつ掛ける猛者スタイル。もう釣れなすぎて帰り支度をしようかと思ったくらいだ。

ここで特派員でもいれば餌確保班と泳がせセット班の二手に分かれて攻めることができるのだが、今日は筆者の単独釣行。とりあえず1本の磯竿だけ急いでアジを付けてキャストし、すぐにサビキ竿に持ち替えてアジの群れが散らないうちに餌を捕獲する作戦に。

ある程度数がまとまったところで泳がせを三本体勢にし、いまかいまかと本命の当たりを待ったのだった。

もっさーりとした当たり。初冬の使者登場。

まだまだ活き餌が足りないのでフルキャストしながらアジを追加していたところ、遠投していた泳がせ竿がなにやら怪しい動きをみせる。

グーングーン。

…。(沈黙)

グーングーン。

普通本命のヒラメならガガガガンとかなり激しいアタリをする。もちろん青物ならロケットするかのように竿先が海面に刺さるだろう。それに対してなんともいえないやる気の無いアタリがしばらく続いた。まるで動きの鈍いナマケモノが餌を引っ張っては離し、引っ張っては離しを繰り返している感じ。

これが数分間続き、しびれを切らして合わせを入れてみると…。

なんか居る。

一瞬近くに立てかけてあったタモを取りに走ったのだが、明らかに重いだけで全く引かない。ただゆっくりと水面に浮かんできたのは茶色い物体。え?ヒラメ?。

あ、君ですか。

まるで怪獣のようなケムシカジカ(トウベツカジカ)ちゃん。

ぶち抜いた後、いやん、いやんと言わんばかりに体をくねらせていたこのお魚はなんとケムシカジカ(トウベツカジカ)。別名はかつて北海道当別村(北斗市)でよく獲れていたことからこんな名前が付いたらしい。

普段は深場に住んでいるが、この時期は産卵のために岸寄りしてくるという。まさにこいつが釣れたら冬の訪れを感じる季節的なお魚だ。

そして夕マズメ、巨アブ現る。

日が暮れ始めるとぱったり餌用アジの反応も無くなり、あとは泳がせ竿に一点集中タイムへ。

前々回の爆釣時ならそろそろ当たり始める頃合い…。とおもって竿を眺めていたところ、竿尻が浮くレベルの強烈なアタリ。さっきのケムシちゃんとは明らかに違うやる気を感じる。

すぐに走って合わせを入れると力強い引き込み。しかも首振りしてるしこれはもしや平物では。
なーんて淡い期待を胸に足下での急な引き込みに耐え、上がってきたのはまさかのゴン太アブラコ。あれれ、ヒラメだと思ったのに。

バックにあった適当なメジャーを当てると、なんと50cmに近いビッグママ。本来ならリリースを考えるところだが、針も丸呑みで年に何本も釣る魚でもないのでキープさせていただく。これは煮付けが美味しそうだ。

無事にお土産も確保し、帰り支度をしているとなにやら海面が騒がしい。ヘッドライトで照らしてみると驚くほど大きなイワシボール。このあと何か起きそうな予感しかしなかったが、泳がせ用の餌が切れてしまったので後ろ髪を引かれる思いでギブアップ。

帰宅後…。絶品味噌汁と煮付けを味わう。

帰宅後はささっと捌き、カジカは味噌汁に、アブラコは煮付けにして味わうことに。ちなみにこのアブラコは予想通り抱卵個体だったが、予想以上に脂が乗っていた。

なおカジカは小ぶりながらも肝と白子が入っていたのでこちらも一緒に調理。間違いなく旨い。
コレステロール爆上がり間違いなしである。

時計回りに上から煮付け、味噌汁、以前釣ったアブラコの味噌漬け。

味噌汁を見てお分かりいただけるように、カジカの脂がにじみ出ている。まさに冷えた体を温める冬ならではの最強の食材だ。
今回も本命には出会えなかったものの、食としては大満足。次回こそ平物リベンジを果たしたいところだ。