ストラディックci4+をインプレ!このリールが大人気な理由とは。

今日の記事は先日ロック用などに購入した「シマノ・ストラデッィクci4+」のインプレ。

初心者の方がステップアップするのにちょうどいい価格帯。ということから購入を悩まれている方も多いのではないだろうか。

このリール、一言で言うとめっちゃいいぞ。

早速スペックなどを見ていこう。

ストラディックci4+のスペックについて

~STRADIC(ストラディック) ci4+2500HGS~

●ギア比:6.0
●実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):2.5/4.0
●自重(g):185g
●スプール寸法(径mm/ストロークmm):46.5/14.5
●ナイロン糸巻量(lb/m):5-110、6-95、8-70
●フロロ糸巻量(lb/m):4-130、5-100、6-80
●PE糸巻量(号/m):0.6-200、0.8-150、1-110
●最大巻上長(cm/ハンドル1回転):88
●ハンドル長(mm):55
●ベアリング数(S A-RB/ローラー):6/1

シマノ・カタログより


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ストラディックci4+ってどんなリール?

バイオマスターの後継機とも言われるこのリール。

本題に入る前に、このへんてこな名前の由来を調べてみた。

そもそも、シマノと言えばフラグシップ機の「ステラ」やベイトリール「スコーピオン」や「アルデバラン」といった星にまつわる物や、「ヴァンキッシュ」「ナスキー」といった英語やラテン語が由来などと様々。

では、一体ストラディックの名前の由来とはなんなのだろうか。

調べてみた。

結構調べてみた。

しかし、手がかりと成る情報は得られず・・・。

英単語でもなさそうなので恐らく造語かも?機会があればシマノのお客様センターに問い合わせてみたい。
(どんな機会だ)

ストラディックci4の特徴!

恐らく、何よりも読者の方が気になるのはこの機種の特徴だろう。
個人的に目立つ点をピックアップしてご紹介していこうと思う。

NEWマグナムライトローター


まずこの機種を使ってみると分かるが、リールの自重はもちろん、リーリングがめっちゃくちゃ軽い。

その理由が新搭載された”NEWマグナムライトローター“のお陰。

レアニウムci4+に比べ回転慣性が約14%減少。

さらに、軽量化を遂げているのにもかかわらず、ローターの剛性を最大で30%アップさせているという。

確かに以前、筆者も小物釣り用にレアニウムci4+を所有していたのだが、少々巻きに重さを感じることがあった。

しかし、このストラディックci4+ではその巻き重り感が一切無い。

感度を重要とする釣りには非常に有り難い改良だろう。

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チタンベールの採用

なんとこのストラディックci4+、ベールの素材にチタンを採用している。
チタンと聞くと、軽くて丈夫なイメージを持つ方が多いだろう。

まさにその通りでステンレスよりも軽く、上位グレードのロッドガイドにも良く採用されている素材。

また、ステンレス同様に錆にも強いため、ソルトウォーターで使用する際にもメンテに気を使わなくていい。
個人的には全てのリールにチタンを採用してほしいくらいだ。(値段も跳ね上がるが・・・)

クイックレスポンスシリーズ

ストラディックci4+はクイックレスポンスシリーズのリールとして発売されている。

クイックレスポンスシリーズってなんやねんと思われる方も多いはずなのでシマノのページより引用すると・・・

シマノが提案するニューコンセプトスピニングクイックレスポンスシリーズ(QUICKRESPONSE SERIES)」。
指先が触れただけでも回る軽いリーリングタッチは、革新的ギアシステムX-SHIPにマグナムライトローターをはじめとした各ユニットの徹底した軽量化と剛性強化がもたらしたもの。
もたつき感のないクイックな起動、振動が濁らずに届く感度。
水中に展開される“リアル”が、誰よりも速く、誰よりも鮮やかに指先へ響き渡る。」(シマノHPより)

要約すると「軽くて丈夫で指先が触れただけでリーリングできるし、そのお陰で当たりも分かりやすいよ」という感じ。

まさに繊細な釣りに超おすすめなリールである。

他にこのシリーズの有名なリールと言えば「ヴァンキッシュ」「「ツインパワーXD」「セフィアci4+」と名機揃いだ。


話も長くなってきたので、ここからはストラディックci4+の360度ビューを写真でご紹介。

いかがだろう。めちゃくちゃカッコイイではないか。

無印ストラディックとの違いは?

写真をご覧いただけば分かるかと思うが、赤のアクセントがめちゃくちゃカッコイイ。
これが無印ストラディックとの外見上の大きな違いだろう。

また、機能的な差は
・「NEWマグナムライトローター」が搭載されていないこと。
・ci4+素材を使用していないこと
・ベールがチタン素材ではないこと

大きなものだとこれぐらいだろうか。

入門で何も分からないよーという方はともかく、少しこだわって釣りをしたい方にはci4+が断然オススメ。

なお、ci4+とは軽量のカーボン素材であるci4をシマノが進化させたもの。
軽さはそのままに剛性と耐久性を大幅アップさせている。

どんな魚種にオススメ?

では、この「ストラディックci4+」はどんな魚種に使えばいいだろうか。

一応シマノさんは特に対象魚は指定しておらず、オールマイティーに使えるとしている。
しかし、筆者が特に使いたい場面といえば

アジング・メバリング・ライトリグ仕様のロックフィッシュ

シーバス

フィネスタックルのバス

エギングといったところだろう!

とにかく繊細な釣りにはオススメの一台だ。

実際に使ってみて


最初に書いたように異次元に軽く、非常に感度の良いこのリール。
実際に使用していても、糸からボトムの状況などがダイレクトに伝わってくる。

また、カラーリングも他のリールとは差別化された非常にイカしたものとなっており、若者から大人のアングラーまで気兼ねなく使用できるだろう。

無印のストラディックよりも少し値段は張ってしまうが、その差額を出すだけのことはあるリールなのは間違いない。

あえて欠点を上げるとすれば、冬期間やたらとボディが冷えることくらいか。

まとめ

なお、お気づきになった方も居るかもしれないが筆者のリールは中古購入でハンドルノブのカバーが外れている。

これまで簡潔にではあるがシマノ・ストラディックci4+のインプレを行ってきた。

この機種の特徴はなんといってもNEWマグナムライトローターの採用だろう。

ボディの軽量化はもちろん、圧倒的な巻きの軽さを実現している。

これにより、今までは取れなかった当たりも感じることが出来るはずだ。

感度が良いのでリーリングで感じる情報量がすごく増える。
腕が上達するのも間違いないだろう。

そしてなにより、プロを始めとした凄腕ユーザーからの評価も非常に高いこのリール。

ぜひお使いいただきたい。