もうすぐ始まる初夏の北海道の鮭(アキアジ)釣り。
今回は三度の飯よりサケ(アキアジ)釣りが好きな筆者が、長年の経験に基づいて辿り着いた究極の釣れる餌をご紹介!
周りばかり釣れて自分はなかなかヒットしない…。と悩んでいる初心者の方は必見だ。もちろんカラフトマスに使用してもOK!
どうして鮭(アキアジ)釣りに餌が必要なの?
私たちが北海道沿岸で初夏から晩秋にかけて釣る鮭は、基本的に産卵を行うための遡上目的での回帰となり、餌を捕食しないとされている。
そのため釣り上げた鮭を捌いてみても、胃に内容物を発見したことのある方はほぼいないだろう。






この説に関しては長年の議論となっているのだが、”威嚇のために食いついている”という説が有力と考えられている。もちろんタコベイトやスプーン単体でも釣れることはあるし、その威嚇のためのスイッチはいまだ解明されていない。
しかしだ。餌があることによって釣れる確率が大幅に上がるのはほぼ間違いない。これには臭いなどが影響していると考えられる。
そこで選ばれるのがサンマやカツオなどを加工した餌というわけだ。
中でもサンマはシロザケが好んで捕食するとされている。(※サーモンミュージアム記事参照)
サンマを使った鮭(アキアジ)の餌の作り方!
そこで今回ご紹介するのはその鮭(アキアジ)が好むサンマを使ったマル秘餌。
マル秘といっても作り方はとっても簡単かつシンプルで、魚を三枚に下ろす技術があれば誰でも簡単に作ることができてしまう。



それがこのガーリックパウダーを使った餌。
スーパーなどの調味料コーナーでお手軽に購入することができ、なおかつ非常に臭いの強い特餌を作成することが可能。
なお昨シーズン一日6本ほどを上げた日もこのマル秘餌だった。
・サンマ(生or冷凍) 好きな本数
・塩 適量
・ガーリックパウダー 適量
・新聞紙orペットシーツ
完成したマル秘餌はジップロックなどで保存し、釣り場で好きな大きさにカットして使用するのがベスト。
また冷凍すればワンシーズンは余裕で使用することができる。
今年は自作餌でチャレンジ!



そんなわけで今回は、もうすぐ始まる北海道の鮭(アキアジ)釣りシーズンに使えるマル秘餌の作り方をご紹介してきた。
自作餌なら作る手間が少々かかるものの、サンマ1本100円と見積もっても、一回の釣行辺りワンコイン以下でたっぷりと作ることができる。
なお今回の作り方をベースに、ニンニクパウダーを釣具店で売っているエビ粉に変えて作ってみるといったアレンジも面白いだろう。
また自分で作った餌で釣れた魚ならよろこびもひとしお。今年は是非チャレンジしてみてはいかがだろうか。