さてkawagutiの鮭釣り遠征第二弾。
前回は道東で苦戦しながらもなんとか鮭をゲットしたkawagutiだったが、今回は今最も釣れているであろうオホーツク海へ向かってみた。
曖昧な記憶力をたどる限り、恐らくオホーツクでカラフトマスではなく鮭を狙って釣るのは初めてだが、果たして勝利の女神はほほえんだのか。



初のオホーツクへ向かう。パッと見は魚より人が多いも…?
オホーツクといえばどこから向かっても遠い。走っても走ってもまだ三分の一も届いておらず、ましてや深夜に走ろうものなら景色も変わらずシカは飛び出してくるわでなかなかの苦行である。
実際来る途中でも一台の軽自動車が全損レベルでシカと衝突しており、明日は我が身と思いながら通報などを手伝った次第だ。
現地へ到着し、まるで野外音楽フェスティバル”ライジングサン”並みに駐車場内にびっしりと停まる車にビビりつつ、なんとか空きスペースを確保して釣りを開始した。
開始してしばらくは無…!からのラッシュ突入。
朝マズメが始まってすぐ、やはり大きめの群れが入っているようで次々と曲がり始める周りの釣り人たちのロッド。
どうやら航路側に魚が溜まっている様子。奥の方ではおじさんそんな手前でやってても釣れないよと言いたくなるような足下でも鮭が掛かり出す始末だが、一番手前側に入ってしまったkawagutiの竿は一向に曲がる気配がない。



しかしそのうち粘ってればチャンスは来るはず…。餌交換だけは欠かさないようにし、ウグイの遊ぶような当たりにもちゃんと合わせを入れていると、なんと本命が登場。



初ヒットが午前7時30分、なんと周りがすでに2~3本持っている中で1本釣るまで3時間も掛かってしまった。
しかしここからkawagutiの怒濤のアキアジラッシュが始まる。
ヒット、ヒット、またヒットでオホーツク鮭5本連続!
写真を撮るのもそこそこに、先ほどの魚がヒットした場所に再び仕掛けを投入。なお餌取りが激しかったため、ウグイなどにも割と強いバナメイエビの赤く染めた物を使用している。
着水するなり、またポコポコと浮きが揺れ出す。
さすがに今度はウグイだろうと軽く合わせを入れるkawaguti。ぐーんと重量感を感じるロッド。



驚いたことに、ここからは筆者だけが入れ食いの謎ラッシュへ突入。餌取りだと思っても鮭、目を離した隙に浮きが消し込んで鮭と今までの無はなんだったのかと疑いたくなるほどの釣り堀状態に。
これには周りの釣り人も不思議がっており、慌てて近寄ってきた釣り師が同じ所に投げるも筆者のロッドだけが絞り込まれるという謎。なんだ?
朝のシカの恩返しか?。



結果的に10分少々で5本連続キャッチに成功、全ての魚がメスだった。
今年はやたらとメス率が高いことにも驚きだが、そんなことよりもここまでの入れ食いは初めてのレベルである。



ラッシュの後はまたパッタリと当たりが止まり、初めての道北オホーツクポイントを下見がてら移動。すっかり釣り人も減った朝の釣り場に戻り、1本を追加して次の日の釣りに備えたのであった。