さて前回爆釣を記録した筆者。また日本海まで行きたくてうずうずしていたのだが、SNS等を見ているとなんと函館近郊でも釣れているらしい。
しかも稀に50cmUPが出ているなんて話もあり、これは行くしかない。
峠を越えなくてもサクラが釣れるなら願ったりかなったりじゃないか。
前日は×。場所を変えて再度チャレンジ!
そんなわけで向かったのは自宅からもほど近いポイント。
毎釣行100キロ超え当たり前の筆者からすれば、コンビニでサクラが釣れるような距離感だ。例年だとその分釣果も薄いのだが、今年は一体どうしたのだろう。
ただ実は一昨日の夕マズメも同サーフの少し離れたところでやったのだが、バイトすらなしの不発だったので、いつでも釣れるというわけでもなさそうだが…。
キャスト開始!いきなりバイト?
まずは30gのAiveでタダ巻き。時刻的には夕マズメにはまだ早く、反応があるまでにはしばらく時間がかかりそう。
周りを見ても釣れている雰囲気はなさそうだ。
しかしキャストし始めて10分ほどでゴソゴソ…とじゃれついている感覚の後に
ガツン。
お、魚っ気あるじゃん。このバイトは乗らなかったが、サクラは恐らくまだついてきているはず。そのままアクションを変えずにタダ巻きを続けていると乗った。
引き的には40cm以下の小サクラサイズのようだが、近郊では今年初物になる一匹。ゴンゴンゴンと小さいながらもパワフルな引きを楽しみつつ、バラさないように慎重にサーフへずり上げる。



あっという間に1匹目をキャッチ。何度見ても美しい銀色の魚体だ。
そして撮影後、すぐに投げ直して同サイズの一匹を追加。
ちょうどこのタイミングでお隣もヒットしていたので群れが回ってきたのだろう。なんと沖でもバッチャンバッチャンとライズし始める始末。
ただこの跳ねがフルキャストしてもあと一歩というところで届かない。
ジグ変更。若干サイズアップ!
しばらくすると跳ねも落ち着いてしまい、1時間ほど静寂タイム。
ここで気分転換にカブキメタル35gのブラックに変更してひたすら沖を攻め続けてみる作戦に。
何度かルアーを流していると、自分の立ち位置若干左が少し深みになっていることに気付いた。ここに一度着底させた後、ひたすら同じラインを引っ張り続けていると…。
ゴンッ。
先ほどの個体より明らかにトルクのある引き。
首を振りながら抵抗しつつ、こちらに頭を向けたのか一気に寄ってきた。と思いきや波打ち際で一気に走る。
若干ひやひやのファイトを楽しみつつ、次の寄せ波で勝負のずり上げ。



陸に上がった瞬間、口からポロリとジグが外れた。危ない危ない。
サイズ的には大したことはないが、今までの個体よりも体高があってナイスなサクラ。
結局この後は期待の夕マズメを無反応で終わり、翌日(26日)の朝マズメに勝負をかけることに。
そしてドラマは起こったわけである。