日本海サクラマス釣行!ショアから二人で42本のXデー到来!!50cmの良型も!?

昨日22日金曜日、すっかり当ブログお馴染みとなったご当地釣りキチアングラー”しゅんくん”とたまたま休みがあったので、一緒にショアサクラマスを狙うことに。

まだハシリの季節のためサイズは小さいが、群れにさえ当たればかなり楽しめるはずだ。
一応去年からこっそり狙いに行っているものの、朝からしっかり狙うのは実質この日が初めて。果たして今シーズン初のサクラの顔を拝むことはできたのか。

行く予定の場所がボツ!期待薄ポイントへ行くも?

現地に着いたのは午前5時半過ぎ。もともと行こうとしていた場所が駐車問題で入れなくなっており、釣り開始前から近くの道の駅で途方に暮れる二人。

ぐっどくん
いきなり出鼻くじかれてるな

このままあまり実績のないサーフでやるか、はたまた有名サーフまで行こうかと悩んでいると、以前岡さんも登場した回でお世話になった若旦那さんがすでに有名サーフにいるとのこと。藁にも縋る想いでしゅんくんが連絡を取ってみると…。

すでに駐車場満車。

平日なのにみんな暇なのか(お前もな)

少し波は残っているが、やりやすい雰囲気。

日の出まですでに1時間を切っており、とりあえずダメもとでやってみますかと近くのサーフでやってみることになった。こちらは前情報もなく、先行者も7,8名ほどで平和なのが幸いだ。

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1投目からサクラヒット。

といってもやはりやりたかったポイントで振れなかった二人。
「今日は駄目かもねー。」などとやる気のないムードでサーフをトコトコ歩いていくと、すでにサクラらしき魚を掛けている先行者さんの姿が。

一瞬にしてスイッチが入ったアホな筆者ら。

場所も広く空いていたので、釣れた方の20mほど離れたスペースに即入釣。
サーフに降りてすぐしゅんくんが「ここは奥の方でいつもやるんですよ!!」といっていたのはなんだったのかと笑いそうになったが、背に腹は代えられない。筆者もなんとしてもサクラの顔を拝みたいのだ。

そしてなんと開始一投目から竿を曲げるしゅんくん。サイズはこの時期らしい大きさのようだが、ブログ的にもここは逃がしてもらうわけにはいかない。
即座に駆け寄って撮影&無言の圧力を掛けながらファイトを見守っていると…。

久々に見たサクラ。小さくても美しい銀鱗の魚体だ。

無事にキャッチ。最初からダメもとなポイントだっただけにこれには二人で思わずニヤリ。
この時点で周りでもポツポツと竿が曲がり始めたようなので、筆者も気合を入れてキャストを続ける。

すると5投目くらいでガガガッと力強いバイト。

途中首を振ってゴンゴンと叩くような抵抗を見せつつ、小さくてもトルクのある引きをしてめちゃくちゃ楽しい。
口切れ防止のためゆるめに設定した18ステラのドラグが時折引き出されながら、慎重にサーフにずりあげて…。

今期初物サクラマス!!この睨みつけるような攻撃的でイカつい目がたまらない。

無事に今期1本目を釣り上げられてほっと一息。
それにしてもまさかの開始数分で二人とも安打になるとは。これは期待できそうだとここからは数を伸ばすために真剣に釣りをし始める。

バラし多数であとが続かない。移動へ!

それから目の前でサクラが跳ねるほどの連続ヒットタイムになったが、これがビックリするほど良くバラす。
ただでさえ柔らかい口のサクラ。サイズも40cmに満たない小型がほとんどのため、さらに口切れがしやすくなっているのだ。柔らかいティップのロッドを用意するなど対策をすればもう少し数を稼げるのかもしれないが、資源保護的にはまあむやみやたらに釣るよりいいのかもしれない。

おもむろにドローンを飛ばしだす。ただの怪しい奴。

9時を過ぎると当たりもかなり単発的になってきてしまったので、最近購入して遊んでいるドローン(航空法規制以下)を飛ばして遊ぶ筆者。
運よくサクラの群れでも見えないかと思ったがそんなわけもなく、この釣り場での釣りは終了した。なんでも秋の十勝にはドローンを使って鮭の群れに仕掛けを投入する猛者がいるらしい。ハイテクおじさんすぎないか。

またしても期待薄ポイントへ移動。が、爆る。

結局先ほどの釣り場では4バラシ、3キャッチ。期待が薄かっただけにかなり好釣果に思えたが、せっかくのなので場所移動して狙ってみることに。

やってきたのはサクラ釣りでは超有名な某磯。あまりに有名すぎるので筆者が敬遠していた場所なのだが、時刻は午前中ということもあり釣り場はたったの3人。
これならゆっくり釣りができそうだ。

「まあ釣れなさそうですけどやってみますか」とこちらもダメムードで車を降りたのだが、ちょうど奥の釣り人がサクラを釣り上げた。

それを見て鼻息を荒くして磯へ降りるしゅんくん。

しゅんくん
早く行きましょ!!

なんて釣り人は現金なんだ。

とりあえずジグで一通り探ってみるが、反応なし。
周りを見てもジグかミノーしか投げていないようだったので、ここでウィンドリップを投入してテロテロとゆっくりリトリーブしてみる。

すると沖でココンっとバイト。しかし乗らず。

kawaguti
ここってホッケ結構いる?
しゅんくん
あー、めっちゃいますよ!

となるとホッケか。まあなんの反応もないよりは楽しいので先ほどと同じように沖でテロテロ流していると2回連続バイトからの食わせのストップでようやくフッキング。
隣のしゅんくんに「ホッケ来たわー」と伝えると「あ、それはホッケですね」と二人してホッケと思い込む。しかし足元まで寄せてくるとなにやら青い魚体。

サイズは小さめなのでぶち抜くと、サクラマスじゃん。

まさかのこのパターンが爆発的にハマり、誰も釣れていないのに一人で4連続ヒット。
ピックアップ寸前の足元には多い時で5~6本のサクラの群れが追ってきているのが見えるほど。

しかもこの間、しゅんくんはリーダーを結びなおしている最中。筆者の姿を見て焦って全くノットが組めないのであった。

しゅんくん
泡食ってどうしようもなんないべやw
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ジグでも連発。からの50cm良型登場!!

それからは二人で怒涛の連発ヒット開始。
沖には時折鳥山が経ち、沖ではサクラが跳ねる。しゅんくん曰く「こんな日は年に1度あるかないかのXデー」らしい。
しかも釣れているのは筆者ら二人の周りばかり。どうやらちょうど魚の回遊ルートに入れたようだ。朝から今日は釣れないと思っていたからこそ、あまりに嬉しい誤算である。また昨年小桜時期に自分だけ釣れない悔しい体験が活きているのも大きかっただろう。

そして終盤にドラマは起きた。

遠投し、底まで沈め5巻きほどリーリングしたところで”ホッケがヒットした”と竿を曲げるしゅんくん。
明らかに竿のしなりが今までの比ではなかったので、「サクラじゃないの?」と筆者が言っても

しゅんくん
いや、ホッケですってw

そうか、そこまでいうならこの時期にしては珍しい根ボッケでも掛ったのか。
隣でジッと眺めていると、時折ドラグを出されながらファイトを楽しむ彼。ここでもまだホッケだと言い張っていた。

しかし浮いてきたのは間違いなく銀色の魚体。しかも普通にデカい。

ホッケといい張るくせに、その魚体を見るなり慎重にファイトをしだし、ネットに収めたのは紛れもなくサクラ。
しかもぱっと見50cmありそうな春の個体のようないい魚。

あれ、ホッケとはなんだったのか。

そして竿納!トータル42本の大爆釣!!

結局4時前まで休みなしで振り続け、リリース・バラシ無限の大爆釣を記録した二人。

気になる結果はなんと一人21本ずつの計42本。
もちろん釣り場での竿頭だった。

当初狙っていた場所に入っていても、最初のポイントで粘り続けていてもこの釣果は得られなかっただろう。
数釣るうちに見えてきたものもあるので、次回はサイズアップを目指したいところである。