秋と言えば海鮮丼や寿司ネタの王道”いくら”の季節。
この時期になると、鮮魚コーナーでは赤い宝石のような生筋子がスーパーにもずらりと並んでいる姿を目にすることが出来る。



もちろんすでに加工されたいくらを買って食べるのもいいのだが、今回はこの生筋子を購入して、ご家庭で簡単に、そして超美味しくいくらを漬け込む方法をご紹介していきたい。






とっても簡単!いくらの醤油漬けの作り方~下ごしらえ
用意する物
・ザル
・ボウル・生すじこ~適量
・醤油~いくらが浸かる量
・塩~ひとつまみ
このときのコツは親指の腹を旨く使ってクルクルと回しながら行うこと。そうすると素早く綺麗に剥がれてくれる。
粒が割れてしまうかもと思うかも知れないが、いくらは横からの力には強いので、少し強めにやっても問題なし。
③終わったらザル上げして水気を切り、ひとつまみ程度の塩を全体に振りかけて全体になじませる。こうすることで白くなったいくらの発色が戻ると共に、余分な水分が抜けて漬け汁を吸いやすくなる。
5分程度置いて下ごしらえは完成。
・ほぐす際に塩を入れる方法もありますが、個人宅で一腹ずつほぐす程度ではぬるま湯のみで十分軟らかく仕上がります。
あとは味付けだけ!~いくらを醤油漬けに。
下ごしらえが終わったら、あとは味付けをして自家製いくらの完成だ。
面倒な出汁の準備や他の調味料は一切必要ない。
唯一のこだわりとしては、味に直接影響してくるためなるべく良い醤油を使うことくらいだろう。
そしてなんと…。
今回のレシピの漬け込み時間はたったの11分となっている。






入れ終わったらスプーンなどを浸かってしっかりと醤油を行き渡らせる。
あとは醤油をしっかりと切って、お好みの瓶やタッパーなどの保存容器に入れ、冷蔵庫で2~3時間寝かせたら完成。
たったこれだけで漁師直伝、簡単で最高に美味しいいくらを味わうことが出来る。
・近年、いくらにもアニサキスの姿があったという話も出ています。
ほぐす際にアニサキスが居ないか確認するのはもちろん、心配な場合は家庭用冷蔵庫だと48時間以上の冷凍保存がおすすめです。
・保存期間(美味しく食べられる目安)
冷蔵~一週間
冷蔵~一ヶ月程度
まとめ!おうちでチャレンジ!簡単イクラの醤油漬け
今回は世界最速の漬け込み時間!?いくらの醤油漬けの作り方をご紹介してきた。



面倒な出汁要らず、レシピと言えるかすら怪しい醤油オンリーの漬け込みだが、これが実はお裾分けしたSNS上の方々にも大人気。
本当に醤油だけで美味しいの?と疑問に思うかもしれないが、漁師町育ちの料理人監修なので味もお墨付き!
いくらを初めて漬けるよという方も、今は別の方法で漬けているよという方も、是非一度お試しいただければ幸いだ。
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