漬け込み約10分!いくらの醤油漬けの作り方【簡単レシピ】

秋と言えば海鮮丼や寿司ネタの王道”いくら”の季節。
この時期になると、鮮魚コーナーでは赤い宝石のような生筋子がスーパーにもずらりと並んでいる姿を目にすることが出来る。

海鮮の王道イクラ丼。自分で漬け込めば美味しさも更にアップ。

もちろんすでに加工されたいくらを買って食べるのもいいのだが、今回はこの生筋子を購入して、ご家庭で簡単に、そして超美味しくいくらを漬け込む方法をご紹介していきたい。

ぐっどくん
でも難しいんじゃないのか?
kawaguti
道具はざるとボウルだけ!漬け込みもたったの10分程度だよ!

とっても簡単!いくらの醤油漬けの作り方~下ごしらえ

用意する物

・ザル
・ボウル・生すじこ~適量
・醤油~いくらが浸かる量
・塩~ひとつまみ

①まずボウルにザルを入れ、40度くらいのぬるま湯をはる。その後、薄い膜からいくらを外していく。
このときのコツは親指の腹を旨く使ってクルクルと回しながら行うこと。そうすると素早く綺麗に剥がれてくれる。
粒が割れてしまうかもと思うかも知れないが、いくらは横からの力には強いので、少し強めにやっても問題なし。

②大体外し終わったら再度ボウルにぬるま湯を張り、取り残した筋や白い膜などを取り除く。

③終わったらザル上げして水気を切り、ひとつまみ程度の塩を全体に振りかけて全体になじませる。こうすることで白くなったいくらの発色が戻ると共に、余分な水分が抜けて漬け汁を吸いやすくなる。

5分程度置いて下ごしらえは完成。

POINT

・ほぐす際に塩を入れる方法もありますが、個人宅で一腹ずつほぐす程度ではぬるま湯のみで十分軟らかく仕上がります。

スポンサードリンク

あとは味付けだけ!~いくらを醤油漬けに。

下ごしらえが終わったら、あとは味付けをして自家製いくらの完成だ。
面倒な出汁の準備や他の調味料は一切必要ない。
唯一のこだわりとしては、味に直接影響してくるためなるべく良い醤油を使うことくらいだろう。

そしてなんと…。

今回のレシピの漬け込み時間はたったの11分となっている。

ぐっどくん
そんな短くて良いのか!?普通一晩とかだろ!?
kawaguti
実は実家が漁師で現役料理人”特派員I師”の直伝レシピだから間違いなし!

①いくらをザルからボウルに移し替え、いくらがしっかりと浸かる高さまで醤油を投入。
入れ終わったらスプーンなどを浸かってしっかりと醤油を行き渡らせる。

11分待つ。

あとは醤油をしっかりと切って、お好みの瓶やタッパーなどの保存容器に入れ、冷蔵庫で2~3時間寝かせたら完成。
たったこれだけで漁師直伝、簡単で最高に美味しいいくらを味わうことが出来る。

POINT

・近年、いくらにもアニサキスの姿があったという話も出ています。
ほぐす際にアニサキスが居ないか確認するのはもちろん、心配な場合は家庭用冷蔵庫だと48時間以上の冷凍保存がおすすめです。

・保存期間(美味しく食べられる目安)
冷蔵~一週間
冷蔵~一ヶ月程度

まとめ!おうちでチャレンジ!簡単イクラの醤油漬け

今回は世界最速の漬け込み時間!?いくらの醤油漬けの作り方をご紹介してきた。

漬け込みの際は昆布を入れるとなお美味しく。

面倒な出汁要らず、レシピと言えるかすら怪しい醤油オンリーの漬け込みだが、これが実はお裾分けしたSNS上の方々にも大人気。

本当に醤油だけで美味しいの?と疑問に思うかもしれないが、漁師町育ちの料理人監修なので味もお墨付き!
いくらを初めて漬けるよという方も、今は別の方法で漬けているよという方も、是非一度お試しいただければ幸いだ。

ーーーーー合わせて読みたいーーーーー

関連記事

さて季節はあっというまに秋。あれほど暑かった夏も少しは落ち着きをみせ、スーパーにはキノコやサンマ、そして鮭など美味しい食材が並ぶようになってきた。そんな食欲の秋のこの時期になるとよく聞くのが”イクラを食べると痛風になる”とい[…]