日本海サクラマス釣り!ウェーダー忘れ、ジャージに革靴で挑む

さて、久々のサクラマス釣りへ。
といってもたまに行ってはいたのだが、毎回ボウズでネタにもならず。

じゃあ今回更新したって事は釣れたのか?という質問が来そうではあるが(ゲフンゲフン)、まあ記事をご覧いただこう。

いざ日本海へ!

現地へ向かったのは日の出前の午前5時半。

以前は6時半くらいに着いても大丈夫だったのに、すっかり日が昇るのも早くなったものだ。

それにしても今日は釣り日和。
風もなく祝日ということもあり混むかと予想したのだが、到着すると驚くことに釣り人はゼロ。

筆者
もしや場所間違えた?

まあ、一人で気楽に出来るならいいものか。
釣れなくてものんびりやろうと思い、車からウェーダーを取り出す。

取り出す。

取りだ・・・

忘れた!!!

先日関西から友人が遊びに来た際に、邪魔くさいからとウェーダー丸ごと下ろしたのだった。

近場なら笑い事にして取りに行ってもよかったのだが、いかんせんここは日本海。

さすがにここまで来て竿も出さずに帰るわけにはいかない。

どうせ脱ぐからと家にあった革靴。そして通気性の良いジャージ。

3月下旬とはいえ、まだ気温一桁台の日本海。
そんなまさに試される大地に対し、革靴+通気性の良いジャージというアホ装備で降り立ったのであった。

どうやら間違えたのは場所じゃなくて格好だったようだ。

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釣り開始!ジャージってスースーして寒いね。

大ハプニングを迎えて始まったサクラ釣り。
海は川からの濁りが入ったようで、笹濁り状態。

そんなことはまあいい。

普段はありがたいはずの出し風が寒すぎるのだ。

ウェーダーを履いたときに蒸れるのが嫌だからと、通気性の良いジャージ出来たのが完全にあだとなった。
後ろから風が吹き付けるたび、冷たい冷気がダイレクトに伝わってくる。

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なお、以前は近所と言うこともあり、あえてスウェットで繰り出したこともある。

しかし、あちらはまだ分厚かった。
それに比べ、ジャージはもはや下半身裸だ。


とりあえず人が来ないことだけを祈り、竿を振り続ける。

そして来た、人

寒さを堪えながら1時間ほど振っただろうか。

相変わらず海はパっとせず。
期待は薄いものの、前回あえてスウェット姿にして釣れた経験もあることから、潮止まりまで粘ることに。

すると・・・後ろから気配を感じた。

筆者
嗚呼、人だ・・・

先客が自分一人のこの状況ならほぼ間違いなく、釣れてますか?と声を掛けられてもおかしくないだろう。
むしろ自分ならそうする。

しかしだ、今筆者の服装は上半身防寒着にライフジャケット。
ここまではいたって普通だ。

しかし下半身はジャージ1枚と貧弱すぎる。

更に下を見ると革靴なんか履いているもんだから目も当てられない。
ただの変出者。

そんな事を考えながら何とか気にしない振りをしていると、何かを察してくれたのか釣り人は少し離れた場所で竿を振り始めた。

ぐっどくん
良かったな(真顔)

その後、ボウズだったのはご想像いただけるだろう。

ただの3時間ドライブ釣行。


そんなわけで今回は、3月の日本海にジャージ姿で挑戦してみた。

ここまできたらせめて行者ニンニクでも採って帰ろうかと思ったのだが、革靴しかないことを思い出し、諦めた。

計3時間のドライブを噛みしめ、帰路についたのであった。