さて、かれこれ6月上旬から調査している函館近郊のアナゴ(ハモ)釣り。
つい最近、佐呂間町が5月の全国最高気温を更新したのは記憶に新しいだろう。海ではブリやヒラメといった初夏を感じさせるターゲットも本格化し始め、非常に楽しいシーズンになってきた。そうなれば気になるのがアイツ。うなぎとともに、筆者[…]
記事にはしていないもののあれから何度か足を運んでいる筆者は現在5連敗。例年にはない負け具合に今年はアナゴ居ないんじゃないの?などとふてくされ気味。
しかし、周りの人の話を聞いていると爆釣とはいわないものの確実に釣れている。
そんなわけで今回は、もうこれがボウズだったらアナゴ釣りは放棄!と心に決め、毎年好調の人気ポイントへ出向いてみることに。
気合いを入れつつ竿はちょい投げ用。雰囲気は十分
現地に到着したのは仕事終わりの午後9時頃。
家でゆっくり飯を食べてから向かったので夕マズメはとっくの前に過ぎてしまった。これで釣れなければしばらくアナゴ引退だというのに。
主力の竿を売ってしまったので1本数千円の投げ竿。函館ならこれでも大丈夫。
なお竿は1本1万円以下の安い投げ竿3本を用意。
1番高い物でもシマノのホリデースピン。他は無名メーカーの筆者が中学時代から使っている年代物だ。
それにとりあえず奮発して買ったイソメとイカを付け、40mほどのちょい投げでスタート。
残念ながら風はあるものの、月も良い感じに隠れて曇り空。これは期待出来そうな雰囲気だ。
車で待機。竿尻浮く!
最初はイスを出して本気モードで当たりを待つ予定だった筆者。だが外はあまりにも風が強くて寒い。一瞬で心が折れて車に入って待機することに。
時合いでもないしまだ当たりは来ないだろうとスマホを取り出し、適当に釣り情報などをチェックする。
【チリン】
2つ目のサイトへ飛んだどころで微かに鈴の音が聞こえてきた。
まあまたサメだろうと眺める筆者。
>>>>>>ガコン<<<<<<
しかし予想に反し一気に浮く竿尻。握っていたスマホを放り投げ、すぐに竿を持って合わせ。
するとどうだろう。今までの引きと全く違う重量感じゃないか。



時折軽くなるものの、油断していると一気に抵抗感が増す。
その引きはまさに長い魚体全体をクネらせて引いているかのような感触。
これは間違いなく本命だと確信し、慎重に抜き上げ。
大本命!!しかもめちゃくちゃデカい。
手首サイズまではいかないものの、ゴン太のナイスサイズ。メジャーを当ててみると70cmジャストの良型だ。
なんといっても連続ボウズからの大本命に気分は最高潮。普段はしないブツ持ち画像まで撮影して大満足の筆者。
そして連続!アナゴ祭り
驚くことに、それからすぐに50cmクラスの食べ頃サイズを追加。
今までの連敗は何だったのか。たんにいつも通っていた場所が悪かったのか。
この後、沖縄土産を渡すためにと当ブログお馴染み「しまさん」を召還。
同じアナゴフリークとして、恐らく大好きであろうハブ酒を贈呈する。
突如渡されたハブ酒に困惑するしまさん。あとで感想を聞いたら「のどが焼けた」とのこと。
その後、隣で竿を出すしまさん。
そしてまたしても筆者に当たり。次こそはサメだろうと合わせると、またしても本命らしいトルネードの効いた引きを見せる。
3本目!!
一体今日はどうしたんだ。
この後メーター級のサメを追加したところで、当たりもぴったりと止まってしまいストップフィッシュ。
しまさんは車で当たり待機していた爆睡してしまったので、クーラーに大漁のアナゴを仕舞い込みながらひっそりと帰宅した。
場所が悪かった?これから巻き返しのアナゴ釣り
そんなわけで5連敗からようやく脱却できた筆者。
今まで釣れなかったのはめんどうだからと近場で済ませていたのが原因なのか、はたまた本当に魚が居なかったのかは定かではないものの、今回ばかりは大逆転の釣果となった。
居る場所には必ずアナゴは居る。
釣っても食べても美味しい楽しいこの釣り。今後も筆者のアナゴ狂いは続きそうだ。