今期のカラフトマスは記録的〇調…!?釣り師のアンケートも交えて考察する。

さて本日は終盤となったオホーツク方面を中心としたカラフトマスの話題。

昨年は非常に好調となっており、当ブログでも何度か記事にしたオホーツク管内のカラフトマスだが、今年はいったいどのような状況となったのか。

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さて本日はカラフトマスのお話。というのも、今年は釣りにしろ漁にしろカラフトマスが好調という話題をよく目にしている。そこで調べてみたところ、13日に網走海区漁業調整委員会が発表した令和2年度 網走管内からふとます漁獲状況なるものを[…]

フォロワーさんに向けて行ったアンケートや、最近のニュースを交えながら振り返っていきたいと思う。

kawaguti
今年は〇〇でしたね…。
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今年のカラフトマス漁獲量は大幅減!?

今年の知床方面カラフトマス一級ポイントの写真。昨年に比べるとかなり人手もすくなかったように感じる=8月下旬

まず昨日新聞で記事にもなっていたオホーツク方面のカラフトマス漁獲量について。
この場所には釣り師にとっても一級ポイントの斜里や知床方面などが含まれており、今期も多くの釣り人が足を運んだことだろう。

そんなオホーツク管内(8月20日時点)の漁獲量はなんと…。

前年同期比89%減 263・9トン(速報値)
ぐっどくん
減りすぎだろ!
kawaguti
通りで今年は釣れた話を聞かないわけだね!

この数字は8月末までの来遊数が平成以降(1989 年以降)で最も少なかった2019年の1216トンと比べても66%減の漁獲量となっている。

オホーツク管内のカラフトマス漁獲量が減った原因は?

ではなぜ今年のカラフトマス漁獲量はこれほどまでに減少したのだろうか。

もともとカラフトマスは繁殖集団が分かれている関係で隔年で豊漁年と不漁年を繰り返すとされており、今年は不漁年に当てはまる。
しかし要因はそれだけにとどまらない。8月31日付の北海道新聞朝刊によると

網走沖では8月中旬までクラゲが大量発生し、定置網で混獲されたクラゲが漁業者を困惑させた。

カラフトマスの稚魚は5月に放流されてから1カ月間ほど沿岸で過ごして成長し、北太平洋へ移動する。成長に適した海水温は5~13度で、成長期に水温が5度を下回るか、急激に水温が上がると、成長が停滞するという。近年の不漁は、水温の変化によってマスが十分に成長しないまま移動し、生き残る数が減っていることが要因と考えられる。=8/31日、北海道新聞、地方面

この2点についてが不漁の大きな要因と考えられると報道している。

なお水温については昨日当ブログで記事にした「なぜ鮭が釣れなくなっているのか。ピークの3分の一に減少。」でも挙げたように
カラフトマスだけではなく鮭についても漁獲数減の引き金となっているようだ。

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今期のカラフトマス釣り、アングラーはどう感じていた?

一方で私たち釣り師側は今期のカラフトマスの釣果についてどのように感じていたのだろうか。
筆者がtwitterを利用し、短時間で取得したアンケートによると実に87%の人が「今年のカラフトマス釣りは昨年に比べて難しい」と回答。

このように漁業者の方だけではなく、今年オホーツク方面で釣りをしたアングラーの多くもが”今年は厳しい”と感じていたのが実状のようだ。
実際筆者も今年知床方面へ釣りに行っていたが、通常の有名ポイントのほか、本来魚影の濃い瀬渡しなどについてもほぼ釣れていないという話を耳にしていた。

まとめ。来年は良くなることを祈って。

そんなわけで今回は今期のオホーツク方面のカラフトマス漁獲模様を釣り人のアンケートも踏まえてご紹介してきた。

今年は例年になく残念な数字となったが、その数字や要因をまとめてみると

2021年カラフトマスまとめ

前年同期比89%減 263・9トン(速報値)
・連日網いっぱいに定置網へクラゲが入り、漁業者の作業負担増
・水温が高く、生き残るマスが減少した。

さらにそれだけには留まらず、我々のような遊漁者についても今年のオホーツクカラフトマスは厳しかったと認識するような”不漁年”だったようだ。
これから同海域では鮭の本格シーズンとなるので、そちらについても当ブログで取り上げられればと思っている。

来年は生態的に考えると豊漁年となるので、少しでも漁模様が改善することを願うばかりである。