さて、前回に引き続いてうなぎ釣りの記事!
↓最新記事完成!
→第1弾 うなぎの釣り方をご紹介!釣れる時期や穴場ポイントの探し方とは
→第3弾 うなぎを大漁に釣るための5つのコツとは?重要なのは餌や時間帯!
→第4弾 うなぎ狙いは外道が多い?川や河口でよく釣れる魚について
第5弾 うなぎの捌き方!初心者にも簡単なカッターを使う方法!
今回は実際に釣るのに必要なものをご紹介。
主に用意する物としては
・仕掛け(三脚やケミホタルなども)
・餌のミミズなど
今回の記事では、これらの物について順番に解説していこう。
このページを見ればあとは釣り場へ行くだけ!
~うなぎの釣り方!タックル選び~
まずはタックル(竿やリール)選びについて。
と、その前に今回は特別ゲストをお呼びしたので登場してもらおう!







今回、重要な場面ではこの荒川うなぎくんが説明をしてくれるので、ぜひチェックしていただきたい。
竿の選び方
竿については、釣り具店で安いコンパクトロッドでも十分!
うなぎ釣りの場合はあまり遠くに飛ばす必要は少ない。オモリ負荷は10~20号程度のものでいいだろう。
むしろあまり硬い竿を選ぶと、せっかくのうなぎの当たりを取り逃してしまうことも考えられる。







ただ、うなぎだけじゃなくて他の魚にも使いたい!という人は少し奮発して入門モデルの投げ竿を買うのもオススメだ。
その場合、このような3.6mから4.25の投げ竿を用意するのがいいだろう。
↑のホリデースピンクラスの竿を購入すれば、ちょい投げでのキスやカレイなど他の釣りにも流用できるので非常にgood!
竿の本数について
初心者の方の場合は「え?1本で良いんじゃないの?」と思われるかもしれない。
しかし!うなぎを全般とする投げ釣りの場合は、最低でも2本、出来れば3本用意するのがオススメだ。
その理由は、1本を近場、2本目を遠目と投げ分けたり、数種類の餌を付け分けたり出来るから。
またトラブルが発生しても別の竿で釣りを続けられるなど、竿の本数を増やすのは非常に重要。(もちろん限度はあるけれど)
リールの選び方について
竿同様、絶対に無くては釣りに行けないのがリール。
うなぎ釣りだけに使うなら遠投性能の良い投げ専用リールじゃなくてOK。
シーバス用などに2500番から4000番のスピニングリールを持っていればそれを流用してもいいし、無ければ釣り具屋さんで売っているワゴンセールのものでも十分。
ただ、投げ竿と同じように他の釣りに流用することを考えるなら、大体5000円程度のものを用意しておけばあとで後悔しないだろう。
オマケ・ペットボトル釣法について
興味がない方は飛ばしていただきたいのだが、実は私たちが良く飲むコーラなどのペットボトル(500ml)でもうなぎを釣ることが可能!!
三重県の見知らぬ土地でうなぎ釣り編part2。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://fishingoood.com/fishing/unagi1 target=]↑前回の記事はこちら前日[…]
筆者も何度かこのペットボトル釣法を試したことがあるのだが、投げるコツさえ掴めば竿を遜色ないくらいに釣れた。
闇夜でパタンとペットボトルが倒れる音は非常にドキドキするのでぜひお試しあれ!
道糸について
リールに巻く道糸はナイロン、フロロ、PEなど色々な種類があって悩みやすい。
しかし飛距離もあまり必要のなく、ものすごい引きがあるわけでもないうなぎ釣りについては安物のナイロンで十分!
同じエリアに生息する鯉やナマズなどが来ても対応出来るように3号以下の細い糸は避けよう。
上記のようなボビン巻きの安い4~5号のナイロンを購入して、複数のリールに巻けば経済的!
三脚について
竿とリールがあればとりあえず問題ないんだが、あれば嬉しいのが竿を立てかけるための三脚。
そのままだと竿やリールが傷ついたり、知らない間に竿を魚に持って行かれてしまう可能性も。
なのでこのような三脚を購入していくといいだろう。
あとは三脚にぶら下げるオモリかバケツを用意しよう。
特にバケツは釣ったうなぎを生かしておくケース代わりにもなる。
バケツでキープされたうなぎ。
夜釣りに必須!ケミホタルや鈴
そしてうなぎの夜釣りに必須なのがケミホタルや鈴。
基本的に釣り場は真っ暗闇なので、竿先で光るケミホタルや当たりが来たら音が鳴る鈴のどちらかが必須だ。
最近はLEDのものも。
ルミカ(日本化学発光) デンケミIC75 RED
好みによって使い分けるのがいいだろう。
うなぎ釣り仕掛けの選び方
さあ、ここまで来ればあとは現地に行って仕掛けと餌をセットして投げるだけ!
釣り具屋さんでセットで売っているうなぎ仕掛けでも良いし、手作りで自作するのもOK。
ただ、うなぎはグルグルと巻き付いて仕掛けを駄目にされてしまう恐れがあるので、竿の数×2~3倍用意すると安心だろう。







うなぎ釣りはビーズなどの装飾品もいらないので、針と天秤とサルカンだけ用意すれば大丈夫。
自作で簡単!うなぎ仕掛け!
筆者がよく使うのがこの仕掛け。
今までに100本以上釣り上げたのもほぼこの仕掛けだ。
まず用意するのは海草天秤かジェット天秤。
そしてうなぎ針13~15号だけ!
うなぎ針は基本は12、13号で、少し大物を狙いたいときは14号くらいを使おう。
太いドバミミズを使用するなら13号以上じゃないと針がうまくセッティングしにくい。
あとはサルカンを用意して、この3つを下のイラストのように組み合わせよう。
この仕掛けなら、スナップを開けるだけで簡単に針交換ができる。
(ハリス側はチチワ結びでセットしよう)
ハリスの長さは40cmほどでOK。
また、誘導式なのでうなぎに違和感なく餌を食わせることが可能!ぜひお試しいただきたい。
うなぎが好きな餌ナンバーワンは!?







うなぎ釣りというとみなさんがイメージされるのはやはりミミズだろう。
これはずばり大正解で筆者が年間100本上げた中でも、やっぱりミミズが一番釣れた。
そのミミズの中でも特にうなぎが釣れるのが、天然のドバミミズ!
公園で採ったドバミミズ
釣り具屋で手に入るシマミミズ(切ると黄色い血が出るのでキジとも呼ばれる)とは違い、太くて臭いもバツグン。
そしてなによりタダ!
細い鉛筆サイズから手首サイズまで、ドバミミズさえあればイチコロだ。







ドバミミズの採り方
ドバミミズなんてどこで手に入るの?と疑問に思われるはず。
ドバミミズは落ち葉の下やしめった土などをスコップなどで掘り返すと見付けることが出来る。
場所としては大きめの公園の落ち葉が溜まった場所や、意外なところだと河川敷の段差の土が乗った部分などにも。
ただ、最近は土地の開発が進んでドバミミズが掘れる場所が少なくなってきた。
ぜひ、自分のとっておきのミミズポイントを探してみよう。
狙え大物!活き餌について
実はうなぎはミミズ以外の餌でも釣れてしまう。
その中でも代表的なのが!
ハゼや
テナガエビなどの生き餌!
特にこの活き餌を使うと、掛かれば極太サイズの大物が間違いなし。
活きた小ハゼで釣れた極太うなぎ
1点気を付けたいのが、ハゼやドジョウなどの魚類を使う場合は、死んでしまうと極端に食いが悪くなるということ。
針に刺す場合は上あごだけに通すなど、すぐに死なないようにし、こまめな餌交換を心がけよう。
(稚鮎の場合は匂いの関係なのか、死んでいても効果抜群)
なお、テナガエビの場合は死んでいても関係なく食ってくる。
そして生き餌を使う場合は外道でシーバスやアカエイも掛かる確率が上がるので、竿を持っていかれないようにしっかりと竿を見張っていよう。



まとめ
長くなったが、ここまでうなぎ釣りのタックルや仕掛け選び、餌について紹介してきた。
そして次回はいよいよ実釣編!
どうすればうなぎがたくさん釣れるかなど、ノウハウたっぷりでお送りする予定なので乞うご期待!!
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うなぎの釣り方!番外編④うなぎ狙いは外道が多い?よく釣れる魚について