さて、今回は久々の鮭釣り以外の釣行に。
狙いは毎年秋になると好調になる噴火湾のチカ。といっても本来は別の魚を狙うつもりだったのだが、当てが外れてしまったので、やむなく…といった方が良いかもしれない(笑)
筆者にとって実に5年振りのチカ釣り。果たしてどれだけの爆釣となったのか。
噴火湾チカ釣り釣行!混み合う漁港
漁港に到着したのは午前11時過ぎ。
鮭と違ってのーんびりムードで釣り場に着くと、平日にも関わらず多数の人、人。
地元らしき近隣のおじいさん、おばあさん方が一生懸命に竿を揺すっていた。
港内にはかなりの群れが入っている様子。
海を覗いてみると散らばってはいるものの、大小様々なチカの姿。これは勝ち確定か。
餌を撒くと…。群れ、群れ群れ。
準備も早々に、とりあえず近くの釣具店で購入してきたアミピュアを撒いてみる。
すると…。



久々に見る魚群に大興奮。すぐに仕掛けを投入。
これでも数年前まではチカを5束単位で釣るほど極めていた。
あの時を思い出し、少し速いテンポで竿をしゃくっていく。
フンッフンッフンッ(美味しい餌が一生懸命逃げまどっているイメージで)
しかし食わない。というか食えていない?
確かに他の釣り師を見てもほぼ誘いは掛けずにジッと当たりを待っている。
太平洋と違って噴火湾のチカはスローな誘いがお好みか…。てかこの激しい動き、すごく変質者っぽい。
周りの痛い視線を受ける前に、とりあえずゆーったりとした誘いに変更してみると、一発で乗った。
道南初物ゲット!
15cm近い良型のチカがヒット。この後はコツを掴んで数を伸ばしていく。
釣りすぎて引かれる。
チカ、トリプルヒット。
それからはほぼ入れ食い状態でどんどんバケツに追加されていくチカ。
どうやら筆者が入った場所が一番魚が溜まりやすいようで、外して即ヒットの繰り返し。
途中、普通に釣るのも飽きたのでタイムトライアルを行ってみたが、約30分間で40匹も釣れた。
ただ、帰り際に通りがかってバケツを覗いたおじさまから一言。



おお、たくさん釣れたねーとかてっきり褒めてくれる流れかと思ったら「こりゃひどい」って。斬新すぎる一言に吹き出しそうになった。
そして追い打ちをかけるかのように車内がアミピュア+キュウリウオ科独特の臭いでえげつないくらい魚臭かった。
たまには小物釣りも。車は臭いけど
そんなわけで今回は超久しぶりにチカ釣りをやってみた。
チカを始め、鮭と違って群れがいればほぼ確実に釣れる小物類は家族連れにもうってつけの好ターゲット。
しかも天ぷらやから揚げなどのお手軽な調理法でも十分美味しいのがありがたい。
最近魚釣れてねー。という釣り師の方も、たまには息抜きにチャレンジしてみてはいかがだろうか。