日本海で秋ホッケ爆発!一人で30キロオーバーのお祭り騒ぎ

さて毎年この時期のお楽しみといえば”初冬の抱卵ホッケ釣り”だ。

ホッケといえば春と今時期に釣れることでお馴染みで、春の個体と違って脂は少ないものの、たっぷりの卵を楽しむことが出来る。

そんなわけで今回は最近道南釣行にハマっているオービス光らせ男のK君と共に、日本海でホッケを狙ってみた。

予報通りの爆風!

札幌住まいのK君は午前9時頃に到着するとのことだったので、先に筆者が下見を兼ねて現地入り。
なお先に書いておくと、この日の一応予報では風速10mだ。

一応昼前から風が弱まるとのことだったので、なんとか期待を胸に強行。まあ最悪港内で楽しめる分だけ釣れればいいだろうとユルユル釣行。


爆風、爆波

現地に着くまでのあいだに有名な磯などを覗いていると、わずかながらに人は入っている。これならなんとか竿を触れそうだとK君に連絡して到着を待った。

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K君到着。すぐさま場所移動

そうこうしているうちにK君が到着したので釣り場へ移動。
と、その前に筆者が愛用していたモアザンを買い取ってもらう予定だったので、港で授与式。

さよなら、モアザンAGS。

これで心置きなく新しいロッドの購入が出来る。
早くサクラマスが始まらないかな。

 

とそんな話はさておき、さっそく磯へ着いて撒き餌を開始。

今日のメニューはオキアミブロック4。粉餌1

ちなみに今回最初に入釣したのは春先に一人で爆釣を記録したポイント。

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人が少ないので寄せるまでが大変だが、一度寄ればホッケのプライベートビーチと化すのだ。

10分経過…。さあ早く寄ってこい。

20分経過…。まだまだこれから。

40分経過…。波強くて話になんねえ!!

波が高すぎてコマセを撒いても撒いた側から流されていく。
もちろん安全上問題はないほどではあるのだが、これではホッケを寄せることが出来ない。

愛竿を譲ってご機嫌とはいえ、さすがに道南まで越させてボウズでは返せない。
すぐに見切りを付けて、最近好調と聞いていた別場所へ向かった。

場所移動完了!群れるホッケ。

小一時間ほど車を走らせ、着いたのはつりしんなどでも有名な某磯場。
当初はジグやらウキやら色々な釣り方で遊びたいと考えていたので、混んでいる釣り場は避けたかったのだが、背に腹は代えられない。

ただ嬉しいことに荒れ模様と言うこともあって駐車場に3台ほど。帰り際に団体のおじいさん方とすれ違って話を聞いたところ「釣れてるから急いだ方がいいぞ!」とこれまた吉報。
満月を描くロッド。
満月を描くロッド。

さあ準備をしてやるかー。とK君を見ると、もう満月に竿を曲げているじゃないか。

開始5分であっという間にゲットのK君。
なんといっても彼にとって初ホッケ。意外な引きと重量感にすっかり魅了された様子。

とりあえず1匹釣ってコツは掴んだようなので、筆者もK君同様に浮き釣りで竿を出す。
もちろん餌は特製60円の鶏胸肉を赤く染めたヤツ。

これが地味に効くのだ、作り方は以前書いたホッケの釣り方記事に書いているので割愛。
慣れるとマジで高いオキアミを使うのがもったいなくなる。


そしてすぐに浮きが沈み込み、35cm程度の今期初物ホッケがヒット。
海には時折ホッケが渦巻いている姿が見える。これは爆釣間違いなしか。

続く入れ食い!K君、弱音を吐く。



それからは浮きに食いが悪くなったらジグサビキヘジグサビキに食いが悪くなったら浮きへとチェンジし、どんどん数を伸ばしていくK君と筆者。

もうすでに「帰ったらどんな料理にしよう」と悩む筆者に対し、K君の様子が変だ。

ジグをフォールさせながらぽつりと一言。

K君
もうホッケ掛からないと良いなあ。

K君、やってる事と言ってることが合ってないぞ。

どうやらあまりに釣れるので+帰り道の事を考えて嫌になってきたらしい(笑)

まあ連れてきた身としては釣れずに帰るよりはいいだろう。
結局筆者が90本。K君が40匹ちょっとを釣り上げて納竿となった。

キロにして30キロ。帰り道は無事腕が死亡しました。

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釣るならお早めに!日本海ホッケ

釣ってきたホッケはその日のうちにフライ&煮付けでいただいた。

ふっくらジュワーで最高の味わい。ビールが進む進む。そして卵もプチプチ。
あっという間に間食し、残った魚は燻製&トバに。

今時期ならではの味わい。連日このホッケの調理で寝不足だったのは内緒だ。
次回、もし余裕があれば燻製の作り方を更新するかも?