【TV出演も】サンマの釣り方!!竿選びや仕掛けについてご紹介【北海道】

スーパーではいまや1本数百円を越え、すっかり高級魚ともいえるサンマ。

お刺身に塩焼き、蒲焼きに干物など、その調理方法も非常に幅広く、アジやイワシと同様に日本人にとっても馴染みの魚の一つだ。

こんな美味しいサンマが港から釣れるとなると興味を持つ釣り人も多いのではないだろうか。

ぐっどくん
え!サンマって漁港から釣れるのか!?
kawaguti
釣れるピークは1週間くらいで凄く短いからあまり知られていないけど、毎年決まった時期に接岸してくるよ!

そんなわけで今回は知る人ぞ知る北海道の港でサンマを釣る方法について、昨年一回の釣行で300匹以上のサンマを釣り上げた筆者が分かりやすく解説していこうと思う。

サンマの生態について

やはり釣る前に生態をよく知るのが大事。まずは知っているようであまり知らないサンマの生態についておさらいしていこう。

・ダツ目ダツ上科サンマ科サンマ属。最大40cm程度。
・寿命は1~2年程度。大きさは2年で35cmほどまで成長する。
・日本では回遊魚として北太平洋、日本海の一部に分布する。
・塩焼き、刺身、煮付け、干物などどんな料理にも対応し、日本の秋の味覚を代表する大衆魚として愛されている。食卓には欠かせないお魚!
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獲れなくなったのは○年前から

そんな日本人に広く愛されるサンマだが、近年は”サンマが獲れなくなっている”というニュースを目にする機会が多いだろう。その背景には外国船の影響や、群れが沖合に消えてしまったことなどが考えられているが、詳細については定かでは無い。

秋の味覚として食卓には欠かせないサンマだが、漁獲量は年々減っている。※画像はイメージです

なんとピーク時の2003年時には3000トンを越える漁獲量(刺し網)があったのだが、2020年には560キロまで落ち込んだほどだ。

ぐっどくん
そんなに数が減っているんだな…。

それだけ希少になっているサンマ。釣る場合も希少な命を決して無駄にしないよう、食べきれるだけ釣るようにしていかなくてはならない。

kawaguti
kawagutiも真空パックに入れて、冷凍して少しずつ消費しています!

サンマ釣りのタックルについて

ではいよいよサンマ釣りのタックル(竿やリール)について見ていこう。サンマ釣りはアジやイワシと同じようにサビキ釣りが基本的な釣り方となるので、他のルアーフィッシングのような専門的な竿は必要ない。

北海道で言うとニシン釣りに使っている竿があればそれを流用しても良いし、港によってはリールの付いていない延べ竿でも十分に楽しむことが出来る。

サンマ釣りのタックルについて
竿~2号程度の磯竿
リール1000~3000番
道糸2号~3号
サビキ 8号~(魚のサイズに合わせて)

kawaguti
タックルよりも魚の群れがいるかが重要です!

サンマ釣りに向いている竿は?

ここではまだサンマ釣りに向いているタックルを持っていない方に向けて、筆者オススメの竿を紹介していこう。
さきほども記載したように、この釣りでは高級なロッドは必要なく、大体5000円ほど出せば十分なものを購入することが出来る。

例えば、コスパ最強のブルーマリンから発売されているブルーベイ磯がおすすめとして挙げられる。なんと実売価格は3000円後半!若干重さはあるものの、その安さからお子様向けの入門ロッドとしても人気のモデルだ。

シマノ、ダイワなどの有名メーカーで揃えたいならリバティクラブ、ホリデー磯クラスのモデルを購入しておけば、ニシン釣りやホッケ釣りにも流用できるのでベストだろう。

kawaguti
kawagutiも上記2モデルを愛用しています!
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リールはどれくらいの大きさが良い?

お次はサンマ釣りのリールについて。こちらは端的に言うとナイロン3号が100m巻ければなんでも問題ない!笑

ドラグを使うこともなく、足下に垂らすだけなので5m程度の延べ竿でも釣りが成立するほどだ。今ならダイソーでも500円くらいのリールが売っているので、そのレベルを一つ用意すれば事足りるだろう。

ぐっどくん
リールはほんとに何でも良いんだな!