さて本日は鮭釣りの中でもクーラーボックスに関するお話。



クーラーボックスといえば釣果には直接関係ないので、なかなかお金をかけようとは思わない人も多いはず。
だが車で10分程度の近場で楽しめる人ならまだしも、郊外から離れていて片道1時間~2時間の移動が当然のようにある鮭釣りにおいては、せっかく釣った魚の鮮度が落ちてしまったり、最悪の場合は傷みやすいイクラなどが腐敗してしまうことも十分にあり得る。



そんなわけで今回はクーラーボックスをまだ購入していないけれど気になっているという方や、鮭を美味しく食べるために、遠征でも使えてしっかりと冷やせるものが欲しいといった方に向けて、
鮭釣り歴10年以上、クーラー4つ保有の筆者が5種類のおすすめ商品をご紹介していきたいと思う。



鮭釣りのクーラーボックス選びの基準は?
実際の商品をご紹介する前に、鮭釣りのクーラーボックスのサイズ選びの基準についてご紹介していきたい。






~鮭釣りのクーラーボックス選びの基準~
・鮭のサイズに合わせた内寸60cmクラス以上(尾を曲げれば大体OK!)
・容量は40L~
サイズについては鮭のアベレージサイズを入れられる70cm以上の内寸があれば余裕があり、仕舞う際に尾を曲げることを考えると最低内寸60cmあれば鮭用のクーラーボックスとして使うことができる。
なお容量については40Lあれば数本の鮭を余裕をもって入れることが可能だ。
鮭釣りにオススメのクーラーボックス5選!
それでは鮭釣りにおすすめなクーラーボックスを5つご紹介していきたい。
今回は商品と一緒に選ぶ際の基準となる保冷力、そしてコスパの点もランク付けしているのでご参考にしていただければ幸いだ。
コスパは最強!!伸和 ホリデーランドクーラー
まず初めにご紹介するのは伸和 ホリデーランドクーラー。
保冷力 ★★☆☆☆
コスパ ★★★★★
収納力 ★★★★★
なんといってもこの商品の売りは実売価格で1万円以下といったところだろう。その人気さゆえにキャンプブームと相まって在庫が少なくなっている店舗も多いほどだ。
もちろんお安い分、保冷力はまずまずといったところだが、1日程度の釣行なら十分ストレスなく使用することが出来る。
大きさは76Lのものがおすすめだが、あまり大量の鮭を釣らないという方には、内寸が65cmと少し小さいがさらにお求めやすい価格の48Lでも〇。
鮭釣り初心者の頃の筆者も1台目に購入したイチオシ商品だ。
Amazonユーザー
釣り具メーカーの品物と比較して、なぜこれほど安くできるのか不思議になります。
機能的にも十分ですし、価格を考えるとき満足の一語になります。
カラーも豊富◎ダイワ ダイワ Daiwa NSトランク大将II
やっぱり一流メーカーのものを使いたい!という方にはこのトランク大将Ⅱがおすすめ。
保冷力 ★★★☆☆
コスパ ★★★★☆
収納力 ★★★☆☆
蓋が分割で開けられるようになっているので魚を仕舞う際にも冷気を逃すことが少なく、
またカラーがレッドとブルーの二種類から選ぶことができるので女性ユーザーなどにも嬉しいのがポイント。
43Lなので若干入れられる鮭のサイズは少ないが、保冷力は先ほどのランドクーラーよりも上だ。
底部には滑り止めラバー「ふんばるマン」が搭載しているので、長距離の車移動を繰り返しやすい鮭釣りにはもってこいの商品となっている。
Amazonユーザー
シャケ、マス系統を入れるのに丁度良い大きさだったので購入しました。
2Lのペットボトルを4本凍らせて入れて、一日半ほど持つので重宝しています。取っ手だけが華奢なので扱いを慎重にしていますが、これだけが不満点なので...改良を望みます。
タフ!そして軽量!シマノ(SHIMANO) スペーザ ホエールライト45L
次にご紹介するのはシマノの人気シリーズ”ホエールライト”。
保冷力 ★★★★☆
コスパ ★★★★☆
収納力 ★★★☆☆
こちらは最後で紹介するホエールリミテッドの下位グレード。重い鮭を気にすることなく運べる大型ホイール付きで、なおかつ70cmまでの鮭なら尾を曲げることなく収納できるのが素晴らしい。
またリミテッドよりも軽量で、同価格帯のクーラーに比べると持ち運びもしやすいのもポイント。
保冷時間は45時間(クーラー容量の20%分の氷を外気温31度で持続する保冷時間)と、2日程度の遠征なら余裕でこなすことが可能だ。
また蓋を取り外して洗うことが出来るのも、カツオなどの餌で臭くなりがちなこの釣りにはありがたい。
Amazonユーザー
海上釣り堀で使用しました。鯛を16匹イナダ1匹でしたが、氷をバケツ二杯入れてもらいちょうどぴったり。
その日にさばくことができなかったので次の日の夕方まで廊下に放置。開けてみたら。氷が殆ど溶けずにいました。(11月中旬)
以前は発泡スチロールを使ってましたが 何回も氷を出してましたが、このクーラーボックスにして大正解でした‼️
3面真空搭載の最新モデルを。トランク大将III TSS 5000X
お次は2021年7月に発売されたばかりの最新クーラー、トランク大将III TSS 5000X
保冷力 ★★★★★
コスパ ★★★★☆
収納力 ★★★★☆
こちらは先ほど紹介したトランク大将Ⅱの最新モデルとなるが、内容量50Lに三面真空パネル搭載(TSS 5000X)で今まで紹介した商品の中でも保冷力はピカイチ。
さらに両開きの上フタに大型投入口を搭載するなど、鮭を仕舞う際にも非常に使い勝手のいい商品となっている。
内寸も73cmあるので、大型の鮭が釣れてしまった際にも余裕をもって仕舞うことが可能だ。
yahooショッピングユーザー
価格以上のスペックです!
軽い、保冷力あり、取り扱いが良いです。また価格もリーズナブルなので初心者〜上級者迄の幅広い層のアングラーにおすすめ出来ます。 この容量クラスではすべてに関して五つ星です!。
やっぱり最強!シマノ スペーザ ホエールリミテッド 65L
最後にご紹介するのは保冷力最強のシマノ スペーザ ホエールリミテッド65L。
保冷力 ★★★★★
コスパ ★★★★★
収納力 ★★★★★
クラス最大内寸80cmに真空パネル3面、さらに厚底断熱機能が搭載されており、保冷力はクラス最強を誇っている。
このクラスなら日本記録サイズの鮭が釣れても余裕で入れることが出来るのではないか。
もうこれを買っておけば、中に入る鮭も幸せに成仏できるに違いない。そんな気持ちにさせてくれるフラグシップモデルだ。
通常2~3日以上の遠征だと氷を購入できる場所を気にしながら釣りをしなくてはならないが、このホエールリミテッドならそのような心配も無用。釣りだけに意識を集中して鮭を探すことが出来るだろう。
yahooショッピングユーザー
現行クーラーボックス最強!
600からの買い替えとなります。何と言っても両開きのフタは最高に使い勝手が良いです。 車載時に冷蔵した物を取り出す時や魚を小分けする時にフタを開く時は格段に使い勝手が向上しています。 保冷性能は最強です。
あなたに合ったクーラーボックスで快適な鮭釣りライフを!



そんなわけで今回は鮭釣りにおける筆者オススメのクーラーボックスを保冷力、コスパ、そして収納力にわけてご紹介してきた。
イクラはもちろん、胃袋や血合い(めふん)など内臓まで丸ごと食べることのできる鮭を美味しく食べるにはクーラーボックスは必須アイテム。
今回ご紹介した商品はお求めやすい価格のものから数日間の遠征に耐えるフラグシップモデルまであるので、ご自身の釣行スタイルにぴったりのクーラーボックスを選んでいただければ幸いだ。
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