さて前回に引き続き、道央近郊のサクラマス釣行記事。SNSを見ても多くの釣り人が3キロクラスの良型、大きい物では5キロを越える記録的な魚も揚がっているらしいじゃないか。
一方で道南に慣れ親しんだ筆者にとってこちらのフィールド開拓はほぼ一から始めており、なかなか苦戦しているようだが果たして。
超久々の島牧は荒れ気味。
まず向かったのは実に2年振り以上となる島牧方面。
サクラマスが上がっている情報が入っていたので向かったのだが、あいにくこの日は数日前から南西の風が吹き荒れており、磯はもちろんサーフからも竿を出すのが厳しい状況の様子。
もちろん釣り人も一人もいなかった。



竿を振りたかったところだが、ここはざーっとポイントをおさらいする程度にして唯一風がかわせそうな寿都方面へ向かう。
寿都は巨ホッケ祭り。
ポイントに到着してみると、予想通り先ほどの爆風とは打って変わっての凪。
ただ他の釣り師たちも筆者と同じ事を考えていたようで、良さげな磯場やサーフは多くの釣り人で賑わっていた。



まずはサーフに入釣し、ジグで広範囲を探っていく。ただ凪てはいるのもの、河口付近はゴミが溜まっていてやりにくいのでこれまた早めに見切りを付けて近くの磯にサクッと移動。



が…。2時間ほど振っても反応がないので逃げのボトム狙い→ホッケでボウズ逃れを楽しむ。
今年はニシンが大量に接岸してカズノコを産んでいるからか、それを狙いに来るホッケの型も非常にデカ苦成っているんじゃないだろうか。
根掛かり必須の場所も多いのでダイソージグを転がし、おかず用にアベレージ35cm越えの良型ホッケを次々と釣り上げていった。
ホッケは裏切らない。脂もたっぷり。



20本程釣り上げたところで時間も良い具合になったので早めに帰宅し、ホッケの干物作りを楽しむ。
なお釣ったホッケはすぐに血抜きしているので身もばっきばきな最高のコンディション。



一日半ほど風に当て、しっかりと水分が抜けて旨みの凝縮したホッケはマジで旨い。白米とビールを流し込んで次こそはサクラマスを釣ろうと考えたkawagutiであった。