さていよいよ待ちに待った3月に突入。
日本海側の某場所では全体で約100匹の爆釣も記録するなど、各地でサクラマスの釣果も復活し始めてきた。
筆者もそろそろ重い腰を上げてサクラ狙いに行きたいところなのだが、今回はあえてニシン釣りに。
ニシンと言えば数日前まで小樽で異常なまでに釣れていたらしいが、ここ函館でもポツポツ釣れているとの情報が。
果たして道南初のニシンGETなるか。
近くの漁港へ!噂通りの人だかり。
そんなわけでやってきたのは自宅からほど近い漁港。
なお、今日は関西から来た友人も一緒だ。
噂には聞いていたものの、筆者もこの道南でニシン釣りをするのは今日が初めて。
時間は早朝が良いとのことで、7時頃に現地に着くと・・・




最盛期には大勢の埠頭でにぎわう釣り場ではあるが、この時期の平日にも関わらず数メートル感覚で釣り人が並んでいる。
タックルからして間違いなく、ほぼ全員がニシン狙いのようだ。
あった!ニシンのウロコ。
すぐに適当な場所に釣り座を構え、足下を見てみる。
というのもニシンやイワシなどの青物は非常にウロコが剥がれやすい魚。
もし釣れていれば間違いなく岸壁にもウロコが落ちているはず・・・
予想通り、大量のウロコが!
状態からして数日以内なのは間違いない。
これはかなり期待出来そう。
念のため、常連っぽい隣のおじさんにも話を聞いてみようじゃないか。






・・・・
詳しく聞いてみると、最近はかなり釣果にムラがあるらしく、
釣れる日は余裕で数十匹、釣れない日は数時間やって1,2匹釣るのも難しいとのこと。
今日のおじさんは日の出からやって全く反応なし。
一応粘れば釣れるかもとのことだったので、ニシンを狙いつつクリガニを狙ってみることにした。
釣れないニシン。カニにも振られる。
竿を出してから1時間が経った筆者と友人。
しかし、ニシンはおろかクリガニすら反応がない。
かろうじてクリガニの方は、地元のおじさま方が特殊なコマセ仕掛け?を使ってコンスタントに釣り上げているものの、イカ餌オンリーの筆者らは全く当たりが無し。
どうやら完全なハズレ日に来てしまったようだ。
最近はクリガニマスターの筆者。まさかニシンだけでなくカニにも振られてしまい、なかなかのショックを受ける。
翌日。クリガニ・リベンジ成功!ニシンは次回。
そんなわけで翌日、またしてもリベンジへ。
残念ながら朝方は用事があったため、ニシンは諦めてクリガニオンリーを狙っていく。
なお、今回は集魚効果を高めるために冷凍サンマの切り身とイカを合い掛けにしてみた。
するとどうだろう。1投目から竿先にクリガニらしき重み。
徐々に海面に上がってくるクリガニに興奮する友人と筆者。
ようやくターゲット?に出会うことが出来た。
初めて目にするクリガニに、友人は大興奮。
お目当てのニシンには出会えなかったものの、とりあえず函館らしいものが釣れたのでほっと一息。
結局リリース含めて10数匹をGETすることができ、自宅に帰ってから塩ゆでに。
今までカニはそこまで。という友人も新鮮なクリガニに夢中でかぶりつく。
なんとか良い思い出になったようでほっとした釣行だった。






