またまた道東在住特派員I氏からの新鮮な情報が届いた。
実は某港は年に一度、大量のマスが上がるXデーなるものが訪れるのだが、どうやら特派員I氏がそのXデー後の釣行に成功したらしい。
果たしてどれだけの爆釣を味わえたのか。
夕マズメに入ると・・・まさかのXデー当日!
前日に今季初のサクラマスを釣った特派員。
翌日の仕事が早い事もあって朝練は諦め仕事終わりに偵察に行く事に。
勤務中も脳裏に過ぎるのはあのサクラマスの引き。
早々に仕事を切り上げ準備を始め港へ17時過ぎに到着すると…
夕マズメにも関わらず30人くらいの人が。
今日は多いな…と思いながらひとまず話を聞いてみることにし、情報収集をスタートする特派員。
前日もやっていた人から「なんで朝来なかったのさ!」と言われ🉐「朝仕事が早くてやめました!」と答えると



しかも話しかけてきた人も5本キャッチしたよ!と。
どうやらただのXデー到来のようだ。(どうりで人も多いわけである)
しかし世の中そんなに上手くはいかない。なんといっても今は吹き飛ばされそうな程の爆風。
他の釣り人も向かい風で”釣れる気がしない”と言いながらやっている厳しい状況だ。




悩みながらもキャスト開始。サクラ現る。
そこから話し込むこと20分、ここで特派員の友人が夕マズメ狙いで来たようだ。
風が強いからと竿を出すか悩んでいた特派員は友人と話しながら様子を見ていると、日が傾くにつれて少し風が止んできた。






そうした矢先。友人の隣の人の竿がしなる。
じっと見つめているとギラつく個体…その魚体は間違いなくサクラ。チャンス到来なのは間違いないので急いでDコンを結び、キャストを開始。
定期的にアメは追ってくる。だが今日の狙いは君じゃない。
そんな事を重いながら1時間ほど振っていると、周りでもポツポツと釣れ出したサクラ。
粘る特派員I氏。しかし仕事終わりに来た為防寒対策をしていないため、寒さに負けて帰り支度をしながらただ巻でやっていると…
ハンドルが止まった。次の瞬間、竿が曲がる!
期待して合わせるも、残念ながら小アメのような引きだが足下に寄せてくると…






フロントフックをしっかりと咥えこんでいた為タモ入れをせずに抜き上げる暴挙にでた特派員。
見事抜き上げに成功し、40cm程度のコザクラをキャッチ!
それから30分程振るも、日が沈み終了となった。
そしてステージは翌朝へ。
Xデー翌日!夜中には埋まる駐車場
翌午前1時。数打ちゃ当たる、せっかくのチャンスをものにしたいと仲間3人と合流し,昨日の港へ。
堤防は人、人、人!
到着し車から降りると…港の半分程は既に埋まっているじゃないか。
釣り人とは恐ろしいもので、あっという間に昨日のXデー模様が伝わったようだ。
仕方なく1級ポイントから外れた空いているところで場所を確保。
さすがに暗いうちは釣れないだろうと、薄明るくなった3時30分頃にスタートをすることに!
特派員は通称エサ「Dコン・ブルピン」を結んでキャストを開始する。
始めて早々にアメマスのような当たりが周りでも見え始め、「とりあえずボウズは回避したいね」などと仲間と冗談を言っていると…
ただ巻でやっていた特派員に当たり。
水面をバチャバチャと寄せてきたため、視線が集まるなか、釣り上げられたのは40cmクラスのアメマスだった。
またもやフロントフックをガップリ。
半分ガッカリしながら魚が居るので諦めず振っていると、遠くの人の竿がしなっているのが見えた。



しかし、予想とは裏腹にタモ入れをしている。
どうやら本命サクラが出たようだ。
これは間違いなくチャンス。太陽も徐々に顔を出し始め、コンディションは絶好調。
時刻は4時を過ぎ、ルアーを替えてみようかそろそろルアーチェンジをしようかと悩んでいると…
ゴンッ!






ルアーを捕食する瞬間を見えたため、サクラマスなのは確定。
サイズはそこまで大きくなさそうなので軽く走らせながらのやり取り。すると仲間の竿が曲がりドラグが出されているじゃないか。
まさかのサクラマスダブルヒットだ。
すでに足元まで来ていた特派員のサクラを友達にタモ入れしてもらい、すぐに仲間のサクラも続けてキャッチ!
タモ入れの上手さに驚きながらも周りは一向に釣れていない。
まさかの残り物には福があるという事なのか、空いていたポイントでここから春のサクラ祭りがスタート。
別の仲間Bに強烈な当たりがあり、無事キャッチ。全員で笑いながらキャッチしてボウズは残り1人に…
しかしこの後、ドラマは起きる。
全員サクラキャッチ!トータル10本寸前。
一向に釣れる気配が無く、すでに少し諦め気味の仲間C君。
などと冗談をいいながらリーリングしていると、当たりがあり強烈なフッキングを決めている。
ドラグが出されサイズも悪くなさそう!丁寧に寄せて特派員がキャッチ!
そして無事にネットに収まる見事なサクラマス。
朝の5時迄で4人4キャッチと狙い通りの果たした。
1本釣れて満足した特派員はルアーを替えることに、ここで取り出したのがタイドミノー14cm。
日本海ではスタンダードな大きさだが、道東でこれで釣れたら笑えるなと思いキャスト、細か目のトゥイッチを入れ巻いているといきなりひったくる様な当たり、決まるフッキング!






久々の強烈な引き。
走らせ、水面に顔を出させ、疲れさせること3分。特派員2本目のサクラゲットに成功。
54センチと道東では良型サクラマス。
食い気のある状況では大きめのミノーでも十分通用することが実証された。
聞いた話では他にも14cmクラスで上がった個体が居るらしい。
その後、会社の人はスプーンに替え遠投し着水5巻程度でまさかのサクラヒット!
これまた良型の57cm。
Dコンタクトを投げ続けた仲間はなんと3本をキャッチ。
その後は反応もなくなり、3時~7時迄で4人で9本キャッチの大満足の朝練となった。



なお本日は渋めだった様子。
まだ可能性はあるので週末行かれる方はぜひ参考にしていただきたい。