つい先日山岳四団体が登山自粛要請を、NSA(日本サーフィン連盟)がサーフィンの自粛要請を発表するなど、自粛要請が相次ぐアウトドア業界。
両者ともイメージ的には「密閉」「密集」「密接」の三密のリスクは少ない中で極めて異例の発表ともいえる。
そんな中、23日に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、設立1979年・会員数5000人を超えるNPO法人「JGFA(ジャパンゲームフィッシュ協会)」がJGFA会員及び釣り愛好家へ「釣行も含めて外出を控えてほしい」との声明を発表した。
JGFAからのメッセージについて



声明は「私は、JGFAの会長として、皆さまにお願いしたいことがあります。それは、この新型コロナウイルスの猛威に対して私たちアングラーの行動についてです。釣行も含めて外出を控えていただきたいのです。オープンエアで行う釣りは、個人的で安全と思えなくもありません。しかし、それは誤りです。海浜、山間にウイルスを持ち込み、そこに住む人々にリスクをもたらします。」と指摘。
前回の記事にも記載したように、地方自治体からも独自の釣行自粛要請などが相次ぐ中、もはや「人に会わなければ釣りに行ってもいい」という個人単位の話ではなくなってきているのが現状だ。
事実、首都圏を中心に各釣り場付近での駐車場封鎖などが相次いでいる。



釣り師のマナー・モラルが問われる日々が続いています。