さて本日は鮭釣りに関連していくらの話題。
恐らく鮭釣りをしている方の一部には、いまとなっては超高級品な”イクラ”をお目当てで鮭を狙っている方もいるのではないだろうか。
北海道のスーパーですらすぐに手に取ることのできない値段になっていて、味付け品を買おうものならお玉いっぱいいくらになるのやらというのが現状。
そんなまるで海のキャビアのような存在になりつつあるイクラが今、大変な値段となっている。




イクラがキ、キロ〇千円!?
さて気になるイクラの値段だが、東京の台所を支える東京都中央卸売市場・豊洲市場の卸値によると8月下旬における国産の味付け品がなんと9500円~9000円。
これは不漁続きでもともと高騰している例年よりもさらに1~2割高い水準となる。
またマスイクラに関しては例年5割高の6500円から6000円と異次元の高さになっているようだ。
新物は1万円。



なお先ほどの卸値はまだ新物が出回る前の水準。北海道・札幌の中央卸売市場では、定置網の魚が出回る前の混獲物の鮭から取れた味付け前の生スジコがキロ6000円を超えており、この価格帯から考えると豊洲市場では新物の味付けイクラがキロ1万円になっても何らおかしくない水準となっているようだ。
新物について豊洲の卸は「出始めは(国産の味付けで)キロ1万~9000円になるだろう」とみる。みなと新聞(8/31)=https://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/e-minato/articles/115510
鮭一匹から取れるイクラの量は大体500g程度入っており、1本釣るだけでガソリン代とルアー代の元が余裕で取れそうな値段である。
昔から釣りは「その魚買った方が安いんじゃないの」とよく言われたものだが、今年ばかりはメス1本釣るだけで「釣った方が安いよ」と返せそうな異常な事態になりつつある。
まあこの魚が減り続けている状況で釣れればの話ではあるが。



