明日から全国的に雨模様の様子。
函館も今晩から雨が降り、また数日間釣りに行けなさそうなので一昨日に引き続きヤリイカ狙いへいってみた。
この時はまだあんなお祭りパラダイスになるとは。
現地到着。挨拶間もなく「竿コール」
仕事終わりの昨日、前回の群れは22時頃だったのでゆっくりと準備。
DMを見ると、どうやら先にしまさんが到着した様子。
「釣れてますか?」と聞くと「まだ群れいませーん」との返答だったので、とりあえずテレビのクイズ番組を眺めながらボケーっとしていた。
気になる問題も解き終わり、車に乗り込み移動開始。
場所は「twiiter釣りの会」で集まった同じポイント。
十数分ほどで現地に着くと、今回はあっさりしまさんを発見。
なにやら真剣に水面へ向けて竿先を動かしている。
俺「お疲れさまでーす。」
しまさん「早く!竿!竿!」
俺「釣れてるですか!?」
しまさん「竿!竿持って早く!」
しまさん、竿しか発しない。どうやらヤバい状態のようだ。
すぐにトランクを開けてロッドを握りしめ、しまさんの元へ駆け寄る。
ふとバケツを見ると一杯のヤリイカがキューキューと鳴いているじゃないか。
しまさん「さっきからマイカ混じりでヤリが回ってきてる。早くやった方がいいよ!」
水面にうようよといるヤリイカに興奮しつつ、とりあえず群れの少し前に前回と同じシャローのエギを通す。
ヤマシタ(YAMASHITA) エギ ナオリー RH S 1.8号 5g レッドヘッド夜光 B03
ゆっくりと沈むエギを注意深く見ていると、数匹のヤリイカが興味を示して寄ってきた。
ちょんちょんと軽く誘ってまたフォール。
またエギに注目して寄ってくるヤリイカ。
すると1匹が軽くパンチしてきた。これがイカパンチってやつか。
ここで合わせるも完全に抱ききらなかったようで乗らず。
その後も苦戦していると隣でバンバン上げるしまさん。
画像は終盤に上げたグットサイズ。「キタキター!」と非常に楽しそう。
そろそろ釣らねば。パンチを受けてもしっかり乗るまで待ってみる。
ちょんちょん。ちょんちょん
フォール・・・。また数匹が集まってきた。
ヤリイカ、触手でちょんと触って離れたかと思いきや・・・抱いた!
ようやく1パイ目をGET。
警戒されないようにエギのサイズを落としてみるとまたまたヒット!
しかも今回はなかなかの引き。これは期待できそう。
テンションが緩まないようにしつつ、慎重に抜き上げる。
自己記録を余裕で更新。
刺身にするのが楽しみな40cm近いパラソルサイズ間近だった。
それからもう1パイ追加したところで、イカの警戒もマックスになったのか、エギに反応しにくくなる。
エギのサイズをまた変えたり、フォールを変えたりと筆者が思考錯誤しているとしまさんが消えていることに気付いた。
しまさんとかくれんぼをしたら絶対見付けられない気がする。
謎のライズ。男二人、なんとか釣り上げて姿を確かめる。
車にでも乗っているのだろうか。と後ろを見ても姿はない。
まあ、いつか会えるだろう。と思って別の場所の様子を探りに行こうとすると、物陰で竿を上下に振るしまさんの姿。
「何狙ってるんですか?」
「さっきからなんか小さい青物っぽいのがバチャバチャ跳ねてるんすよ」
水面を見るとかなりの数の小魚がいるじゃないか。
「とりあえず正体暴きますか」とサビキをセットして誘う。
しかし、反応しない。ヘッドライトを付けてみる。
謎の青魚っぽいやつ
ライトで照らした瞬間、ワラワラとサビキに集まってきた。
しかし、しまさんのサビキはダイソー。興味を示すもなかなか針掛かりしない。
ここで、ゆっくりとサビキを沈ませてみる。
小魚、パクッと咥えぎらっと光る。即アワセ。
「掛かりました!」
「なんだ。なんだ。」
最初ニシンかと思ったのは内緒
前に爆釣したマイワシ。予想はしていたが、ちょっと残念。
5匹釣って少ししまさんにお裾分け。イカ釣りへ戻る。
夫婦で爆釣。もはやプロエギンガー一家。
サビキで場が休まったのか、イカも少し反応してくれる状況に。
この日は家族で来ていたしまさん。イカが反応し始めたわずかな時間で、今度はしまさんの奥様がポンポン上げる。
息子さんも来ていたが、序盤にイカをつついて潮を掛けられていた。
将来はこの家庭で立派に英才教育を受けて函館有数のイカ釣り師になるに違いないだろう。
しまさん一家の釣果。釣りすぎだ。
ラスト間際、定番と化した「あと1パイか、5分後の○○分になったら帰りましょうか」宣言。
前回はこれで1パイ追加して全員笑顔で帰宅した。
しかし、筆者はここまで1時間ほど釣れていない。
内心、「さすがに無理かも」と重いながらしまさんにベーシックがいいよとアドバイスをもらったのでそちらにチェンジ。
少し深めまで落としてシャクると、クッとエギが持って行かれた。
合わせるも・・・バらす。
しかし、イカは一度抱いたらその場でまた抱いてくることがあるのでめげずに同じ場所へ投入。
エギがモゾーっと引っ張られる。
よし掛かった!
小ぶりだけど文句は言わない。まさか釣れるとは
時計を見るとタイムリミットまであと10秒。
また笑顔で帰宅できた。