さて以前当ブログでも閉鎖時に記事にした知床方面の鮭・カラフトマス人気ポイント”幌別川河口”が18日より解禁となった。
同ポイントは8月23日から新型コロナウイルスの影響でルールの周知や監視が出来なかった等の理由により封鎖となっていたが、この度、幌別の釣りを守る会と関係機関との協議の結果、期間そして時間とエリアを定めた上で解禁となったようだ。



幌別川河口の解禁期間、時間、及びエリアについて
この度解禁となった幌別川河口の解禁期間、時間、そして釣り可能エリアは以下の図及び表の通り。



~幌別川河口解禁期間や時間、釣り可能エリア~
2021年9月18日(土)~10月15日(金) (※2021年10月16日~12月31日は全面立ち入り自粛)
<時間>
月~金曜日(祝日含む):午前6時~午前9時
土、日曜日:午前6時~正午(12時)
幌別川左岸海岸のみ(川の流路上は除く)
なお同河口では今までは時間の設定などはされていなかったが、
今回のような条件付きの解放について同財団は
これまで幌別川では、早朝に立ち入る釣り人とヒグマの近距離での遭遇といったヒグマに関する課題、暗い時間帯だと気付きにくい看板といった周知方法に関する課題など、様々な課題がありました。
これらの課題解決のため今回は、試行的に期間や時間・エリアを限定して開放することとなりました。=幌別の釣りを守る会、(9/12)facebookより引用
つまり早朝などまだ薄暗く、釣り人とヒグマがお互いに認識しずらい状況での遭遇を防ぐため、そして注意喚起の看板の見逃しを防ぐなどといったことが理由のようだ。
もしこれらのルールが守られない場合、またヒグマの出没が続く場合は釣り場の開放を中止する場合がある。






ルールも守って楽しい釣りを。
また幌別川河口ではこのほかに下記のような幌別ルールというものが存在する。
幌別ルール
1.ヒグマ出現時は、全ての荷物と魚を持って避難する
2.速やかな避難のために・・・
・釣った魚はすぐにネット等に入れる
・荷物は少なくし、魚と共に常に手の届く距離で管理する
・釣魚は一度に運べる本数に自制する
3.釣った魚は解体せず、全て持ち帰る
知床財団HPより引用
同河口は鮭やカラフトマスが多く来遊する好ポイント。
新たに新設された試行開放の条件及びルールを守った上で、北海道ならではの楽しい釣りを楽しんでいただきたい。
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