さて前回に引き続き日本海ヒラメ釣行編。
この前は12fのカムイトゥクシー(ぼっこ)でえらく疲れたため、今回はつい先月発売となったばかりのワールドシャウラ・ドリームツアーエディションを使用してみることに。



8.6fなのでサーフには長さが少し足りないものの、ここは天下のワーシャ。投げてるだけで釣れる気がしてしまうものだ。
なによりこのロッドがサーフでも通用することが分かれば出張先での釣り場選択も増えるというもの…。
果たしてこの選択は吉と出たのか。
前回と同じサーフへ!
そんなわけで向かったのは前回と全く同じ日本海サーフ。
残念ながら一番いいポイントに投げ釣り師が入っていたので、そこを避けるようにしてランガン。それにしても5ピースとは思えない使用感だ。根掛かりして少し強めに煽っても全く不安を感じない。感度もよく、これは十分メインロッドとして戦える代物。
まだ日の昇らないうちはガツッと当たっても一瞬で引きが弱くなるようなホッケ。ただ中には40cmを超える根ボッケも混じるためまあまあ面白い。
しかし筆者。ここで気づいた。
ホッケでワーシャ入魂しちゃってる。
…。しかもホッケなんて毎度のごとく釣れるので写真すら撮ってない。いつの間にか知らない間に入魂させられたワーシャが不憫すぎるじゃないか。



まあ恋愛心理学的に男性は初恋を、女性は最後の恋を…だなんていうし、ワーシャにはメモリアルフィッシュを捧げればいいんじゃないだろうか。
いや釣り竿には恋は関係ないのだけれども。



そして現る本命。
そんなハプニングがありつつ、すでに時刻は午前7時を回っていた。
まあ経験上サーフのヒラメはそこまで時合いを気にしなくてもいいと思っているので焦ることはない。
一番の問題は自分が毎回ヒラメを上げている良ポイントにちょうど朝の投げ師さんが入っていることくらいだ。
自分もシーズンによっては投げ釣り師。ルアーマンが近くに来る圧迫感は心得ていたので、もともと十分過ぎるほど距離はとっていたのだが、今回はワーシャへの罪滅ぼしもあったのでほんの少しだけ近くでキャストさせてもらうことを心に決める。(といっても10m以上は離れている)
そして3投目。フルキャストして着水後にガガッと強い当たりがあった。
引きは40クラスのホッケには及ばないものの、この地を這うような最初の引きはめちゃくちゃ本命っぽい。
バラさないように慎重にいなし、波打ち際で白い体色が見えたのを確認。これまたゆーっくりとズリ上げて…。



思わずガッツポーズ!アシストフック1本掛かりで危ないところだった。
サイズは40cmちょっととギリギリヒラメサイズだが、本命には間違いない。
なにより5ピースのコンパクトロッドでサーフからヒラメを上げられたことに喜びが半端ない。
なお今回のヒットルアーは常用しているデス6からサイズを落とし、ジョルティ替えワームに30gのジグヘッドを付けたものだった。
連続ヒット!すごいぞドリームツアーエディション。
これで勢いに乗った筆者。新規開拓がてら新しい根回りを探すべく、少しランガン。
よさげなポイントを見つけてはリフトフォール+ボトムワインドの2パターンで探っていると、ホッケの猛攻をくぐり抜けてモソットバイト。



さきほどと同じ大人しめながらも重量感のあるファイトをしながら上がってきたのは…。



狙い通りの大本命。大きさはさきほどより少しサイズアップして43cmほど。
これまたアシストフックギリギリのヒットだった。
この後はサイズアップを狙ってキャストを続けたものの、根回りを攻めすぎてワームをロストしまくったため強制終了。
いやワーシャの初戦で2枚取れただけでも大満足だ。
ドリームツアーエディション。めちゃくちゃ優秀です。
そんなわけで今回は買ったばかりのワールドシャウラ・ドリームツアーエディション2832RS-5でのヒラメ釣行をお送りしてきた。
このロッドの詳細は後日インプレ記事にて執筆予定だが、とりあえずの感想としては”ホントにコンパクトロッドですか”と。
パワー、振り抜きの良さ、アクションの付けやすさなど、どれをとってもとても5ピースで構成された竿とは思えない代物。
筆者は前モデルのツアーエディションも所有しているが、そちらと比べてもより洗練され尽くしていると感じた。
さすがは世界に通用するバーサタイルロッドというべきか。
あまり長くここで褒め称えると、次回インプレを書くときにネタ切れしそうなのでまた次回。