また釣れる日本記録級真アナゴ。そして噛まれたお話。

  • 2019年8月4日
  • 2019年9月11日
  • 釣り

さて、前回に引き続きアナゴ釣行。
“またお前アナゴかよ”と突っ込まれてもおかしくない頻度だが、夜仕事終わりにふらっと行ける手軽さと連日真夏日近い暑さを凌ぐにはちょうどいいのである。

そんなわけで今回もいつものアナゴ釣り場へ降り立った。

アナゴ狙い1投目。投げて3分で大アナゴ


午後8時過ぎ。現地に着くと釣り人は4組ほど。
狙いはロックフィッシュにケミホタルを付けたアナゴ(ハモ)狙いと半々程度だった。

なお今回はイカが売り切れだったので、1本34円の格安冷凍サンマを購入。
それを塩で軽く締め、短冊状に切って投げ込む。

とりあえず2本目を投げ終わり、最後の3本目の竿を出そうかと思っていると、さっき投げたばかりの竿に変化。

グーン。

グーン、グーン。

この日は特別風があるわけでもなく、何かが引っかかっているわけでもない。

筆者
怪しすぎる…。

とりあえず軽く竿を持ってみると、ゆっくりではあるが何か魚が引っ張っているような感触。

そして合わせてみると…めっちゃ重い。

その引きはあまりに強い。そして走るような感覚。この引きで想像するのはおシャークさましかいないだろう。
時折竿がきしむ感覚を感じつつ、せめて顔だけでも見ようとばらさないように慎重にやりとり。

すると水面に現れたのはまさかの大本命アナゴ。

タモはもちろん用意していないので、限界まで引き寄せてからゆっくりと抜き上げる。

デデン。

このアナゴ、筆者の作った34円塩絞めサンマはよほど旨かったのか、針をガッツリ飲んでしまった。(単に合わせが遅いだけ)

プライヤーを持ってくるのも面倒なので、指を突っ込んで外そうとしたら…

本気噛み。

あまりの痛さに一瞬時が止まった。あれだ。前に夜釣りで釣ったヒラツメガニに挟まれたときの記憶がフラッシュバックするヤツだ。

感覚的には夏に捕まえてかわいがっていたクワガタにうっかり挟まれた時をご想像いただきたい。

あれ?こんなにかわいがっているのになんで挟むの?てかめっちゃ痛い。あれ?

しかしここで暴れたら余計に離してくれなくなるので、とりあえずバケツから水を掛ける。

ここは海だよ。もう逃げられたよ
(ザリガニかよ)

すると本当に逃げられたと思ったのか、はたまた筆者に哀れみを感じたのか急に噛む力を緩めるアナゴ。

はあ、死ぬところだった。

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その後は当たり無し!久々お子ちゃまマコガレイ


アクシデントはあったものの、あっという間に1本をGETし、これは続くかもと思ったが、それからは全く当たり無し。

隣でやっていた親子連れから生イソメをいただき、手のひらにも満たない小粒のマコガレイを追加してこの日は終了。

時合いが読めないのがアナゴ釣りの難しいところである。

帰ってビックリ。また80cm越え。

そして帰ってからはお楽しみの調理タイム。
といきたい所なのだが、当初いっても60台だろうと思っていた先ほどのアナゴがやたらとデカい。

念のため少し捌いたところで計測。するとまさかのまた80cm。

そりゃ噛む力も強いわけだ。
80cmのアナゴに噛まれたエピソードは飲み屋で使える話だろうか。

気を取り直して次回は絶品煮穴子編。こうご期待。