今回はひさびさにフォロワーさんとのコラボ釣行!!
実はこのフォロワーさん(@しゅんちゃん)、筆者とほぼ同年代にも関わらず、得意なフカセ釣りでほぼ毎回5本以上の釣果を出している凄腕。前々から一度は一緒に釣りをしてみたいと思っていた方なだけに今回の釣行は非常に楽しみにしていた。
もちろん場所はフォロワーさんがホームとする日本海。前回は”日本海はそろそろ終盤?”というタイトルの記事を書いたのだが、果たして鮭に巡り会えたのか。
待ち合わせの釣り場へ!すぐに移動?
午前5時半過ぎ。待ち合わせの日本海某釣り場へ到着。
なお今回は場所を含め、しゅんちゃんさんにおんぶにだっこ状態での釣り開始だ。
少し到着が遅れた筆者に対し、しゅんちゃんさんは先にやっているとのことだったので、とりあえず車を降りて探しに行く。
するとまだ薄暗い堤防に一人明らかに気合いの入った若者釣り師を発見。
ここまで来て人違いだったらかなり恥ずかしいやつだ。念のため一度後ろを素通りし、タックルを見て確信を得てから声を掛けてみる。










ご本人でとりあえず一安心。想像以上に好青年の釣り師だった。この容姿でアキアジのメスを魅了している訳か(意味不明)
そんなわけの分からない話はさておき。
状況を詳しく聞いてみると、餌取りが多くて全く鮭が跳ねていないとのこと。
時間は朝マズメの最高タイム。なはずなのに確かに港内に魚の気配が一切無い。
ということで到着してわずか10分足らず。思い切って移動をしましょうかという選択に。
場所移動!跳ねる鮭。
先を走るしゅんちゃんさんの車を追いかけること1時間弱。
途中他の鮭釣りポイントを偵察するもそこまでパッとしていない状況。どうやら新しい群れは入っていないようだ。
本日の本命ポイントに着くも、これは厳しいかもですねー。なんて話す筆者としゅんちゃんさん。
しかし港内をジッと眺めていると何かが水面から飛び出した。







確かに鮭だ。しかもかなりの数があっちこっちで跳ねている。
ただいかんせん色が黒い。スレていそうで食い気もなさそうなほどの黒さだ。ただガン黒君たちの下にはまだ銀毛の鮭も居る可能性は大。
釣り開始。筆者はいつものコルトスナイパー。
青物ロッドでいつものなんちゃってフカセスタイルの筆者に対し、しゅんちゃんさんは本州で使うような本格グレタックル。それに伴って道糸もメチャクチャ細い。こだわっていたら申し訳ないので詳細は伏せるが、70~80cmの鮭を狙うのに小アジ釣りに使われるような細さの道糸を使っている。
恐らく筆者のようなパワータックルで真似をすると合わせた瞬間に仕掛けが吹き飛ぶに違いない。
渾身のヒット!しかしバラシ。
それから1時間ほど経っただろうか。
相変わらず鮭は跳ねているものの、全く食い付く気配がしない。
たまに浮きが消し込んだと思えば餌取りのサバ。
もはや小針でも付けてサバを釣り、晩ご飯のおかずにでもしてやろうかと考えていたところ…。







さすが鮭プロ。この激シブ状態で魚を掛けるとは。
すぐにタモ掬い要員として駆け寄るが、ドラグをジャージャーと出されてなかなか寄り切らない。
しゅんちゃんさんも上手いことレバーブレーキを使ってやりとりをするも、魚は停泊している船の影に走りヒヤヒヤ。







そして…。ようやく鮭の顔が見えたところで無念のフックアウト。
めちゃくちゃデカいオスだった。そして同じタイミングで食い気のスイッチが入ったのか、あとからきた隣のおじさまは無事にキャッチ。
それに対してサバを狙おうとしていた筆者だ。
さすがプロ、レベルが違え。
群れを見付けて…。サクッとヒット。
跳ねを見て釣り人は増えてきたものの、それからまた食い気のない時間が続いて時刻は1時。
ここで「テトラ側を見てきます」としゅんちゃんさん。前回も群れが溜まっていて7本という大漁をしたらしい。
そして数分後…。










謎のテトラ得意アピールをしつつ、群れがいるというテトラ帯へ向かうことに。
話を聞いていたしゅんちゃんさんの仲間も一緒に釣り場のほぼ全員が大移動開始。
すぐにしゅんちゃんさんの指さす方向を見つめると、透き通った日本海の海に鮭が一目瞭然。
そして先に群れの付近へ仕掛けを送り込むしゅんちゃんさん。
>>>秒で掛けた<<<
もはや上手すぎて笑えてくるレベルだ。
満月に曲がる2号の磯竿を見事な手さばきでいなし、さくっとセルフタモ入れに成功。
良い感じに銀ピカなメス。
さすがとしかいいようがない。これが場所、釣り方を知り尽くしたプロの技。
時間切れで…。また次回!
この後ラッシュに入るかと胸を躍らせてキャストを続けたものの、群れが小さかったのかあっという間に散ってしまってGAMEOVER。
筆者も夕方から予定が入ってしまったため、後ろ髪を引かれる思い出帰宅。
それにしても普段から数を釣っている釣り師の腕の違いを実感できる一日だった。実際に生で釣りのスタイルを見させてもらうことは大きく成長に繋がる。
釣果には恵まれなかったものの、大変充実した一日となった。
次回必ずリベンジ!!


