本日も特派員I氏による寄稿記事が届いた。
なんでも特派員、先週末の道東某港への釣行でついに今期初物のアレを釣り上げたらしい。



文章を読む限りだと、今期はあの魚の調子が例年になくよさそうな気配。
仕掛けやスプーンのサイズをワンサイズ落として専門的に狙ってみるのもありかもしれない。
道東某港へ鮭釣りへ!
寄稿:特派員I氏
7月24日、特派員の姿は道東でも激戦区となる某港にあった。
前日に知り合いから連絡があり、少しずつ調子が良くなってきているとの事で行ってみると既に港内には場所取りと思われるローブや椅子などが置かれていた。



車の中でフカセ仕掛けのセッティングなどをし、午前3時ごろに空いているポイントへ入釣。
日の出とともにスタートすると、場所取りをしていた人達が、ぞろぞろと車から出てきて用意を始めた。



しばしの沈黙ののち、5時過ぎに隣の人の浮きに当たり。食い込むまでしっかりと待ち、フッキングする姿を眺めていると水中でギラつく怪しい魚。



魚体が小さいため2分ほどのファイトで浮いてきた所をタモ入れすると、40cm程の銀ピカのカラフトマス!
今期は鮭よりもこのカラフトマスが非常に多い気がする。
kawaguti氏の記事にもあったが、ロシア方面でもこのカラフトが獲れているらしいし、去年に引き続いて今年も豊漁なのだろうか?もちろん鮭には時期が少し早いのはあるが、以前のように近場でもカラフトマスが好調になってくれるのならこれほど嬉しいことはない。
先輩が1本目を捕獲!
その後はぴったりと当たりが止まってしまい、同じ漁港内の別の場所でやっている先輩の隣へ移動をすると、なんとすでに一本釣っているじゃないか。
そしてなんとこちらもカラフトマス。



これはチャンスと思いながら準備をしていると、周りの浮きにも当たりが増えている!
急いでフカセを投げ入れ待っているとすぐに当たり。
だが、じっくりと浮きが消えるのを待つがなかなか消し込まない。
そこで誘いを入れて様子を見るとスぅーと消えるが合わせる前に浮いてきてしまった。ああ、せっかくのチャンスが。無念。
そして特派員に待望のヒット!?
その後特派員には当たりがなく眠気と戦っていた。眠気に負けかけて数秒目を閉じていると先輩から



と言われ目を開けると確かに浮きがちょこちょこと動いている。眠気に打ち勝ち当たりに集中すると浮きが消し込み水中で止まった浮き。
と思いフッキングすると重みがある、これは来た!と思い寄せると上がってきたのは
ウグイ。



眠たい中頑張った結果だけに悔しい。というより今年新調した竿の入魂がウグイになってしまったことが悲しいじゃないか。
しかし今日は釣れる気配がすると思い粘るが9時過ぎから当たりが一切無い…ひたすら粘ったが眠気と空腹には勝てず11時過ぎに、食事と10分程の仮眠を摂ることにした。
からの本物…きたる。
12時手前に再度勝負をするもやはり真昼間ということもあって当たりがない。
そんな中、一隻の船が通った。
船が通ることにより魚が動く!チャンスがあるはず!と先輩と話していると浮きが波と逆に引っ張られた。少しラインを送るとスぅーと水中に吸い込まれて沖に向かっていく!糸ふけを取りフッキングを入れるとドラグが少し出された…これはもしや?と先輩と話をすると見えたのは50cm近いカラフトマス!






慎重に寄せ、先輩にタモ入れをしてもらい今季初のカラフトマスをゲットした特派員はホッと安堵の息をついたのであった。
体高もなかなかなオスのカラフトマス!クーラーを忘れた特派員はタモ入れと場所のお礼も有り先輩にプレゼントした。
昨年はカラフト、アキアジを釣るまでに18連敗と言うスタートだったが今年は3戦目にしてカラフトをゲットする幸先のいいスタートとなった。