さて前回長きにわたった負の15連敗をようやく脱した筆者。
これは波に乗るチャンスと懲りずにまた日本海へ繰り出したのであった。
なにしろここ数日の間でかなりサクラマスの釣果報告が増えている。



果たしてそんな上手いことサクラマスに巡り会うことはできたのか。
場所はどこに?先生に相談だ。
まず悩んだのが場所選び。さすがに連日島牧まで移動するのは財布的にも時間的にも厳しいので、できれば近場の日本海で済ませたかった筆者は某凄腕フォロワーさんに相談。(それでも片道2時間コースだが)
その結果…。とある堤防に魚が入っているとの情報を入手。
ちなみに筆者はその日出勤日、竿を振れても日の出から7時までがいいところだが、当ブログお馴染みのスーさんも「俺は仕事前熊石までよく走ってたぞ!」と前に聞いてドン引いたことがあったのでまあ行けるだろう。
その当時はあり得ない話だと思っていたが、実際サクラが釣れてるとなると人は狂ってしまうようだ。
そして現地に着。日の出すぐは反応なし。
釣り場には午前4時に到着。
なんとこの時点で先行者はゼロ。あまり混みすぎているのも困るが、逆に人っ子一人いないのと釣れているのか不安になるという贅沢な悩みを感じる筆者。
とりあえず入釣場所に迷って堤防手前側にイン。日の出と共にキャストを開始した。
キャストしてすぐ、まずはホッケで生命反応を確認。アナタどこにでもいるよね。
ただ予想に反してサクラの気配は全くない。筆者の後に3人ほど釣り場に来たようだが、誰も釣れていない様子。
前日までの魚は抜けてしまったのだろうか…。
しかし時刻は6時を回る少し前。堤防中央付近に入っていた二人組に立て続けに魚がヒット。しかもデカイ(のちにtwitter@とりっぴーさんと判明)
チャンスタイム到来か。
二人組の方々はどうやらミノーを投げていたようなので、筆者もすぐにミノーへチェンジ。
しかし反応がない。なんだ、アクションの違いか?
この間にもモジる海。完全にフィーバータイム到来。



挙げ句の果てにはすぐ目の前でもモジり。こんな悔しい事態は何時振りだろうか…。
そして上がるマスのテンションに対し、筆者のタイムリミットは刻々と近づいている。



こうなれば最後の手段。自分が一番信頼しているミノーを結んでキャストしてみる。
上手いことモジリの少し奥に入った。あとはいつものように軽めにトゥイッチをかけながら誘っていると…。
ゴンッ!!
乗った。しかもモジリっていた遙か沖で狙い通りにヒット。
ゴンゴンゴンとホッケとは違う抵抗感のあるファイトを楽しみつつ、銀色の魚体が見えたので、慌てずにタモ入れ完了。
時間ギリギリでなんとか2連勝!!型はお隣さんが上げていた個体より一回り小さいが、ボウズよりはずっとマシだ。
ヒットルアーはド安定のワイズミノ-。小ぶりで本来は本州河川のサクラマス向きだが、強力なウォブリングによるアピールで筆者が一番サクラを釣っているミノーでもある。
そして翌日もリベンジ!
この後はあれだけモジっていた海も平穏を取り戻し、筆者のタイムリミットも近づいたので終了。
それにしても入釣の場所の違いなのか、はたまたアクションの違いで同じ釣り場でもここまで釣果に差が付くとは…。
翌日も仕事前にリベンジを決めた筆者であった。