島牧でサクラマス狙いwith~K君!ついに15連敗脱却!!

さていよいよ今期サクラマス連敗記録も15回となった筆者。

これは近郊釣り場は1度しか含んでおらず、実際にはあと数回プラス。しかも一度の移動距離は平均往復150キロ以上。ガソリン代などを考えると1匹辺りの額はとんでもないことになる。

まさに買った方が安い。

そんな魔の連敗記録を打ち破るべく、今回は札幌から当ブログお馴染みのK君を呼んでまたまた島牧まで遠征してみた。
果たして念願のサクラを咲かせることはできたのか。

風が強いので予定変更!島牧村へ!

実は当初、島牧よりも少し手前のポイントに入ることを目論んでいた筆者ら。
しかし現地に着くと予報よりもかなり波が高くて断念。すでに島牧へinしていたtwitterのフォロワーさんなどから情報をもらって足早にド定番の江の島サーフへ向かってみた。

現地に着くと前回K君がボラをあげた時よりも釣り人は少なめ。磯や他のサーフなど意外と散らばっているのだろうか。

ちなみに島牧もベストコンディションとはいえない状況で、画像のようにまあまあ波も高い。
あとで知ったことだが、この日は18番よりも南側の方が釣果がよかったらしい。

そんなこともつゆ知らず、釣れている方とは真反対に陣取ってしまった筆者ら。まあね。島牧なんてそもそも遠すぎてま3回くらいしか来たことがないし、ポイントもチンプンカンプンなのだ。

なおK君はこの日に合わせて20ツインパワーを購入。いままではギアが果てしないまでに削れた通称”ゴリマスター(バイオマスター)”を使っていただけにもう投げているだけで楽しいらしい。

ちなみに数年前から何度も買い替えを推奨していたのだが、”このゴリゴリ感が肩こりに効きそうなんだ”といってかたくなに買い替えなかったK君。K君にとってリールとはマッサージ器かなにかなのか。

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バイトはあるも!安定の山菜採りへ移動。

結局朝のサーフはぶっ飛び君の偽物シンペンに2度ほどバイトはあったものの、乗せきれずに終了。
まあ今年はホッケも多いし奴らの仕業だと思っておこう…。

そんなわけで休憩がてら、行者ニンニクを求めて山へ向かったのだった。

山菜採り初心者のK君。別に斜面で便意を催しているわけではない。

季節外れの-気温にビビりながら、筆者の野生の感を頼りに行者ニンニクを探していく。
数日前にダニに刺されたのにも関わらず懲りない奴だ。ちなみにこれまた後で知ったのだが、翌日江の島サーフにクマが出たらしい。

今回はK君の自宅用に少量だけ採ってすぐに下山。

帰宅するK君。しかし吉報の電話。

山を下りてから、これからどこで撃とうかとK君と作戦会議。
しかしK君。約5年ぶりの山に疲れたのか…

K君
行者ニンニクも採れたし、もう帰るかな…。

一応軽く引き留めたが、釣り場一帯みぞれ混じりの雨となっており、今後粘っても釣れる保証はない。
また来週来るとのことなので解散したのだが…。

さすがに夜中から走ってきて眠気も限界だった筆者。山を下りてすぐの駐車場でうとうとしながら携帯をいじっているとK君から電話が。

なんだ。山に忘れ物でもしたかと出てみると

K君

漁港でおじさんめっちゃ格闘してるw

しかも話を聞いていると虫取り網みたいに小さな網にサクラマスが収まったのを確認したらしい。
すぐに筆者も車を走らせ、K君のいる漁港に行くとマジで上がってるじゃないか。

ただそのおじさんがやっている場所は一部波がかかっており、1人が振れるか振れないかといったところ。
さすがにいきなり割り込むメンタルはないので、おじさんが帰るまで仮眠して待とうという作戦作戦に。

まあK君は「サクラマスを見れただけで満足した」と帰ったのだが。

帰るおじさん。そして…現れるサクラマス!!

それから別の場所に移動し、仮眠すること約2時間。
時刻は11時を回っており、そこら中に停めてあった釣り師の車もだいぶ少なくなってきた。

そして筆者の狙っていた先ほどの釣り場のおじさんの車も消えた。

足早に準備を済ませ、漁港内へin。ただ朝よりも確実に波が高くなっている。普通のミノーでは波に揉まれてしまってアクションができないようなので、今年から導入のショアラインシャイナーZ セットアッパーを結んでキャスト。

すると筆者の願いが届いたのか3投目で何かがチェイス。シルエット的にはアメマスか?

もう一振り。反応なし。

しかし5投目。狙い通りのコースに入ったセットアッパーが波に揉まれながらもしっかりと泳いでいるのを手に感じながら、軽めのトゥイッチをかけてみると…。

ズドン

きた。何か来た。もう約1年サクラを釣っていないので本命の手応えすら忘れたが、これがホッケだとしたら今までで一番大きいだろう。

ドラグは出るほどではない。ブランジーノのパワーで簡単に浮いてきた。
大きいホッケか?ホッケなのか?

期待に反してなにやらギラギラしている。

やば。本命だ。

こんなところでバラしたら「ついにkawagutiは鱒が釣れなさ過ぎて虚言癖になった」なんて言われかねないので、ファイトを楽しむ余裕もなく網に突っ込む。

!!!!

正直上げた時は若干足が震えていたと思う。サイズ的には50cmジャストほどと大したことはないが、15連敗の末の1匹。
去年は比較的簡単に上げていただけにここまで苦労するとは思わなかった。確かに実際はいつか釣れるだろうと思っていたものの、偶然ではなく自分の狙い通りに上げた1本。喜びはひとしおだ。

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ようやく脱連敗。今後も頑張ります。

サクラが上がった瞬間、太陽も顔を出していた。

そんなわけでいつまで続くかと思われていた筆者のサクラマス連敗記録もついに15連敗で終了。

kawaguti
いやー、長かったです。

正直、ここまで追い求める面白さがあるのは”サクラマスという魚がそれだけの労力をかける魅力”があるからだ。

少しずつ上向いてきた日本海。諦めなければいつか必ずサクラは咲く。