市ヶ谷フィッシュセンターの釣り方解説!鯉がほぼ必ず釣れるコツ。

東京での釣り堀といえば真っ先に思い浮かぶのが”市ヶ谷フィッシュセンターではないだろうか。

手前には金魚などのミニ釣り堀も

市ヶ谷駅からすぐにアクセスができ、有料で道具も貸してくれる非常に素晴らしい釣り堀。
ドラマなどのデートシーンにも登場することから知っている人も多いのではないだろうか。

かく言う筆者も、幼いころから月に数回は通い、毎回無料券がもらえるほど釣りまくっていた。(昔は鯉7キロとか釣り上げると無料になっていた)

しかしこの釣り場、ただ釣り糸を垂らすだけではなかなか釣れず、エサだけ取られて終わることも多い。
1時間1000円近くも払ってなにも釣れないのは悲しすぎる。

特に彼女や奥様、お子様の前で坊主は避けたいところ。

そんなわけで今回は市ヶ谷フィッシュセンターで鯉がほぼ必ず釣れる方法をお伝えしようと思う。

運が良ければ入れ食いも!

市ヶ谷フィッシュセンターの料金は?

とその前に市ヶ谷フィッシュセンターの料金について簡単におさらい。

大人   1時間券:780円 ・2時間券:1530円 ・3時間券:2250円 ・1日券:2910円
学生(中学生~大学・専門学生)1時間券:680円 ・2時間券:1320円 ・3時間券:1930円 ・1日券:2500円
シニア(65歳以上)1時間券:680円    ・2時間券:1320円   ・3時間券:1930円    ・1日券:2500円
小人(3歳~小学生)1時間券:450円    ・2時間券:870円     ・3時間券:1280円 ・1日券:1660円

この時間ごとの券に+でレンタル竿の料金(100円)とエサ代(100円)が追加される。

なお、竿とエサの持ち込みは自由だ。
それなら釣れるエサを持ち込めばいいじゃんと思われるかもしれないが、釣り堀の餌で十分釣れる。

営業時間
12月~2月 平日:9:30~18:30    ・土日祝日:9:00~19:00
3月~5月  平日:9:30~19:00  ・土日祝日:9:00~19:30
6月~9月  平日:9:30~19:30  ・土日祝日:9:00~20:00
10月~11月 平日:9:30~20:00 ・土日祝日:9:00~20:00

なお、定休日は1月1日。
多少の変動もあるので詳しくは公式HPをご覧いただきたい。
市ヶ谷フィッシュセンター

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竿とタモ網選びについて

重要度★★★☆☆
入り口でお金を払ったら、出てすぐ横にある竿を選ぼう。

この時にハリス(針付近の釣り糸)がちぢれていないかチェック。
これがあとの食いにも影響してくる。

市ヶ谷フィッシュセンターさんは道具の管理もしっかりしているのであまり心配はいらないが、竿を手に取ったら念のためチェックしておこう。

なお、竿は短竿と長竿の2種類あるが基本は長竿でよし。(↑画像右が短竿)
女性や子どもの場合は長すぎると取り回しずらいので短い方を選ぼう。

そして池付近右側にあるタモ網を持っていざ釣り場へ!

タモ網は一人2本まで借りられる。

場所選びについて

重要度★★★★★

竿を選んだらいざ釣り場へ。

今回は赤丸の場所をチョイス。

今回の釣り方で重要なのがポイントの選び方。

鯉もただゆったりと泳いでいるわけではなく、必ず溜まりやすい場所というのが存在する。

それが画像の〇部分のような角ポイントや、

このように空気が出ている場所。

こういう場所には魚がつきやすい。
混んでいた場合は仕方ないが、必ず釣りたい場合はこれらの好ポイントを選ぼう。

釣れる時間と天気について

重要度★★★★☆
場所と同様、釣りに行く時間も非常に重要。
魚は早朝か夕方に活性が上がりやすい。

なので釣りに行く時間も出来れば開店直後か夕方がベスト。

また天気は快晴よりも、雨が振る直前や上がったあとなど何かしら変化があった方が大漁に釣れやすい。

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底を取ろう!

★★★★☆
釣り場に着いたら、瓶ビールのケースのようなイスに座って釣りを開始!

とその前に、鯉がどんな食性をしているか思い浮かべてほしい。

そう、普段彼らは底に沈んだエサなどを吸い込んで食べている。

なので、餌の位置もできる限り底狙いにセットするのが大事だ。

これは筆者がいつもやっている方法なのだが、まず地面を見る。


するとこんな板オモリがそこらへんに落ちているはず。
(誰かの仕掛けから外れたりしたやつ)

これを針につけて池へ投入。

ウキが完全に沈んだらもっとウキ下を深めに調節。
ウキが横に寝るようなら浅めにとずらして、針が底ギリギリになるように調節する。

ウキは肌色の小さなゴムをずらして移動できる。


画像のようにしっかりとウキが直立したら完璧な位置。

さきほど付けた板オモリを外して釣りを開始しよう。

鯉が浮いている場合について

基本的には底を狙うのだが、朝や夕方など活性が高いときは鯉も水面近くに浮いていることがたまにある。

こんなに活性が高いのは稀

その時は餌が底に落ちるまでに食べられてしまうので、ウキ下をかなり浅く(60cm~)設定しよう。

釣れる時間と天気についての項目で書いた、雨上がりの時間などにたまにこのような状況になる。

釣れる餌の付け方はピラミット型!?

重要度★★★★★
次に受付で買った餌の付け方について。

100円で買える練餌

実はこの練餌。針の付け方が非常に重要。

このようにただ丸く付けるだけではNG。

↑画像のような三角形(ピラミッド)型に付ける。

大きさは針を覆うくらいでできる限り小さめに。

こうすることで餌が水中に溶けやすくなり、鯉を素早く集める効果が期待出来る。
特に限られた時間で釣りをする場合にはかなり有利だ。

そして餌は必ず同じ場所に落とすようにしよう!

餌の匂いに鯉がその場に集まって溜まり、釣果も格段にUPする。

逆にいろんな場所に餌を投入していると鯉があっちこっちに散ってしまい、釣果は半減してしまう。

合わせ方について

★★★☆☆
仕掛けの位置も調節し、エサも完璧に付け終わったらあとは仕掛けを池に入れて当たりを待つだけ。

さきほどの通常時の状態から

ピコン、ピコンとウキが水面に入る。
初心者の方はここで合わせてしまいがちだが、ここで合わせては空振りになることが多い。

軽く沈んだだけでは餌の近くに来た鯉の体がウキに触れただけかもしれないからだ。

合わせが早すぎて釣れたウロコ

あと一息待って・・・

ウキがしっかり沈んで完全に持っていかれたら竿を素早くグッと立てて合わせよう!

ファイト開始!

上手く掛かれば竿にずっしりと鯉の重みを感じるはず。
この時に竿は決して寝かさず、立てた状態をキープしよう。

鯉が弱って徐々に足元に近づいてきたら、頭の方からタモ網で救う。
(尻尾からだと逃げられるのでNG)

鯉ゲット!

無事に釣り上げられたら口から針を外し、また次の魚を狙おう!

ステップアップ!受付に売っているウキについて


受付に売られているこちらのウキ。
これはステップアップしたい方には非常におススメだ。

備え付けのプラスチックのウキに比べ、細身で繊細なので感度が非常にいい。
慣れてくれば餌がなくなったタイミングやスレ(魚の体が浮きに触れるだけ)も見分けることが出来る。

もし、釣り方もマスターしてきてもっと数を釣りたい!と思われた方は購入してみよう。

もちろん筆者も持っている。(10年前に購入)

まとめ

今回は都心で大人気の釣り堀、市ヶ谷フィッシュセンターでの釣り方をご紹介してきた。

今までの方法をしっかりと実践すれば貴方もほぼ必ず鯉が釣れるはず!

なお、先日筆者も5年振りくらいにこの市ヶ谷フィッシュセンターを訪れて釣りをしたが、
上記の釣り方を実践し、1時間で15匹以上の鯉を釣り上げることができた。

ほぼ入れ食い。

初心者の方はもちろん、いままで一度も釣りをしたことがないという人もぜひ一度お試しあれ!