こちらはつい先週のお話。
筆者としまさんはまだまだ本格シーズンの道南でアキアジ釣行へ。
この時、とんでもないハプニングが起こるとは思ってもいなかったのだった。
しまさん合わせ切れ!からのまたヒット!
筆者の現地到着は1時過ぎ。
しまさんはそれよりも早く到着し、場所をあらかじめ取っていてくれたようなので、ありがたくその場所でやらせてもらうことに。
いつものように日の出1時間前から準備し始めるが、外の気温はなんと一桁。
これが寝起きのため、ものすごく寒い。
すると、釣りに行く前にコンビニに大をしにいったしまさんから暖かいコーヒーをいただく。
勿体ないのですぐに飲まず、一番温かみを感じるウェーダーの股間付近のポケットにしまい込み、釣り場へ向かった。
ありがとうしまさん。
そして始まってすぐ、隣でいきなり合わせるしまさん。
しかしこれは合わせ切れ。
デンケミの付いた浮きがもぞもぞと動いた後、静かに海へ消えていく。




しかし、今日のしまさんは何かが違った。
それからすぐに「またガサガサするー」としまさん。
そしてその数秒後・・・鬼合わせ。
毎度のごとく、見事な曲がりを見せる銀聖+。
これで実売2万ちょいなのだから素晴らしいアキアジ専用ロッドだ。
そして前回はタモ網が小さいトラブルがあったしまさんだが、今回は60cmのタモを新調。
少し網の深さが浅かったものの、構えていた筆者、なんとか1発でキャッチ。
いかついブナオスGET!
あごがワニのようになったオスをゲット。




当たらない筆者。場所探しへ。
それから1時間が経過。
フカセをやったり、浮きルアーに変えたりと落ち付かないせいか、まったく当たらない筆者。
あっという間に時間だけが過ぎていく。
そして当たりがなくなった午前7時。
場所移動を決意。
移動前、やたらとおしりの穴の臭いをかがせようとする野良猫ちゃんに遭遇。
しかし、常呂や大船など噴火湾有名ポイントほぼ全てを回るも、いまいちぱっとしない。
大潮だから群れが入ってくるかと予想したのだが・・・
しまさんと悩んだあげく、結局最初のポイントへ戻ることにした。
戻ったはいいものの・・・大ハプニング発生!
そんなこんなで釣り場をぐるぐる回り、結局朝一ポイントへ戻ったのは11時過ぎ。
新しい群れが入っている雰囲気はないが、たまーにポンポンと跳ねるアキアジ。
その度に、男二人でテンションが上がり、跳ねた数メートル先に浮きを投げ続ける。
そんなこんなを繰り返し、何を思ったかもっと高い場所から跳ねを探そうとした筆者。
足場を確認するため、下を向く。
日中のため、偏光グラスの上にメガネを掛けていた。
一瞬、視界から何かが消えていく。
そしてぼやける視界。
そう・・・
メガネが落ちたのだ。
すぐにテトラを降りて探すも、視力半減の筆者では見付かるはずもない。
しまさんにも手伝ってもらうが、もはや波にもまれてどこかに消えていった様子。
筆者の視力は0.×。
裸眼でも本当にギリギリ運転は出来るが、沖にあるはずの浮きが2つに見える。
一応30分ほど粘ったものの、全く釣りをしている気にならないので退散。
きっとあの時、おしりの臭いをかがせていた猫は、筆者に警告をしていたのだろう。
(あとで調べたら猫がおしりを向けるのは信頼している証らしい)
なお、この翌日しまさんは高波に新調したタモを飲み込まれた。
みなさまも野良猫にお告げをされたときは、素直に帰宅することをおすすめする。