さて前回に引き続きサクラマス釣行。
この日(19日)は当初日本海に向かう予定だったのだが、そちら方面在住のしゅんくんから「津軽海峡の方が釣れてますよw」とまさかの逆情報をもらって近場に参戦。
twitterを確認したら確かにみんな見覚えのある場所で釣っている…。これは期待大と朝マズメのご近所サーフへ向かったのだった。
現地着、しまさんとバッタリ。
この日は平日と言うこともあり、現地に着いたのは午前5時頃。
片道2時間コースは当たり前の日本海と比べたら本当にコンビニ感覚でこれてしまう。むしろ近すぎてあまり気合いが入らないくらいだ。
そして準備をしようと車を降りると、なんとお久しぶりなしまさんとバッタリ遭遇。



なんでも昨日もこの場所でぶっ飛びさんらとサクラを釣って良い思いをしたらしい。サイズは大きくないが数日前からぽつぽつと群れが入っているようで仕事前に三人で打って全員安打だったようだ。
キャスト開始。すぐにバイトも?
これは出るんじゃないかと期待を込めてキャストを開始。まずはカブキ35を結んで広範囲を探ってみる作戦に。
パッと見た感じ、回りはミノーを使っている人が多い感じ。昨日は日の出すぐに釣れ始めたそうだが、残念ながら無反応な時間が続く。まあ”昨日は良かった”なんてのはいつものパターンなんだけども。まさかこの日もそのパターンになってしまうのだろうか。
回りも沈黙の中、超デッドスローで巻いていた筆者のロッドにいきなりバイト発生。
ガツン!!



フワッ。
合わせを入れようと瞬間にはもう魚が消えていた。ああ、貴重なチャンスだったのに。完全に寝ぼけてぼーっとしていた瞬間にやられてしまった。
そしてこの筆者のアホなシーンをしっかり見届けていたしまさん。




ごもっともです…(笑)
そしてまたバイト。また消える。
それからまたしばしの沈黙が続き、完全に「前日は良かったパターン」が成立しそうになってきた状況に。



筆者としてはなんとしても先ほどのバイトのリベンジをしたいところ。ジグへの反応も薄くなってきたようなので、今度はミノーにチェンジして時折トゥイッチを織り交ぜながら攻撃的に誘っていく。
するとこれが上手いことハマったのか、目の前10mほどのところでガツン。
結構大きな魚体だったようで、モコッと水面が盛り上がるほどの衝撃があったが、これまた一瞬でテンションが無くなる。
もちろん笑うしまさん。
挙げ句の果てに隣の二人組アングラーさんさえも「何事?」と波紋が経った水面をジッと見つめる始末。
意外とみなさん見てるのね。ああ、恥ずかしい。
しまさん帰宅間近。三度目の正直でヒット!
そして午前7時過ぎ。
周りも全く反応がないまま朝マズメ終了間近となり、しまさんは仕事なのですでに帰り支度を済ませて車に乗り込もうとしていた時だった。
先ほどと同じパターンで誘い続けていたところ、三度目の正直でようやくサクラマスがヒット。







やっとか、やっとフッキングしたのか。
しかしまだ油断はできない。ようやく竿が曲がって喜んでいるが、あくまで魚が針に掛かっただけの超初期段階だ。虫取りで言うとまだクワガタを発見しただけ、網に入れるまでは勝負は終わらないのだ。
サイズ的にはたいしたことはなさそうだが、NEWロッドのブラックアロー・アンリミテッドの念願の入魂も兼ねており、絶対にバラすわけにはいかない。



無事にタモ入れも成功し、この日1匹目をようやく手にすることに成功。
このロッド、最近まで使っていたセブンセンスとは違って掛けるまでに慣れが必要だが、延べ竿のようにしっかり曲がってサクラの引きにしっかり追従してくれるので安心感が凄い。
その後すぐにちゃっかりしまさんが居た場所に移動して1投目でヒットし、さきほどの個体より一回り大きい48cmくらいのを追加。
ちょうどこのタイミングで小さな群れが回ってきたようで、近くに居たアングラーさんもぱたぱたっと釣ってこの日の釣りは終了した。
次回は是非、このブラックアローと共にロクマルクラスの顔を拝みたいところだ。


