前日の釣行で見事に玉砕した筆者は次こそは釣ってやろうとお次はド安定の日本海へ向かうことにした。
実をいうと朝起きたときに一瞬「昼からでもいっか」と悪魔のささやきに負けそうになったのだが、寝る前にtwitterで明日は釣るぞと意気込んでしまい、眠い目をこすりながらも出陣。
まあもしこの日も昼からだったらボウズだっただろう。
釣り場着。雰囲気ムンムン。
なおもはや日本海と言えばのしゅんくんも仕事前に参戦。幸いあまりまだ釣れている情報が出回っていない釣り場のため、日の出30分前くらいのゆっくり出勤だ。
実は最近オキアミが大量発生しているとのことで、本州で流行っている某リグから投げ始めていたのだが、隣にいたしゅんくんから





とごもっともなご指摘。まあそりゃそうだ。困ったときに秘策として使うならまだしも、いきなり隠し球を披露してはどうしようもない。こういうのは一般的なルアーに反応が無くなってからいいのだ。
そうこうして貴重な朝マズメ数投してとあるルアーに変えた瞬間。
ゴン。



本当にルアーを変えて一投目でヒットしてきた。これには突っ込んできたしゅんくんもビックリ。ちなみに最近GoProを付けて釣りをしているのだが4回目くらいにしてようやくヒットシーンが撮れた。
気持ちいい曲がりを見せるブラックアローで存分にファイトを楽しみ、サイズ的にはそこまででもないのでブチ抜きをかます。
!?
まさかの行者ニンニクでヒット!海と山のコラボがココに完成だ。
といいたいところだが、昨日のtwitterのくだりで「行者にんにく」に関するツイートをしまくっていたので、ここはフォロワーの皆様を驚かせよう(エイプリルフールは過ぎたのだが)と、
わざわざ家の冷蔵庫から昨日採ったニンニクを取り出し、車で輸送。ポケットに入れて磯まで持ち込んだという手の込んだネタというわけだ。うん、正直たった一本の草を運んでいる自分を思い出したらちょっと涙が出てきた。



無事にしゅんくんもキャッチ。
日も完全に昇り、サイズは小さいものの、筆者らを挟んだ周りの釣り人が連発でヒット。
筆者はまだ1本釣っているからいいものの、この日まだ無反応なしゅんくんが次第にしびれを切らしはじめ…。





完全にキレちゃってる。
今シーズン100本くらい釣っているだろうと突っ込みたくなる気持ちを我慢しつつ、「そのうち釣れるって」とフォローを入れながら振り続けていると。





よかった、これで釣れなかったら恐らく一日中不機嫌になるところだった。こちらは筆者のよりも一回りは大きそうでファイトを眺めてるだけでも面白い。
途中「それ、ホッケだよ」などと煽りを入れつつ、ネットイン直前でサクラなのを確認してスッと撮影。



これでしゅんくんもご満悦。この後筆者も小ザクラを一本追加してこの日は納竿。
残念ながらサイズは伸びなかったが、久々に二人でキャッチ出来たのでよしとしよう。
慣れない海水のせいですっかりしなびてしまった行者ニンニクをポケットに再びしまい込み、釣り場を後にしたのだった。