鮭(アキアジ)釣りに道東遠征へ!翌日も爆!が悲劇の○○!!

道東遠征記事第三弾。

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この日は特派員I氏とG君が不在のため一人で釣行。
前日は3人で8本という好釣果をたたき出したが、果たしてこの日もアキアジの爆釣は味わえたのか。

一人で釣行。足はどうする?

先に書いたとおり、この日は特派員は仕事、G君は疲れたから休みたいと生ぬるいことを言ったため、一人で釣行することに。

ただここで問題が一点。
筆者は飛行機で来ているから足がないのだ。

となると選択肢としてはレンタカーくらいしか考えられないだろう。
ただ筆者の居る拠点から釣り場まで大体2時間近く掛かるので、実釣を含めると12時間コースで借りる羽目になる。

試しに調べてみるとなんとお値段1万円近い。
これにガソリン代を含めるとアキアジ数本が買えるお値段になってしまう。

もうこうなりゃヒッチハイクか…。などとも考えたが、普通に考えてそんなド田舎の釣り場へ向かう車なんて居るはずがない(笑)

頭を抱えながら悩んでいると、G君から連絡が来た。

G君
送ってくか?俺やらないけどw
Name
え、いいの!?ってやらないんかーい!

なんとG君。数時間かけて送ってくれるというのに竿は出さないらしい。

その理由は…昨日で満足したから。

帰りは電話くれたら迎えに行くわと軽い感じの返事で釣り場へ送ってもらうことになった。

生ぬるいだなんて言ってすまないG君。

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不調気味な釣り場。ゆっくり社長出勤。

結局送っていってくれるといったG君は2時間ほど寝坊し、午前7時に釣り場へ到着。

一昨日からの釣行で仲良くなったおじさんに「ずいぶんと社長出勤だな!海に落とすぞ」笑顔なのに少し強めのジョークを交えた出迎えを受け、空いていた隙間へ入れてもらう。

なんでもこの日は朝から数本しか上がっていないようだ。

しかし。

筆者の狙いはあくまで特定のタイミングで爆湧きするアキアジ。
もちろん昨日爆発したからといって今日湧く保障はないが、この朝マズメを逃した状況ではその時間以外は上げるのが難しいだろう。

とりあえずお目当ての時間が来るまで近くのおじさんと駄弁りながら暇を潰した。

端から見たら時合い過ぎた後に来て竿も振らないヤバイやつだ。

今から跳ねるよ。炸裂

そしてそれから1時間ほどが経ち、時合いタイム30分ほど前。
全く釣れていないので周りは少しづつ引き上げ始めた。

こうなればこちらのもの。朝の海に落とすぞおじさんに近づき、耳元でこっそり…

「今から跳ねるよ」

と、まるで新海誠監督最新作「天○の子」をもじった我ながらキモいセリフを放ってみる。

…。

マジか!と至って普通の返答が来たのは当たり前だ。60歳を越えた釣り場のおじさんがこんなセリフを言っても伝わるはずがない。

とりあえず今までのことは忘れ、筆者、おじさん、そして昨日から竿を振っていたお兄さんと一緒に所定の場所へ移動し、浮きルアーをぶち込む。

そしていきなりおじさんヒット。

それからおじさん、掛ける掛ける。
10分に1本ペースでバタバタと。あまりに釣れるもんだからテヘペロをしてきた。

あまりに一斉に掛けるもんだから、おじさんの魚は筆者が、筆者の魚はお兄さんか自分でタモ入れをするというなかなか忙しい状況。
時には筆者が自分の魚を取り込んですぐにおじさんがヒットさせ、2本同時に掬う暴挙に(笑)

ただ残念なことに、ルアーが合わないのかはたまた立ち位置が悪いのか、釣れるのは筆者とおじさんだけで一緒にやっているお兄さんが全く掛からない。

○○、落ちる。

楽しい爆湧きタイムを楽しんでいた筆者とおじさんだったのだが、ここで事件は起きる。

そう。それはおじさんの5本目の魚を掬おうとしていたときだった。

魚を掛けやすいからと釣り場の少し下の方へ移動していたテヘペロおじさん。
筆者も自然と前屈みの姿勢になり、その瞬間、ポケットから何かが落ちたのが分かった。

コンッ。

ん!!!!????

あれ?黒くて長方形のものなんかポケットに入れていたっけ?と。

このシルエットの物は携帯くらいしかないのだが、まさか携帯なはずはない。
とりあえずこの魚を掬ってから考えようと思っていると下にいるテヘペロおじさんが一言。

携帯落ちたど!!!

いやそうだよね。現実教えてくれてありがとう。
普段ならまあ仕方ないかで済むかもしれないが、何がヤバイってここは100キロ以上離れた釣り場だ。

しかも今日はG君に送ってもらったわけだ。

一体どうやって帰るねんと。

まあ起きてしまったことは仕方ないので、タモ入れをサクッと成功させて岸壁に座り、たまにもじるアキアジを眺めて途方に暮れる。

一応釣りを続けていたのだが、連続5バラシを決めるくらいにはメンタルがやられていた(笑)

そして自分のせいと思ったのか、思いっきり舌を出して本日最大の渾身のテヘペロを繰り出すおじさん。
なかなかカオスな状況ではあるが、これは本気でヒッチハイクをすることになるのか。

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結果は二人で11本!そして感謝の同乗。


結局2時間ほど時合いは続き、おじさん8本、筆者3本の釣果だけみると大満足の結果に。
やはり時合い一点集中が効を奏したようだ。
テヘペロおじさんに関しては一日で今年の本数を上回ったらしい。

問題は帰路だが、なんとこの日筆者らと竿を出していたお兄さんが同じ方向ということで送ってくれることに。

もはやヒッチハイクフィッシング。めちゃくちゃ有り難かった。

本当ならばもっとお礼をしたいところだが、トバを作りたいと言っていたのでとりあえずオスを1本プレゼント。
車内では釣りトークに花を咲かせ、連絡先を交換し、また来年の再開を誓っての別れとなった。

こういう出会いがあるから、釣りって本当に楽しい(落としたお前が言うな)

お兄さん、本当にありがとうございました。