鮭(アキアジ)釣りに道東遠征へ!3人で8本ゲットのXデー!!

前回の記事の続き。

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さて、今年も待ちに待った季節がやってきた。アキアジ(鮭)釣りの道東遠征だ。昨年は4日間で2本とかなりの貧果だったが、今年はそのリベンジをするべく以前爆釣したデータを元に徹底分析して望む。メンバーは特派員I氏といつもの[…]

昨日は雨の影響で濁りが入り、3人とも完全ボウズに終わった。
だが翌日には雨も上がり、なかなかの釣り日和!!これは群れも期待出来るだろう。

果たしてリベンジは叶ったのか。

まずは場所選び。今朝は爆釣!?

次の釣りをする前に、まず悩んだのが場所選び。
果たして昨日の釣り場のまま行くのか、はたまた別の場所へ行くのか。ここは非常に重要な判断が必要なところ。

なんといってもこの日竿を振った釣り場は河口も近く、濁りが入って抜けていない可能性が非常に高い。

そこで同場所を昼前に撤退した後、一度銭湯へ行き、リフレッシュしてから釣り場の偵察へ向かうことに。

ここで威力を発揮したのが特派員I氏。
釣り場で知り合いを見付けたと思いきや、どんどん声を掛けて情報をもらっていく。

特派員I氏
おじさん!釣れてんの?
おじさん
今朝よかったど!なんでこねがったのよ!

なんなら長話し過ぎて戻ってこないくらいだ(笑)

かれこれ20分ほどで戻ってきた特派員に話を聞くと「今朝この場所でバッタバタ釣れたらしい」

アスファルトには確かに血の跡が見受けられた。となるとここで出すしかないだろう。

しかし問題発生。

また知り合いを見付けた特派員は港の奥へ消え、友人のG君は後部座席で爆睡。
筆者一人空いているスペースでボケーッと海を眺めていた。

すると隣で竿を出していたおじさんがやってくる。

おじさん
明日ここでやんのか?
筆者
一応その予定です!
おじさん
なら隣も取っといてくれや!今日はたんまり釣れたんだ^^
筆者
いや、まだやるかは確定ではないし保障もできないので…
おじさん
んだ?明日来て無かったらおじさん悲しむからな!

そういって道具も何もおかず、颯爽と車へ乗り込み消えていくおじさん。

おじさん
じゃ頼むどー!

筆者も長年アキアジ釣りはしているが、初対面で場所取り命令をされたのは初めてだ。
しかも取っていなかったら悲しむって。そんなかわいい脅し文句は聞いたことがない(笑)

戻ってきた特派員と相談した結果、明日は少し離れた場所で釣りをして無視を決めようと言うことに。

悲しませてごめんよ。おじさん。(翌朝現れたけどすぐにどこかへ消えていった。)

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翌朝。お葬式状態

おじさん問題も解決?し、ようやく竿を出し始めた筆者ら。
前日の好調話があっという間に広まり、普段はあまり混まないはずの釣り場はほぼ満員御礼。

期待を込めてキャストを始める。

日の出から30分が経った。当たりはおろか、誰も上げていない。

まあまだ焦るような時間じゃない。これから上がり始めるはずだ。

あっという間に1時間が経過した。

おかしい。ゴールデンタイムなのに1本も上がらないのはおかしい。

1時間半が経過し、昨日はたまたま雨の影響で群れが入って爆っただけだと判断した筆者ら。
すぐに車へ乗り込み、場所移動をすることに。

どこも×。だけど初日の釣り場は…?


次に向かった釣り場ではブナ(黒い個体)ではあるものの沖で跳ねが見られたため、とりあえず竿を出してみることに。

しかし時間は朝マズメを過ぎ、全く食い気の気配はない。
このままだと二日連続ボウズか…。

しばし相談する3人。
600キロも遠征してきてさすがにそれは辛すぎるので、初日のポイントへ戻ってみようということに。

実は初日のポイント、通いに通った結果、ある時間帯だけアキアジが回遊し、爆発することがあるのだ。
濁りが抜けていなければ厳しいが、もうこれに掛けるしかないだろう。

特派員の運転する爆走車に揺られ、最後の希望を託してポイントを目指す。

予想的中!アキアジ爆発開始!!

釣り場に着くと全体には30人ほどの釣り人。

幸い時合いを過ぎていたこともあり竿を出すスペースはありそうだ。
少しでも可能性を上げるために筆者、G君、特派員で分かれて入ることに。

すると竿を出して数分。タモを持ち出す特派員。
怪しいのですぐに竿を片手に特派員の元へ向かう筆者。

って釣れてる。

特派員I氏
いやkawagutiさんに跳ねがあるって連絡しようと思ったら浮き消し込んじゃいました(笑)

そしてなんと、特派員のタモ入れをしたのは昨年一緒に釣りをしたお兄さんじゃないか!
どうやら事前に特派員が会った際、筆者が来るかもと伝えていてくれて竿を出してくれたらしい。

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隣に入れてもらい、筆者もすぐにキャストを開始。はやる気持ちを抑えながらデットスローで浮きルアーを巻いてくると…。

筆者
来たー!!!


掛かった瞬間、勢いよく水面からジャンプを決める鮭(アキアジ)。

強めに設定していたステラのドラグがジャーっと1回引き出された。
青物のような持久力こそ無いものの、平均して軽く4キロを越える魚体から放たれるトルクのある引きは癖になる。

バレないように追い合わせも決まっていたので、待ち構えていた特派員のネットに暴れるアキアジが入り…。

今年初物GET!!

その後は心折れてカワガレイを釣って遊んでいたG君も呼び、昨年ぶりの再開を果たしたお兄さんと無双状態。


連発。

連発!

このお兄さんがまたよく釣る。一人で8本くらい釣っていた。
ルアーは普通のクルセイダータイプ。果たして何が違うのか。

そして一人だけボウズのG君。
当たりはあるようなので、じっくり待ってから合わせるように伝えると…。

勝利のヒット!!
立派なメスのアキアジだった。

結局この日は筆者が3、特派員2、G君2本のトータル8本ゲット!
画像の魚が6本しかいないのは、特派員がヒモを緩く結んでオートリリースをかましたからだ。

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そして翌日!筆者一人で爆…のはずがトラブル発生!?

この後も釣れ続きそうではあったのだが、残念ながら沖合に黒い悪魔が現れたので納竿。

左奥になにか居るのがお分かりいただけるだろうか?


その正体はアザラシ(トッカリ)

コイツが出るとアキアジは一斉に逃げ、しばらく姿を現さなくなる。
釣り師は彼を”トッカリ”と呼ぶ。水族館ではマスコット的存在のアザラシだが、釣り場だと黒い悪魔と化すのだ。

どれくらいの驚異かというと、オオカミ少年ばりに「トッカリが出たぞー!!」というと皆一旦竿を仕舞うくらいのモンスターだ。

残念ながら筆者以外はみな仕事と言うことで、一旦各自自宅へ戻ることに。
そして翌朝、同じ釣り場へ一人で向かった。

今はまだ、重大なトラブルが起きることも知らずに。