うなぎを大漁に釣るための5つのコツとは?重要なのは餌や時間帯!

うなぎの釣り方シリーズも第3弾目!

他のうなぎ記事はこちらから↓

→第1弾 うなぎの釣り方をご紹介!釣れる時期や穴場ポイントの探し方とは

→第2弾 うなぎ釣りの餌や釣れる仕掛け、道具の選び方を公開!

→第4弾 うなぎ狙いは外道が多い?川や河口でよく釣れる魚について

第5弾 うなぎの捌き方!初心者にも簡単なカッターを使う方法!

今回の記事は、いよいよ実釣編。

釣れるコツや気をつけるポイントなどを解説していく。

なお、今回も荒川のうなぎくんが登場するようなのでお楽しみに!

荒川のうなぎ
今回もよろしくね~。

うなぎ釣りのコツ①釣れる時間帯は?

まずうなぎが釣れる時間について。

基本編で紹介したように、うなぎは基本的に夜活発に活動する夜行性だ。
従って釣れる時間帯も夜になる。

その中でも特に当たりが頻発するのは

1:日没30分前~日没2時間以内
2:日の出前
3:日付が変わる午前0時頃

の3つの時間帯!

1番・2番目は釣りに詳しい人なら誰もが知っている夕マズメ:朝マズメというやつだ。
恐らくこの時間帯が一番当たりも頻発するだろう。

朝・夕マズメって?
魚の釣れる確率が非常に高い時間帯。
朝マズメとは夜が明けて明るくなり始めた時刻から日の出までの時間。 日没前後から暗くなるまでの時間は夕まづめといい、
いずれも魚が活性化しエサを摂る時間なので、マズメ時は釣りにはゴールデンタイム、時合いである。
釣り用語 マズメの意味~マズメとは?まるわかり釣り用語集より引用(www.kami-chan.net/tsuri-yougo/489.html)

そして3番目が夜中の0時。

生態的な理由は分かっていないのだが、年間150日近く、長いときだと24時間うなぎ釣りをしていたウナギバカの筆者。

その筆者が特に竿先へ集中したのが朝、夕マズメとこの時間。
通常21時を過ぎると当たりが減って諦めたくなるのだが、どうしても1本釣りたいというときは0時過ぎまで粘ってみてもいいだろう。

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釣り場へ向かう時間帯は?

一番釣れる夕マズメをめがけて釣り場へ向かう場合は

日没の1時間位前がベスト!

準備は明るい内に済ませておいたほうが〇だからだ。

日没する30分前には全ての竿が投げ終わっているようにすると完璧!

さっそく釣り場へ!忘れ物を確認!

準備が整ったらいよいよ釣り場へ向かってみよう!

と、その前に忘れ物はないだろうか?今一度チェックしてみよう。

案外、仕掛けなどの小物や餌をうっかりカバンにしまい忘れたりしやすいもの・・・
(筆者もリールを忘れたことが何度かあり)

釣り場に行ってからとんぼがえりなんてことにはならないように気をつけよう。

コツ②ミミズの付け方!

うなぎ釣りにおいて、非常に重要なのが餌の付け方だ。

真ん中などに適当にひっかけるだけではNG!

それだと端っこだけかじられたりして、うなぎがうまく食ってくれない。

頭の部分から針を刺して、↑赤丸のリストバンドのような縞々の部分から針を出そう。

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コツ③ポイントへ到着。コツはちょい投げ!

釣り場へ着いて、餌もセットし終わったらまずは近場にちょい投げでOK!(30~40メートル)

荒川のうなぎ
 ボクを狙うときはそんなに遠くまで投げる必要はないよ

鈴やケミホタルは竿先にセットするのを忘れずに。

なお、クリップタイプの鈴を使う場合は投げるときに外すのをお忘れ無く!

じゃないと思い切り投げた際に鈴だけ遙か彼方へ旅立ってしまうことも・・・

好みのポイントに投げたら三脚や柵に竿を立てかける。

あとはリールを少し巻き糸ふけを取って当たりを待つだけだ。

コツ④当たりが来た!でもすぐに合わせるのはNG!?

さあ、当たりはいつくるだろう。

竿先をジッと眺める。

この瞬間が一番ドキドキするのはうなぎ釣りをしたことがある人だけのお楽しみ。

と、ここでどうやらうなぎくんが餌を見付けたようだ。

荒川のうなぎ
ん!美味しいそうなみみずだぁ


揺れる竿先

そして待望の当たり!

「チリン」と一回鈴が鳴ったとしよう。

すぐにでも合わせたいところだが、ちょっと待ってほしい。

うなぎは餌を丸呑みにはせず、端っこから齧って食べることが多い。

なのでここでのコツは、前当たりで合わせないこと!

連続して「クンクンクン」と竿先が揺れる本当たりになってから合わせを入れよう。

上手く合わせて、こんな感じに竿先に重みを感じればヒット!

掛かったらテンションを緩めずに巻き上げ!

無事に合わせ、うなぎが掛かったのを確認したらすぐにリールを巻き始める。

ここでいったん巻くのを止めてしまうと、うなぎに仕掛けをぐちゃぐちゃにされたり、最悪の場合、岩などに潜られて逃げられてしまうことも。

ぐちゃぐちゃにされた仕掛け。こうなると外すのも一苦労。

ただ、大物などで強い引き(ローリングする感じ)だった場合は無理に巻かず、テンションを保ちつつも慎重にファイトして釣り上げるのが大切だ。

仕掛けを上げたら謎のヌルヌル!?

餌交換の際、こんなヌルヌルが針に付いていることがある。

これはまさにうなぎのヌメリで、合わせるのが遅かったり、トイレなど目を離した隙にうなぎが仕掛けに掛かり、見事に逃げ去ったあとのもの。

逆に考えると、初めての釣り場でこのヌメリが付いていればその場所にうなぎが居る可能性が非常に高くなるので、期待は大になる!

しっかりとこのヌメリを取ってから再度同じポイントへ投げ込んでみよう。

コツ⑤うなぎが釣れた後は?すぐに針を外そう!

ようやく釣り上げられた念願のうなぎ

どんなに小さくても、初めて自分で釣ったうなぎは感動もひとしおのはずだ。

しかし、そのまま眺めていてはうなぎが暴れて仕掛けが大変なことに!

荒川のうなぎ
 放っておいたらぐちゃぐちゃにしちゃうぞ!

素手だと滑るので、タオルなどで頭を掴み、プライヤーでクイっと手早く針を外そう。
もし、飲み込んでしまった場合はハリスごと切ってしまってOK。

キープサイズならバケツへ、もし小さい鉛筆サイズならそっとリリースしてあげよう。

こまめな水替えも忘れずに

うなぎ釣りは時合いが大事なので、絡まった仕掛けをほどいているとせっかくの釣れる時間を逃してしまう!

短い時間を逃さないように替えの仕掛けは多めに持っていこう。

荒川のうなぎ
小さなお友達は逃がしてあげてね

餌交換の頻度は?

うなぎ釣りをやっていて重要なのが餌交換。

投げてめんどくさいからと放っておくと、カニや小魚にミミズがつつかれて知らぬ間に針だけになっていることも・・・

なのでこまめな餌交換を心がけ、少なくとも30分置きに仕掛けを上げて、餌が取られていないか確認しよう。

まとめ

さて、今回は気になる実釣編をお送りした。

ベテランうなぎ釣りの方々なら当たり前のことばかりかもしれないが、何も分からない初心者の方々に少しでもお役立ちになれれば幸いだ。

まとめとしては

1.釣れる時間帯に行く
2.餌をしっかりと付ける
3.投げ方はちょい投げで!
4.本当たりを待つ(餌交換はこまめに)
5.絡まれる前に手早く針を外し、時合いを逃さない

大きく分けるとこの5つのポイントが大切!

これから最盛期のうなぎ。

これまでの記事で、少しでも興味が湧いたなら、ぜひ一度狙いに行ってみてほしい。

次回に続く!