さて、ようやく6月にも入り、道南地方もヤマメが解禁。
こうなればすぐにでも行くしかない。さっそく今年初の渓流釣りへ行ってみた。
まずはポイント探し!
といっても道南のポイントは全く分からない筆者。
釣りへ向かう前に馴染みの釣り具店でポイントを聞こうと思ったのだが、いつもの店員さんがあいにくの不在。
どこに行こう。
とりあえずgoogleマップを開き、良さげな地形の川を探す。
数分ほど衛星画面をスクロールしていると、なんだか魚がたまっていそうなポイントを発見した。
今日はここにしてみよう。たまーにこんな感じでポイント探しをするのだが、実に便利な時代になったものだ。
昼過ぎに家を出発。30分もしないうちにマップの場所にたどり着いた。
良さげなポイント
実際に現地についてみると、思ったよりも流れが遅い感じ。
これはヤマメというよりもイワナが着いていそう。
手始めにリッジを結び、少し深みになった場所へキャスト。
トゥイッチを掛けながら誘ってみる。
するといきなりココン。
フッキング!
しかし、川の中でギラギラとなんだか嫌な輝き。
グーさま
ファーストヒットは残念ながらウグイだった。
どうやらあまりいいポイントではないらしい。
早々に見切りをつけて車へ。
移動開始!
車へ戻ってから、またまたgoogleマップとにらめっこ。
どうやら少し上流に大き目の流れ込みがある様子。
魚もたまっていそうな予感。移動を開始。
藪漕ぎ。ダニに怯える。
しかし移動したのは良いものの、ポイントまで5分ほど藪漕ぎをするはめに。
今時期はダニも出てくるし、少しビビる。
ウェーダーならくっついても滑り落ちそうだが、腕などに付かれると厄介。
両手をバンザイしながら突き進み、なんとか川へ。
なんとも間抜けな格好である。
まさかの大物、跳ねる。
次のポイントでは、いきなり釣り人の足跡を発見。
どうやらポイントとしては間違っていないようだ。
とりあえず流れ込みを誘ってみる。
トゥイッチ、トゥイッチ。
バシャン!
え?なんか跳ねた?
どうやら隣で何かがライズ。
水しぶきの大きさからしてめっちゃくちゃデカい!
どれくらいビビったか例えると、ジェラシックパークで初めて恐竜を見つけた主人公くらいの驚きだ。
(分かりにくい)
恐らく自分の投げたミノーに反応したわけではなく、水面の昆虫か何かを捕食したのだろうか。
すぐにライズした場所へ移動し、Smithの美蝉を投げ込む。
1投目・・・反応なし。
2投目・・・大き目にパシャンと誘いを掛ける。
ガボン。ルアーを加えて何かが反転
食った!!
強めに合わせると、いきなり猛烈な突込み。
しかし、あまり川幅は広くないのでギラっと魚の影が見える。
太すぎる。まるでイトウのようなシルエットだ。
筆者が掛けた渓流魚の中ではダントツの大きさ。これはなんとしても釣り上げたい。
色合い的に大型のブラウンだろうか?
とりあえず、ドラグを出しては寄せ、沈み木などのストラクチャーに潜られないようにファイト。
徐々に弱ってきたようだ。魚は目の前まで寄ってきた。
ここで何を思ったか、筆者。
面白い写真を撮ろうと余裕をこいてカメラを取り出す。
めちゃくちゃデカい。水しぶきが半端じゃない大きさを物語る。
シャッターを切る筆者。最後の力を振り絞り、跳ねる、魚。
フワッ・・・
ゆるんだ。テンションが緩んだ。バレた。
めちゃくちゃデカい何か。
掛けた当初は4、50cmと思っていたが、よくよく考えると60cmはあってもおかしくない魚影。
あとで確認するとフックが伸ばされていた。
逃がした魚は大きいというが、めちゃくちゃショック。
完全にブロガーとしての魂を見せようとした結果のバラシ。
ブラウン多数。次回必ずリベンジ!
その後は30cmちょいのブラウンを数匹釣り上げ、納竿。
一応、天然のブラウンを釣り上げるのは初めてなのだが、とにかく先ほどの魚が頭をよぎってしまう。
それだけ最初にかけた大物のサイズ感が違い過ぎた。
次回、必ずリベンジ!
※みなさんも写真を撮ろうと油断をしないよう、お気を付けを。