さて本日も筆者がお送りするサクラマスボウズ記録更新シリーズ。(なんだそれ)
例年ならアツいはずの日本海はからっきし。かといって反対の噴火湾方面は全く情報なし。
このような状況で読者の方もやきもきしているだろう。
そんな中、今回は津軽海峡方面の磯でサクラがプチ好調なんて美味しい話を聞いたので、ネギを背負ったカモ状態で早速釣行に向かってみた。
津軽海峡方面でサクラマス狙い。
いつもの通り日の出に合わせて出撃。と思いきや若干寝坊し、午前5時30分頃に釣り場へ到着。
それにしても12月の冬至前は7時頃でも暗かったというのに…。月日が流れるのは早いものだ。
変わらないのは筆者がずっとボウズだということだけ。



急いで準備をすると、さすがに情報が回っているようで目的の磯には筆者以外にも複数の人。
逆にこれは期待が持てるシチュエーションといってもいいだろう。
サーチもかねて、とりあえずアスリート17SSVからキャストを開始してみる。
時折トゥイッチを織り交ぜながら、13連敗を破る奇跡の魚を期待してリトリーブを続ける。
これだけ人数がいれば、筆者がかけなくとも誰かしらがかけてくれるはずだ。
しかし上がらない。そしておじさん放たれるおじさんの名言。
しかし期待に反して誰も竿を曲げる様子はなし。唯一筆者手前の方が魚を取り込んだものの、残念ながらホッケだったようだ。
そして日も完全に昇り、期待が薄くなる時間帯に突入。
ここで迫られるのは「このままこの場所で続けるか」or「場所移動に懸けるか」の二択だろう。
とりあえずピーク時は過ぎたので情報収集がてら、その場に居た地元住民らしきおじさんに話しかけてみる。






週明けはよかったんだぞ
出ました。釣りあるある”この前はよかった”説。これの最上級に悔しい奴が「昨日来ればよかったのに」だ。
噂を聞きつけていざ釣り場へ向かえば、その時点で時すでに遅しな状況はいつものパターン。だいたいこういう日は一日駄目なパターンが多い。
潔く場所移動を決意した筆者なのだった。
そしてヒットも?遠い本命。
続いてやってきたのはいつぞやにイワシが入っていたサーフ。



残念ながら今回イワシの姿はなかったものの、シチュエーション的にはめちゃくちゃ釣れそうな雰囲気。
とりあえずジグやミノーのサイズをあれこれ変え、最後の望みをかけて探ってみる。
すると、鮭稚魚をイメージして投げていた岡ジグ・ATラビットに波打ち際付近でチェイス!



あまりにとっさのことだったので、食わせ切れずにUターンする何か。
サイズ的には小さかったものの、いつも場を和ませるホッケさまではなさそうだ。
すぐにキャストを再開するも、反応が消えてしまったのでジグミノーにチェンジ。
そして警戒が薄れたところを見計らってラビットを投入。
すると…波打ち際にまたしても現れたさっきのやつ。
今度はしっかり狙いを定め、波打ち際ギリギリまでよってきたタイミングで軽くフラッシングをさせてみる。
するとルアーを咥えて反転する魚。
勝利だ。
フッキングも完璧に決まり、魚体が小さいこともあって一瞬で決着はついた。



正体は小アメマス。
うーん。惜しい斑点がついていなければ本命だったのに。でも久々のマス属に癒やされたことは間違いない。
この後は全く反応はなく、午前9時前に力尽きて終了。
サクラマス連敗記録13回。無事に更新完了だ。