さて連日お馴染みのサクラマス釣行だ。
昨日23日、前回同様津軽海峡方面へ向かった筆者。前回は前半にパターンを読み取れず後半でなんとか巻き返した展開となったが、この日は攻略成功となったのか。
ゆっくり自宅を出て現着。いきなりゴンッ!
現地に着いたのは午前4時半。日本海側の有名ポイントなら恐らく入る場所もない時間帯だが、やはり不人気の津軽海峡方面と言うこともあって釣り人は5、6名程度。
プレッシャーのない中で振れるのはやっぱり気持ちいい。



昨日と同じ場所が空いていたのでそこに入釣し、昨日好調だったアイマのフォックステイル40gを結んでキャストを開始する。
なおパターンは昨日同様フォール重視。ボトムまで落としてジャーク×3回。フォールさせてまたジャークの繰り返しだ。
すると2投目でさっそくココンッとバイト。



しかしこれは乗らず。
ただサクラの場合は一度乗り損ねても追従してくる可能性が高いので、何事もなかったようにジャーク、フォールをしていると…。



なんと2投目でヒット!これはバッチリフッキングが決まったようで、めちゃくちゃ気持ちいい。
サクラらしい元気な横走りと、ゴンゴンと首を振るような引きを楽しみつつ、釣り場のファーストヒットのようなのでバラさないようにゆっくりと引き寄せて…。



無事に1匹目をキャッチできた。昨日あれだけ苦戦していただけに嬉しい一本じゃないか。しかも一回ミスバイトからのフッキングが乗るのっていいよね。
さあ、朝マズメは始まったばかりなのでトバ要員としてもさらに追加をしなければ。
連続ヒット!からの鮭稚魚パターン決まる。
この後、10分後くらいに同様のパターンでさらに1本を追加。サイズもほぼ同じだが結構元気に走って楽しい個体だった。
しかもこのサクラから、キャッチしてすぐにある物が口から飛び出した。
それは…。
鮭稚魚。
そうか、もうそんなパターンの時期か。
それならばとタックルケースを漁り、持っていた中で一番シルエットの小さいD3カスタムルアーズの38gのジグをチョイス。
これまたボトムまで落とし、お次はジャークではなくしゃくり上げた後にティップでチョンチョンチョンと弱った鮭稚魚を演出しながら巻いてくる。
そしてある程度巻いたらまたボトムまでフォール。
ほら、僕はもう瀕死の鮭稚魚…
食べて成仏させておくれ…



あ、乗った。
しかも先ほどの個体よりもサイズは大きいっぽい。それにしてもなんなんだ。kawagutiといえば大抵釣れない日が多いくせに、こうも上手く釣れると後が怖いじゃないか。
なおフックはフォールでのヒット率向上のためトリプルに交換してあるので、シングルよりもバラしやすい。取り込み間際になって跳ねられないようにじっくり弱らせながら、ネットイン成功。
抜き上げミスってバラシ続くも、4本キャッチ!
それからは日の出時刻の6時半までポツポツ反応が続き、サイズが小さかった結果、ネットインをサボって3ポロリの4本のサクラをキャッチ。結果前日よりも若干魚は薄い状況だったが、周りでは最多キャッチ。
欲を言えばもう少しサイズを伸ばしたかったが…。
ちなみに最後の方で釣れたホッケがなかなか良い型だったので持ち帰って干し、さっそく一夜干しにしてみたら最高に美味しかった。



いやー、こんなに思った通りのパターンがハマるのは何年ぶりだろう。たぶん近いうちに絶対100連続ボウズとか食らうんじゃないか。恐らくこの群れも長くはいないと思うので、通える内に通って願わくばサイズアップを狙いたいところだ。