道東鮭(アキアジ)釣り。移動の末、本命現る!?

寄稿者:特派員I氏

8月1日
日の出前、開始早々3連敗を決めている特派員はとある漁港に来ていた。
この日は今年鮭(アキアジ)を始めたばかりの会社の人、友人2、特派員という4人体制で打つことに。

特派員I氏
そろそろ鮭の顔が見たいんです…。

開始直後、いきなり別場所情報に心揺られる。

最初に入った漁港。奥には等間隔に並ぶ浮きの姿が。

あっという間に陽が昇り始め、各自浮きルアー、浮きフカセ釣りに分かれてキャストを開始。
ただ人はかなり入っているものの、周りに本命が上がった痕跡などもなく、あまり釣れそうな雰囲気ではない。

すると昨年のサクラマスシーズンに仲良くなったグループの姿が。
話をしていると仲間内で違う港でアキアジをキャッチしたとの話が出てきた。こういう時に情報網は非常に大事になってくる。

だが今いる港の朝イチに期待して来ているため、引くに引けないのも事実。

というのも…。

釣り人A
あっちの方が釣れてるよ!
特派員I氏
マジですか!すぐ行きます!
釣り人B
あ、さっきまで釣れてたけどもういないよ^^

そう、”さっきまで釣れてた場所に行くとすでに終わってる説”は全国各地の釣り人あるある。
世の中そんなに上手くいくはずがないのだ。

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結局移動。結果振られる特派員。

しかし5時を回ったころ、違う港でもう一本釣れたよ!と言われ、結局全く当たりのないマズメに心折れて移動することに決めた特派員。
道中コンビニでご飯等を買い到着したのは午前7時過ぎだった。

岸壁を歩き空いているところを探しながら話を聞くと「全体でカラフトもアキアジも結構上がってるよ」と言われやる気をだしスタート。

するも反応がない…。

ぐっどくん
そりゃそうだ(笑)

ただし周りではたまに釣れている…。
しかしここは欲望にまみれて移動してきた特派員。キャストをするもかすりもしない。

3時間程打つも反応が無いため、一時帰宅して頭を冷やし、夕マズメに再度釣行することを心に決めた。

夕マズメ!鮭とカラフト同時ヒット!?

夕方に戻るとあれからも全体ではポツポツと釣れているらしいので、タックルの準備をしながら眺めていると近くのおじさんにヒット!

仕掛けを見ると道東仕様の欲張りフカセの2本針。
そしてなんとカラフトとアキアジのダブルヒットじゃないか。

特派員I氏
そんなことあります!?(笑)

焦らず丁寧にやり取りをするおじさん。そして写真が苦手な特派員は無事に2本写った劇的写真を撮り逃したのであった。

いい物を見せてもらったと関心するが、特派員の連敗記録は更新中…。
この日は全体でカラフト20くらいアキアジ15くらいとここ最近では1番成績のいい港でした。

車中泊からの鮭釣り。

翌日、車中泊で朝2時過ぎに目を覚ました特派員と友人は、場所確保のために空いているところを探し2人で入れるところをキープし準備することに。
外が薄明るくなってきたため釣りスタート。

辺りはまだ薄暗い中、海面には早くも電気浮きの明かり。

連日フカセが調子良いと言われ、フカセを出すが外道が多い…。
ガヤ、キュウリ、ウグイ。いつもの餌取り三兄弟の猛攻に遭いながらも、無反応よりはまだましと思って釣り続ける特派員。

すると以前から仲良くしてくれているおじさんの姿を発見。話が盛り上がり、なんと飲み物をおごってくれるというので離れた場所にある自販機へ旅立った特派員。

戻ると鮭をヒットさせている友人。

なにはともあれ無事にネットイン!

おかしいな。やはり特派員は鮭に嫌われているのだろうか。※昨年19連敗

どちらにせよおめでたいことに変わりは無い。仲間内で初物アキアジに大興奮。
その後パタリと反応が止まり諦めて帰る支度をしようとしていると別の友人がヒット!

水面を割って暴れるアキアジ…。なんとか手前まで寄せネットイン!
ギラギラと鱗が剥がれ落ちる綺麗なメスでした。このほか友人はカラフトマスも1本ゲット。

全体ではカラフト10アキアジ4と前日よりは落ち込んだが安定して釣れている港ではある。
さて特派員。次回休みこそ、終わりの見えない連敗に終止符を打てるのか…

特派員、現在5連敗目。