さて本日はサクラマス釣りにおけるちょっと気になるハンドメイドルアー(ジグ)のお話。
開発が始まったのは今年1月でまだ開発されたばかりなのにも関わらず、twitterを中心としたテスターらより今季日本海を中心に釣果報告が続出。またカラーリングも多種多様でこれから超期待な新生ジグがある。
それが…。
タナカクラフト”タナカジグ”



今回はそんな期待たっぷりのタナカジグをなんと今回筆者もめでたくテスターとして手にする機会があったので、スペックや特徴、購入方法についてご紹介していきたいと思う。





タナカジグのスペックについて



サイズ | ウェイト | アクション | |
ミディアム | 90mm | 33g | ワイドウォブンロール |
ショート | 80mm | 28g | ワイドウォブンロール |
タナカジグのスペックは現在ミディアム(90mm)とショート80mmの2種類のラインナップ。
アクションはサクラマスに最適なウォブンロールで早巻きよりは表層をスローでタダ巻きを得意としたセッティングになっており、同系統のジグのイメージとしてはカブキメタルが上げられるだろう。
どちらも後方重心かっ飛び系ルアーだが、ボディーを薄くワイドにする事で飛距離を保ちつつ泳ぎを重視しており、潮受けが良く浮き上がりが良いのでレンジキープがしやすい。



開発に至った経緯
ではいったいなぜ今回のハンドメイドジグ”タナカジグ”の開発に至ったのか。
ご本人にインタビュー形式で質問してみた。


















ですが作っているうちに”自分で考えたオリジナルジグでサクラマスを釣ってみたい”と試行錯誤の末生まれたのがこの”タナカジグ”です。















カラーリングが多彩なのが嬉しいポイント!
そして他の大手ルアーメーカーに負けないカラーリングの豊かさもこのタナカジグのポイント。






まだ実施時期は未定ではあるが、実際に自分好みのカラーリングを注文して仕上げるカラーオーダー注文も予定しているとのことなので、画像のような世界に一つだけのジグを手に入れることも可能だ。





タナカジグの得意とするシチュエーションは?



タナカジグは足場が低い磯や、サーフでは抜群の使用感を誇っている。
逆に浮き上がりのよさから足場が高い磯や防波堤では、近づくにつれて浮き上がり過ぎてしまうので若干扱いが難しくなる。またファストリトリーブでは暴れすぎるのこれからの課題といえそうだ。
とはいえ特別なアクションを入れなくてもスローでしっかり泳いでくれるので、初心者の方でも非常に使いやすいジグに仕上がっている。
次はダブルフックです
他のメタルジグと見比べてどう感じるでしょうか? pic.twitter.com/nOexUaMEKD— タナカ氏(タナカクラフト) (@pokovifishing) May 5, 2021



またヒラメやアメマスなどのサクラ以外のターゲットの釣果報告も続々と上がっているので、今後道内アングラーによる人気の高まりに大注目!
タナカジグm33g赤キンでヒラメ!!
さすがヒラメキラーのいとちゃんさんです!
使ってくれてありがとうございます😊 https://t.co/C40JtiyiLy— タナカ氏(タナカクラフト) (@pokovifishing) May 15, 2021




購入方法・販売予定について



タナカジグは現時点(2021年5月)では一般販売が行われていないが、早ければ5月中にも発売が開始となる予定だ。
購入方法は田中さんのtwitterアカウント(下記参照)から直接のやりとりとなるが、今後はネット販売も視野に入れているとのこと。まだ今年に入って制作を開始したばかりのため、本格的な稼働は来年以降のようだ。
ご本人のtwitterからはジグの開発情報などが随時更新されているので、気になった方はこちらもぜひフォローを。
追加の情報が入り次第、随時こちらのページでも更新していきたい。