道南でワカサギ釣りへ行ってみた。怒濤の入れ食いを味わう!

  • 2019年1月21日
  • 2020年3月3日
  • 釣り

さて、連日サクラマス一色だった当ブログ。

しかし、天候が回復したと思ったら荒れ模様になったりと、なかなか落ち着かない道南地方。
そこで今回は息抜きも兼ねて別の釣りへ。

それは・・・

kawaguti
ワカサギ!!

実は筆者、小学生ぐらいからずっとワカサギ釣りにハマっており、赤城大沼榛名湖などのメジャーポイントはもちろんのこと、北海道に移り住んでからも週に2、3回は竿を出していたほどのワカサギ狂なのだ。

そして今回、ここ道南でもワカサギ釣りができるとのことで意気揚々と出掛けてみた。

わかさぎ求めてじゅんさい沼へ!

現地に到着したのは昼の11時。

「なんだよ、朝からじゃねーのかよ!」と全国のワカプロからお叱りを受けそうな社長出勤であるが、今回はワカサギ初挑戦の方も釣れての参戦となったのでご了承いただきたい。
(朝サクラマスに振られたからなのは内緒。)


今回向かったのは函館市街地からほど近い「じゅんさい沼」

その名の通り、初夏には湖面一杯がじゅんさいで覆われ、この沼の名物にもなっている。

※このじゅんさい沼のわかさぎ釣りの攻略法に関しては、後日まとめる予定なのでこうご期待。


この日は休日ということもあり、駐車場は満員御礼状態。

一番下の隅っこに車を止めて沼へ向かうと、大勢の家族連れやカップル、外国人観光客らの姿があった。

これだけの人数ともなると、どうやらプレッシャーは高そうである。

スポンサードリンク

受付を済ませ、いざ釣り場へ。


一度テントに入り、受付に大人600円の遊漁料を支払ってさっそく釣り場へ。

なお、今回同行者は道具を持っていないので貸し竿も借りることに。
お値段は500円。エサも付いており、遊漁料と合わせてもトータルで1100円と格安だ。

筆者はもちろん竿などのタックルは持ってきたので、バケツとイスだけ借りる。

なお、エサのみ現地で購入したが200円とちょい高なので、時間に余裕があればあらかじめ釣り具屋で購入しておいた方がいいだろう。

釣り場はテントが並ぶ中央の道と、岸沿いの2本に分かれている。(写真は岸沿いの道)

岸沿いの場合はテントを持ち込むか、氷の上に直接座る露天スタイルになる。

あいにくテントは全て埋まっていたので、岸沿いを選んだ筆者ら。
ちなみにほとんど全ての穴が先客で埋まっており、釣りが出来る穴を見付けるまでに結構な距離を歩いた。

ワカサギ・・・いきなり入れ食い!!


先に同行者の竿をセッティングし、いざ自分の仕掛けを投入。

なにしろ道南のワカサギ釣りは初めてだ。
どれぐらいの魚体か?棚はどれくらいだろうか?などと考えを巡らせようとしていると・・・

ピクンピクン

ぐっどくん
え、早くね…?

一瞬目を疑ったが、着底して糸フケを取るなり竿先がふわふわと揺れる。

スッと合わせを入れ、自作竿の糸を手繰ると・・・


道南初ワカゲット!!

その後も多点掛けとはいかないものの、細かな当たりを取ると確実に魚が乗ってくる。

最近はずっと放流もされない天然湖でばかり修行のようなワカサギ釣りをやっていた筆者からするとまさに夢のような釣り場だ。

10分足らずであっという間に増えるワカサギ。今晩は唐揚げだ。

ホイホイと夢中になって釣り上げる筆者。
しかし、ここでなにやら隣から視線を感じる。

同行者の方が全く釣れていないじゃないか。

それもそのはず。活性が高い朝、夕マズメの時間ならまだしも、この渋い真っ昼間にペナペナの貸し出し竿だと当たりが非常に分かりにくいのだ。

すぐに筆者の予備竿をセットして貸し出すと、同行者も面白いように釣れてニンマリ。

まさに絶好調。
あまりに釣れるものだから、筆者もある考えに至ってしまう。

kawaguti
これ、どこでも釣れそう…。

この時はまだ・・・

この安易な判断によって苦しめられるとは思ってもいなかったのであった。

思い切ってテントへ移動!そこは死の沼だった。


そんなわけでお次はテント内へ移動。

正面入り口のこちらのテントには、数十人が並んで出来るスペースとなっており、なんと暖房完備。

先ほどまで凍えながら釣っていた筆者らからすると、まさに天国のようなスペースだ。

周りをみると家族連れでいっぱいだ。

自分たちのバケツを覗いたお婆さんが「こんなに釣れるの!?」と驚いていたが気にしない。

仕掛けに新しいエサを付け直していると

こども
お父さん!4匹目つれた!

と聞こえてきたが気にしてはいけない。

ゆっくりと仕掛けを投入。

着底し、ふわふわと誘いを掛けて止め。

kawaguti
さすがに1回目じゃ来ないよね

2回、3回。

全く当たりが無い。
例え渋くても魚が居れば軽い揺れくらいは来るものなのだが、気配すら感じない。

これは「いくらでも釣れるから」と完全に油断した筆者のミスである。

同行者に平謝りつつ、外に戻るも、良い場所は埋まってしまい、仕方なく別の場所でポツポツと追加。

なんとかダブル・・・

天候も悪化してきて、最初のポイントでの貯金もあったので今回はギブアップ!

次回、必ずリベンジを誓ったのであった。

スポンサードリンク

悔しさはあるも、やっぱり美味しいワカサギ。

そんな訳で今回は、シーズン最盛期のワカサギ釣りへ行ってみた。

結果をいうと、筆者の判断ミスによりかなりの数をロストしたものの、初の釣り場にしては上出来の余裕の束越え。

管理人のおじさんからも「よく釣れた方だ」と褒めていただいたものの、普段300匹程度がアベレージの筆者からすると非常に物足りない。

サクサク。ホクホク。

なお、釣り上げたワカサギは持ち帰ったあと全て唐揚げに。
悔しさも忘れる抜群の旨さであった。

後日詳しく記事を書く予定ではあるが、ワカサギの活性の高い朝から行けば初心者でも間違いなく楽しめるはずだ。

釣って楽しい、食べて美味しいワカサギ釣り。今度の週末はぜひ訪れてみてはいかがだろうか。