【実録】天然サクラマスの刺身は絶対NG!!安全に食べるには冷凍を!

さて、すっかりシーズン最盛期を迎えた北海道のサクラマス。

塩焼きにムニエル、フライ。何にしても味が良く、道内ではルアーフィッシングでは人気のターゲット。
今時期ならスーパーの鮮魚コーナーでも並び、その姿を見る機会も多いはずだ。

筆者
サクラマスが釣れたー!刺身しよっと♪
ぐっどくん
ちょっと待った!
筆者
なんだよぐっどくん、ねだっても分けてあげないよ?
ぐっどくん
ちげーよ!サクラマスの生食はめちゃくちゃ危険なんだぜ!
筆者
ど、どういうこと!?

そう、脂がのってとっても美味しいサクラマスなのだが・・・天然物は基本的に生で食べることが出来ない。
その理由は「身にアニサキスなどの寄生虫が潜んでいるから」だ。

意外と知られていない話題なので、詳しく解説していこう。

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実録!恐るべしサクラマスのアニサキス中毒

アニサキスについては名前だけでも聞いたことがある人も多いのではないだろうか。

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アニサキス単体については過去に記事を書いたことがあるので省略させていただくが、実はこのアニサキス。
毎年知らずにサクラマスを刺身で食べてしまい、中毒になる人があとを立たないのである。


それもそのはず。
こんな美味しいハラミを見たら誰もが生で食べたいと思ってしまうはずだ。

筆者
ほらほら!ちょっとくらい大丈夫だって!
ぐっどくん
言っても分からんやつめ…。これを見てみろ。kawaguti!

(twitter@ささきさん提供)

一見するとなんの変哲もないこちらのお刺身。
ぱっと見ではアニサキスなどの気配はまったく感じない。

しかし、この写真の刺身でとある事件が発生した。

この写真を提供してくれたささきさんはサクラマスを釣った翌日に刺身にし、手前の腹身の1切れを食べた。

ふた切れ目にさしかかったところ、アニサキスを発見したので食べるのを止めたという。

そして1時間半後に悲劇は起きる。

急に胃痛と嘔吐と見舞われたささきさん。正露丸などを飲んで我慢したものの、翌日になっても治る様子がないので会社を早退。
すぐに病院へ行くと、鼻から胃カメラを入れられ、苦しみながらもアニサキスの除去をしてもらったとのこと・・・

なお、こちらが除去されたアニサキスだ。
胃カメラで取ってもらったあとはすぐに症状が治まったという。

筆者
ひえー!こんなデカイのが胃に!?

実録2!3日間耐え抜いても・・・

次はサクラマスで当たったわけではないものの、
3日間耐えに耐え抜き、病院へ駆け込んだ迷彩爺さんの実体験をみていこう。

回転寿司で寿司を食べた迷彩爺さん。

食べたときは特に以上はなかったものの、その日の夜、胃の激痛で目が覚めた。
その日はまだアニサキスだとは気付かず、すぐに胃薬を飲んで事を凌いだという。

しかし!波はあるものの一向に収まる様子はない。

とにかく胃に何かが入ってると落ち着くのだが、空腹になると激痛の繰り返し。
幸い下痢や吐き気はなかったものの、胃に針を刺されたような鋭い痛みが続いたそうだ・・・。

3日経っても治る様子はない。ここで流石におかしいと思った迷彩爺さん。

病院に行ったところ、先生は胃に入れたカメラを見るなり・・・

先生

あーいるいる(笑)

その場で胃に刺さったアニサキスを摘出すると、すぐに痛みは治まったそうだ。

ちなみに生命保険に入っていると手術扱いになるので保険金が貰えるらしい。(迷彩爺さん情報)

実は他の寄生虫も!?

実は、生のサクラマスにはアニサキス以外の寄生虫も潜んでいる。

[東京都福祉保健局「生鮮魚介類を介するもの 日本海裂頭条虫」より引用(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/musi/03.html)]

例えばこちらのまるでかんぴょうのようなヒモ状のもの。
サナダムシでお馴染みの日本海裂頭条虫という寄生虫だ。

筆者
・・・!?

サクラマスはこの日本海裂頭条虫の第二中間宿主となっており、平成 22 年度食品安全確保総合調査「食品により媒介される感染症等に関する文献調査報告書」によると沿岸で獲れたマスの約27%が感染していたそうだ。

なおサナダムシはアニサキスほどの悪さはしないものの・・・

下痢、腹部膨満感などの軽度の消化器症状

を引き起こす恐れがある。

サナダムシはサクラマスの背ビレ、アブラビレ下の筋肉内に被嚢幼虫が寄生しているので気にしなければ見付けることも難しい。

美味しく安全に刺身を食べる方法とは

筆者
じゃあどうやって食べればいいんだよー!
ぐっどくん
そんなの簡単!奴らは冷凍したら死ぬぜ!

 

そう、サクラマスの刺身を食べたいなら一度冷凍すればいいのだ。
ただ、冷凍してすぐに死ぬわけではない。厚生労働省によると-20度で24時間の冷凍が推奨されている。

家庭用の冷凍庫だと-20度まで冷えない機種もあるので、念のため丸2日間は冷凍した方が安心。
この方法で筆者も何度もサクラマスの刺身(ルイベ)を食べているが、一度も当たったことはない。

まとめ

そんなわけで今回は、実際にサクラマスでアニサキス中毒にあったささきさん、そしてアニサキスで3日間苦しんだ迷彩爺さんお二人の勇者の実体験を元に、アニサキス中毒の恐ろしさ、そしてアニサキスに当たらないための対処法をご紹介してきた。

非常に辛いアニサキス中毒を避ける方法をまとめると・・・

・サクラマスの生の刺身は絶対に食べない。
・-20度で24時間(家庭用なら48時間)以上の冷凍をする。

この2点を心がけるようにしよう。

やっとの思いで釣ったサクラマス。釣ってからも苦労することのないようにしたい。

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