【2020年最新版】鮭(アキアジ)釣り竿・ロッド2万円台まで初心者オススメ7選!!

季節はすっかり夏。北海道でも道東の一部シーズンでは鮭(アキアジ)シーズンが到来中!

今年は去年よりもたくさん釣りたいと思っている方、はたまた今年こそはアキアジ釣りにチャレンジしてみたいと思っている方も中にはいるだろう。

中でも人気なのが、フロートの付いた仕掛けに重いスプーンを付けて釣る”浮きルアー釣り”だ。

筆者
でもどんな竿選べばいいか分かんないんだよね~。
ぐっどくん
そうそう!竿選びは経験者がいないと難しいんだよな。

今回はそんな迷えるアキアジ釣り師の皆様向けに、アキアジ釣り歴10年超の筆者が選りすぐりの浮きルアー向けロッド7本をご紹介!

価格も出来るだけ抑えられるよう1万円から2万円台までの比較的リーズナブルな初心者~中級者向けに選んでみたので是非ご参考いただければ幸いだ。

鮭(アキアジ)釣りのロッド・竿、選ぶポイントは?


実際の商品の紹介の前に、まず大前提として知っていただきたいのが鮭(アキアジ)釣りのロッド・竿選びのポイントについて

これを知っているか知っていないかで竿選びだけではなく、釣果に影響することも。

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アキアジ釣りの竿は丈夫なものを選ぼう

アキアジというと基本的な釣り場は足場が安全な堤防から、テトラの上、河口、磯など広範にわたる。
中でもテトラ上や磯での釣りは足場も悪く、気を付けていても竿をぶつけてしまうことが多い。

実際アキアジロッドの中には様々なコンディションに耐えられるよう、傷や衝撃などに対する表面加工を施したものも存在する。

よって選ぶポイントの第一に丈夫なことがあげられる。

特に初めてのうちは取り込みに夢中になって竿に余計な負荷がかかってしまったり、誤って地面や障害物にぶつけてしまったりとアクシデントも多い。


筆者の所有するAGSガイドのロッド。感度抜群などのメリットがある分、衝撃には弱いので使用には気を使う。

中には飛距離を伸ばすためにAGSガイドのようなカーボンを使用した高感度のモデルも存在するが、こういった点から初めてのアキアジ釣りにはあまり向いていないと考える。

長さは?錘負荷はどれくらい?

第二に長さ10f(3m弱)以上、錘負荷60g以上であることが重要なポイントだ。

アキアジ釣りでは”跳ね打ち”という言葉があるほど、遠方で跳ねているアキアジの目の前まで浮きルアーを飛ばさなくてはいけないことも。

そんな時に10f以下では届かないシチュエーションも多く、有利な釣りを展開するためにも10f以上の物を目安に購入するようにしよう。

筆者
じゃあ長ければ長いほどいいってわけだね!
ぐっどくん
いや!長くなると重くなるから自分の体に合わせて選ぶのが大事だぜ。

鮭(アキアジ)釣り竿・ロッド1万円台のオススメ!

では実際に筆者オススメのロッドを紹介していこう。
なお鮭釣り用の専用ロッド5本、青物ロッドから2本のラインナップとなっている。

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アブガルシア/ノースフィールドアキアジ

アブガルシアから発売されているノースフィールド アキアジ。
2016年6月にアキアジ釣り専用ロッドとして発売され、値段も手ごろなことから初心者にも人気の1本。

実際アブガルシア自身も気軽に始められるリーズナブルなロッドとして売り出している。
1102Hで283gと比較的軽量なことから、キャストし続けても疲れにくいのも嬉しいポイントだ。

実売価格1万5千円~(2019/7月現在)

Xカーボンテープ採用(トルク・ねじれ耐久UP)
SICガイド採用(PE使用時も安心)

1102H 283g

ダイワ/リバティーフォースAK

あの有名釣り具メーカーダイワから発売されている”北海道特注アキアジロッド”。それにも関わらず実売価格1万円を切る非常にお手頃な一本。
初心者のまず1本目としては機能・デザイン共に申し分ない出来。

ただデメリットを上げるとすると重量が重く、さきほどのノースフィールドと比べると同じ長さで60gほどの差がある。簡単に表すと浮きルアーのスプーン1個分だ。

調子はアキアジ向けのスローテーパー。値段重視で重さを気にしない方には十分使えるロッドになっている。

実売価格1万円~(2019/7月現在)

北海道特注ロッド
アキアジ向きスローテーパー

1103H 340g

シマノ/コルトスナイパーBB

お次は専用ロッドではないが、アキアジにも十分使えるコルトスナイパーBB。

価格帯的には先ほどの2本と変わらないのにも関わらず、ステンレスKガイド採用の非常に優秀な設計。
ここはやはり大量生産・販売が出来るショアジギロッドならではのメリットだろう。

実は昨年筆者が常用していたのはこれの一つ上のクラスの無印コルトスナイパー。

結構ガチガチのため、当たりを弾く心配もしていたのだが、実際には合わせも決まりやすく特段不便は感じなかった。

それよりも青物ロッドのため、万が一混雑する釣り場でアキアジが走った際にも有利に勝負することが出来るメリットも。
固さゆえに最初は浮きルアーをキャストするのにコツがいるかもしれないが、慣れれば全く問題ないだろう。

実売価格1万5千円~(2019/7月現在)

ステンレスKガイド(PE使用時にも安心・飛距離アップ)

ハイパワーX構造(遠投性能・パワー)

S1000MH 266g

ダイワ/ジグキャスター

お次も同じく青物ロッド、ダイワのジグキャスター。
理由は先ほどのコルトスナイパーBBと同じで、値段も手ごろかつパワーも申し分ない。

コルトスナイパーBBよりも少し安い分、Kガイドは採用されていないが、トップはSICガイドとPE使用時も安心の一本だ。

ダイワ派かシマノ派かによって選び分けてもいいだろう。

実売価格1万1000円~(2019/7月現在)

トップSICガイド(PE使用時にも安心)

S106H 300g

アルファタックル/クレイジーサーモンシャフト

1万円台の最後は19年6月に発売されたばかりのNEWロッド。

アルファタックル クレイジーサーモンシャフト。

この商品の特徴は何といっても実売1万を切るその安さだろう。それでいてFUJIガイド搭載なのだから非常にお買い得感を感じる。

残念ながらまだ発売されたばかりなのでレビューなどはないが、銀聖”シリーズ”などを販売するテイルウォークと兄弟企業のアルファタックルは非常に信頼できる老舗メーカー。

安く専用ロッドが欲しいという方にはおススメできる1本だ。

実売価格1万円~(2019/7月現在)

Fuji工業社製ガイド

S1002 221g

鮭(アキアジ)釣り竿・ロッド2万円台のオススメ!

お次は信頼感抜群の2円台のモデル。
この価格帯はリーズナブルなだけでなく、機能性にも特化した商品が多くなっている。

テイルウォーク/KEISON GINSEI PLUS

2015年5月からテイルウォークから発売されているKEISON GINSEI PLUS。

先ほど紹介したノースフィールドアキアジやリバティーフォースAK同様に、アキアジ専用設計のロッドだ。

このロッドは表面に傷や衝撃などに耐えうる表面加工がなされており、さらにバッド部分にはサーモンのイラストが描かれておりデザインも良い。

重さも106Hで260gと軽量。筆者の周りでも使用ユーザーが多く、おススメの一本。

実売価格2万円~(2019/7月現在)

防傷、衝撃加工
Kガイド搭載

106H 260g

パームス/レラカムイ

最後はパームス レラカムイシリーズ。

レラカムイは2013年ごろから発売されていたが、今年フルモデルチェンジ。
バッドエンド部分には北海道マークがしるされており、まさに限定ロッドという名にふさわしい一品。

値段も2万円台前半とお手頃。ぬくもりを感じるコルクを採用するなど、見た目にも機能性にも満足できる1本だ。

旧モデルと誤って購入してしまわないようにだけご注意。

実売価格2万3千円~(2019/7月現在)

XCARBONOLOGY(補強システム・ねじれへの剛性アップ)

Kガイド搭載

106H+ 253g

まとめ!アキアジ釣り、しっかり揃えてレッツチャレンジ!


そんなわけで今回は、これから始まるアキアジの浮きルアー釣りにぴったりな7本をご紹介してきた。

現在すでに持っているシーバスロッドで代用することも可能ではあるが、対サーモン用として設計された専用ロッドで釣り上げるのはやはり気持ちがいい。

ぜひお気に入りの1本を探して、楽しいアキアジ釣りへ挑んでいただきたい!

2020年の鮭(アキアジ)釣り最新情報はこちら!

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