【2021】道東鮭・カラフトマス釣り遠征へ!2年振りに感動の再会果たす。

さて毎年恒例”道東鮭・カラフトマス遠征”の季節がやってきた。

早くも今年で4年目となるこの遠征。

実際今年は新型コロナウイルスが猛威を振るっていることもあり中止の可能性もあったのだが、
緊急事態宣言前だったこと、ワクチンの二回接種が間に合ったこと、飛行機移動をやめて車での移動に切り替えられる見通しが経ったことなどから、今年も開催できる運びとなった。

毎年何かしらのドラマが起きるこの遠征だが、果たして今回はどんな遠征になったのか。

遠征前日。まずは車にPCをブチ込む。

なお参加メンバーはお馴染みの道東在住特派員I氏と離島遠征常連のHIROKI(最近道南移住)の三人。
ちなみに移動手段の車はHIROKIが最近購入した某高級縦長貨物車に惜しげも無く荷物を運び込み、見事なふぃっしんぐっど機材車へと変身させた。

今回の機材車。ロッドホルダーに動画編集用のデスクトップまで搭載。大人の遊び心溢れる車だ。

読者の方ならご存じかと思うが、最近youtubeチャンネルを作った筆者は”現地で動画編集したら色々捗りそう”という安易な考えに至り、デスクトップパソコンまで乗せたのだが、一本の動画に6~8時間も掛かるのにやる時間があるはずもなかったのは内緒。

それどころか移動でモニターは倒れるわ、傷が付きそうでヒヤヒヤするわで完全にお邪魔な子に。
うん、完全にノートパソコン一台で良かった。

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10時間掛けて…一年ぶりの道東へ!

いざ道東の地へ。

準備も無事に完了し、いざ道東の地へ。
なお順路はほぼ毎月道東から道南へ釣りに来ている特派員を真似して漢の下道10時間コースへと挑んでみる。

中間地点の道央付近までは筆者が運転、道央から道東まではHIROKIの運転で向かったのだが、やっぱり遠い。特に夜明け前の支笏湖辺りはシカまみれだし、ずっとハンドルを握っているとさすがに眠くなってくる。

これを仕事終わりにこなして休憩なしに朝マズメから釣りをしている特派員I氏って何者なんだろう。

特派員I氏
道東から道南?近いですよ?

振る前から折れるコルトスナイパー。

運転を変わった辺りでふと天井を見上げると持ってきたコルトスナイパーの穂先がおかしいことに気付く。

一瞬運転の疲れと眠気で視界がゆがんでいるのかと思ったが、実際にゆがみの位置を触ってみるとどうやらそういうわけではないらしい。

うん、折れた。

この前ショアジギした際は80gのジグを振ってもピンピンしていたし、積み込みの際に穂先に負荷でもかかったのだろうか。
幸いトップガイドからすぐの箇所だったので、道中で接着剤と紙やすりを購入して仮補修に成功したのだが、スタート前にこれは何かの暗示だろうか。

キャスト開始!飛び交うデンケミ。

午前4時前、前日の運転の疲れからか初日からやけに疲れた体に鞭を打ち、全員持ち場へつく。

釣り場全体では大体40人程度といったところだろうか。まだ夜明け前の薄暗い空に赤と緑のデンケミがビュンビュンと行き交う姿を見て、今年もこのシーズンが始まったのだと実感。

ケガから復帰したコルトスナイパー。頑張ってくれ。

一応ロッドは汎用性が高いコルスナと遠投用のカムイトゥクシーを持参したのだが、この釣り場はそこまで投げなくても魚の群れに届くことができるため、道中すでに痛手を負ったコルトスナイパーに浮きルアーを結んでキャストを開始。

徐々に明るくなっていく空を眺めながら今か今かと、三人とも鮭のアタリが出るのを待つ。

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2年前のトッカリおじさん。現る。

それから2時間が経っただろうか。
そろそろ来る。もうすぐ来る。とパチンカーのような発想になりかけながら振り続けていたのだが、それらしきアタリは一度も無い。

さすがに暇になってきたので釣り場をグルッと偵察に出掛けた特派員。

やけに一カ所で話し込んでいると思ったら、戻ってきて開口一番。

特派員I氏
とっかりおじさん居た(笑)
kawaguti
え!?!?

そう、2年前に当ブログでも登場し、三日間に渡って一緒に釣りをしたおじさんである。

詳しくは過去記事を参照いただきたいのだが、広い釣り場に響き渡る声で”トッカリがいたぞ”と叫んだり、おじさんの魚を掬って筆者がスマホを落としたりと色々と思い出しかないクセ強おじさんなのだ。

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去年同じ釣り場に行っても居なかっただけに、これには筆者と特派員もビックリ。

とっかりおじさん
おー、スマホの時は悪かったな(笑)

ちなみにおじさんも筆者らのことはばっちり覚えていたようだ。

なぜか前歯二本が消えているのは気になったが、車のショック交換を自分でやっていた際に力をかけすぎて部品が飛び、気付いたら前歯が砕け散っていたらしい。

うん。クセの強さはご健在。

それにしても名前も住んでいる場所も知らないのにまたこうして釣り場で再開できるのは最高に素敵なことだ。アキアジ釣りというとピリピリとした険悪なムードが漂いがちだが、時にはこんな出会いも存在する。

だからこそ釣りは辞められない。

ちなみにこのおじさん、後日の記事でも登場し、とんでもない事実が発覚するのでこうご期待いただきたい。

釣果は聞かないでください。

初日なのに気持ちよく締めたみたいになったが、釣りの方は振るわずにアタリも無いまま終了となった。
全体でも上がったのは3,4本といったところ。やはり前情報通り、今年はどこも厳しいらしい。

アイスで乾杯。

釣り場で昼寝をして、道中の温泉に浸かってソフトクリームを食べながらリフレッシュをし、一同は翌日の知床カラフトマス遠征へと向かったのであった。

ーーーーー過去の遠征記事はこちらーーーーー

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